<回路探しに苦労しました>
昨日の日曜日は、もう少し晴天に成るかと思いましたが、一日厚い雲が立ち込めました。
施工に丸一日掛りましたから、お出掛け虫が起こらず施工に専念出来たと言う所でしょうか?
まずは、インストロメントパネル(以下 インパネ)の木目ガーニッシュから外します。
取り外しに当たっては、万一の場合でも傷付きが目立たない、下部の爪から外す事をお勧めします。
レバーを差し込み、木目ガーニッシュを手前に引く感じで、爪を外します。
電装部品をご自身で取付の方は、一度は外す事に成る部位ですね。
指先が入る位に成りますと、最上部の爪を外す為に手前側に引きます。
木目ガーニッシュは下部、最上部の爪のみで、固定されています。
ソーラーの充電混触対策は、配線をヒューズボックスから取っていますから、スンナリと回路が決まります。
混触対策リレーを作動させる、「新設スイッチA」用のサブハーネスを作成します。
1本のコルゲートに2回路を入れ、其々平端子、逆起防止ダイオードを取付ました。
上記写真の左側端子部に逆起防止ダイオードを取り付けています。
右側端子が、「新設スイッチA」に接続されます。
インパネ内に通線する為、まず針金を通します。
通しました針金に、作製したハーネスを巻き付けます。
ハーネスの端子部にはビニールテープを巻き、引っ掛かり防止しますとスムーズに通線出来るようです。
実は土曜日、お昼頃から作業し初日はここまででした。
何処から電源を取るか、通線するか?の検討に時間を取られたようです。
開けて日曜日も、お昼前からの作業開始でした。
新設スイッチのアース接続箇所は、見逃しもあり2ケ所と成りました。
【新設スイッチA アース接続】
既設の助手席裏のアース回路利用。
【新設スイッチB アース接続】
インパネ内、カーナビアースポイントの流用。
このアースポイントに早く気が付きますと、既設の助手席まで引く必要は無かったのですが。。。
作成しました、カーナビアースポイント部用のハーネスです。
「新設スイッチB」用ですから、此方に逆起対策ダイオード(赤丸)取付です。
ここから相当考え込んでしまいました。
走行充電用の「新設スイッチB」を回路の何処に割り込ませるかが難しいのです。
ハーネス作成、取り回し上は、インパネ付近の走行充電リレー回路に入れるのが一番合理的なのですが。
ヒューズボックスのヒューズを抜き、刺しし、散々調べたのですが、分かりません。
当然ながらバンクス取説の回路図には、記載が有りません。
悩み抜いた末、ハーネス取り回し上は無駄が多いのですが、走行充電リレー付近に「新設スイッチB」を割り込ませる事にしました。
走行充電リレーの遅延回路?の影響も有りますから、出来るだけ原形の回路は生かす事が重要ですね。
床下収納箱を外し、ウオルボックスを開きます。
幸いにも煙も出無かったのですが、白髪の爺さんが覗き込みます。
赤丸部が走行充電リレーの駆動回路ですね。
アースはボデーアースで、カムロード車体に落ちています。
この駆動回路 赤リード線を追いますと、フロアーを貫通しトリプルサブバッテリー部、セカンドシート下から室内に入っていました。
まぁ~室内に来てくれていますと、ある程度は助かります。
セカンドシート下のハーネス束から、走行充電リレー駆動線を引っ張り出します。
赤丸部 矢印の黒ビニールに包まれているのが目的の線です。
この走行充電リレーの駆動回路電線サイズは、1.25sqでしたから手持ちが無いのです。
5mも有れば足りるだろうと、買いに走ります。
実際取り付けますと、5mで約40cm程度余っただけで、胸を撫で下ろしました。
何とか、総べてのハーネスをインパネ内 新設スイッチ部まで配線出来ました。
各リード線には後日の為、回路名を取り付けています。
いよいよ接合です。
スイッチ裏を良く良く見ながら、間違わないよう接続します。
スイッチONで照明LEDが点灯する回路を採用しています。
接続後は作動を確認します。
煙が出ないか?
ヒューズは飛ばないか?
照明LEDは点灯し、切れないか?
とかとか。。。。
どうやら成功したようです。
下側の「新設スイッチB」をエンジン始動状態で、ON/OFFしますと走行充電リレーが、「カチカチ音」を発し間違い無く、ON/OFFをします。
それと共に、エンジン負荷が変化する事が分かります。
走行充電が不要時には、切りますと燃費にも好影響を及ぼしそうです。
陽もしっかりと暮れたようです。
本日は約8時間の作業時間でした。
さぞかしビールが沁みる事でしょう。
効果確認は、お天道様がしっかり出て居る秋晴れの下でやりましょうか?
楽しみです。
それにしても走行充電回路には、苦労させられました。
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