kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

”太陽快適SW”の走行充電SW詳細

2016-11-25 11:07:04 |  ソーラー全般 周辺項目

<走行充電カット系の詳細>

北海道では氷点下以下の気温、関東では11月としては、54年振りの初雪と一気に寒く成りました。

流石の東海でも、昨日ファンヒーターを出しました。

炬燵は当然ながら既に、しっかり活用中です。

(@_@;)

そんな今日は、”太陽活用SW”の内、走行充電カットSW(スイッチ)に付いてもう少し詳しく紹介させて頂きます。

尚、走行充電カットは何ら不具合を誘発する事は無いと考えますが、あくまで自己責任でお願いします。

万一、Kenyが人柱に立ちましたら、即、ご報告させて頂きます。

まぁ~暫く様子見が良いかと。。。。

(@_@;)

 

走行充電はフロアー下ですから、下側SWが走行充電カットSWです。(赤丸部)

走行充電カットで、エンジンパワーが向上し走行フィーリングが改善する事は昨日、お話させて頂きました。

何と言いましょうか、重い足かせが外れたような。

追い越しが楽に成ったような。

吸気音が高音に成り、兎に角フィーリングが2ポイントは向上したようです。

 

どうも前置きが長く成るようですね。

本題の回路から、再度説明させて貰います。

バンクスの取り説に添付されています回路図です。

 

赤丸が走行充電リレーです。

そして、何故かトリプルサブ側に描かれています、「ING」回路が走行充電リレーの駆動回路です。

尚、「ING」はミスプリントのようです。

正しくは、「IGN」 イグニッションの略号ですね。

そして、青矢印 1.25sq線が目的のリード線と成ります。

このリード線にSWを入れ、回路を断続してやれば走行充電リレーのON/OFFが出来ます。

このIGN回路が運転席付近で見つかりますと、配線が楽に成るのですが、その顛末は前回お話しました。

 

次に現物での回路説明です。

フロアー下にウオルボックスが有り、開きますと走行充電リレーが収まっています。

走行充電リレーの頭部付近から赤色 1.25sqのリード線が出ています。

これが駆動回路と成ります。

この赤色リード線は黒色チューブを被せられ、フロアー下をフロント側に向け走って行きます。

そして、フロアーをトリプルサブ下辺りで貫通し、ダイニング内 セカンドシート下に入ります。

(説明は総べてコルドバンクスですから、ご自身の車両で確認して下さい)

赤矢印の細い黒チューブ線が駆動回路リード線です。

セカンドシート下には、御存じトリプルサブ、すぐれもの充電器、各種リレー等がぎっしり入っています。

この中から当該黒チューブ線を見つけます。

回路図でIGN回路が、トリプルサブ方向に記載されていたのは、このレイアウトからのようです。

 

ハーネス束のタイラップを1ケ所切断します。

その後は当該黒チューブ線を抜き、引き出します。

前回説明しましたが、運転席側の走行充電リレーの駆動回路接合部が発見出来ませんでしたから、この部分で接合する事としました。

 

一般的にこんな改造しますと、元に戻せなく成り困るとお思いかも知れませんが、元に戻す事も前提で改造は進めます。

具体的には、今回の黒チューブ線をカット後、オス、メスギボシを取付、万一カットSWが故障、不要と成った場合はこのオス、メスギボシを勘合させれば従来の走行充電回路に戻せます。

 

黒チューブ線に間違いが無い事を再度確認し、ニッパーで切断します。

こんな回路切断時には、ドキドキしますね。

(@_@;)

切断位置はギボシカシメが出来るスペースが、確保出来る位置とする事が重要です。

 

そしてギボシカシメ後の姿です。

運転席側から来るリード線は活線(DC12V +)ですから、此方をメスギボシとしショート防止とします。

走行充電リレー側は負荷ですから、通常は電荷は掛って居ませんからオスギボシですね。

 

アース線はカーナビアース部から取りますと、走行充電カットSWに近く便利なようです。

走行充電カットSW用のアース線に、逆起対策ダイオードを接合します。

右側 赤矢印部はアース線とダイオードのアース側が同時カシメとしています。

尚、ダイオードには極性が有りますので、注意が必要です。

 

もしダイオードの極性は知らないと仰る方は勉強されるか、手は出さないほうが賢明かと。。。。

最近、自分は素人だから説明するのが当然だとお考えの方も見えるようですが、何か違うような。。。

中央の赤矢印は、ダイオードです。

青矢印がダイオードの+極リード線です。

この+極リード線は、走行充電リレーの駆動回路に接合されます。

 

走行充電カットSWのON/OFFに共ない発生する、逆起(逆起電力)をアースに逃がし走行充電カットSW内のLEDランプ破損を防止します。

まぁ~、分かり辛かったかも知れませんが一言で言いますと、走行充電リレー回路にSWを入れ断続するのです。

ある意味簡単だと思うのですが。。。

 

皆様の健闘を祈っています。

ホント、目から鱗とはこの事かも知れませんよ。