kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

トイレが壊れた!

2016-11-01 12:39:45 | 生活

<キャンカーではありませんよ>

今週はもう少し、秋晴れが続くのかと思っていましたが、雲が多いような。

スッカとスッキリ!

秋晴れ! と行きたいものですが。。。

 

そんな今日は我が家のトイレが壊れたのです。

バンクスのトイレでは無いのですが、お聞き下さい。

 

家のリホーム時に交換しました、TOTO製 タンクレス ウオシュレット付き便器です。

今回、調べた所、しっかり10年が経過はしていました。

当時は最新型で、タンクレスのスッキリデザインに憧れ、高額商品でしたが購入しました。

 

それが、キッカリ10年で壊れるとは。

丁度、紅葉キャラバン中に家よりメールでトイレが壊れ排水出来ないとの事でした。

 

これは一大事とばかりに引き返した訳では無いのですが、確かに水は出るのですが、排水がされません。

手動バルブを操作しますと、正常に注水、排水共に出来ます。

通常、リモコン操作しますと作動音が聞こえるのですが、作動音がしません。

 

注水量が少ないのかと、設定変更して見たのですが排水に変化は有りません。

これは、TOTOさんに依頼するしか無いと判断しました。

 

実際に修理に来る方のお話では、バルブ交換で直るでしょうとの事です。

そのバルブがこれ!

バルブ、駆動モーター、ソレノイドのバルブアッセンブリーです。

お値段 21,600円 也!

 

ウンを出さない訳には行きませんから、渋々修理依頼しました。

朝10時位に電話し、お昼過ぎには訪問してくれました。

修理自体は小一時間で終了はしたのですが。。。。

交換費用、出張料含め合計34,668円の請求でした。

 

年金生活の身には応えます。

当然ながら保証期間は過ぎており、有償修理、それにしてもお高いです。

こうなりますと、持ち前の反骨精神が頭を持ち上げます。

 

バルブの何処が壊れたのかと疑問が湧きます。

有償修理ですから、交換した部品は当然ながら、我が手に入ります。

 

早速、分解調査です。

 

【外観】

変形、水漏れ、滲みを含め異常はなし。

 

【モーター部】

タッピングビスを外しますと、バルブ駆動シャフトが見えます。

本来は電気作動確認をすべきですが、電源がDC24Vに付き外観確認のみと成りました。

モーターはステッピングモーターのようです。

このモーターでバルブ開閉を行う構造のようです。

まぁ~一番故障が発生しやすい部分です。

【バルブ部】

赤丸部がモーターのシャフトが勘合する部分です。

ドライバーを差し込み、動作確認しましたが有る程度の摺動抵抗を持ち、作動に異常は有りません。

次に分解し内部を念の為、確認します。

10年使用ですから、内部に茶色の水垢が付着しています。

水垢の水準は、バルブ作動に影響を与えるほどの物では無いと判断出来ます。

バルブ摺動部のパッキン、バルブ本体に異常は認められず、継続使用可能と判断しました。

更に内部も綺麗な物です。

パッキンリングもほとんど劣化は認められません。

【手動バルブ部】

この白いバルブハンドルを回転させ、手動で注水、排水が出来ます。

(本来は停電時に使用する緊急バルブ)

ソレノイド側を外します。

内部には水垢の付着も無く、まったく正常です。

ソレノイド側も分解し内部を確認しますが、異常は認められません。

拡大しますと、こんな感じで10年も使用された製品とは思えない水準です。

【下部 右サイド部バルブ】

内部には、薄く水垢が付着している程度です。

ゴム部品のダイヤフラム?等にも劣化は認められません。

このようなバルブ内部のゴム部品は太陽光からのオゾンも受けませんから、劣化は少ないようです。

バルブですから、機械的摺動に伴う摩耗が若干発生する所でしょうか。

しかし、常時、水に触れており摺動抵抗も小さく、摩耗も進展し辛く耐久性的には有利な構造と言えるようです。

ダイヤフラム?部拡大です。

劣化は認められません。

サイド部のバルブにも異常は有りません。

【調査結果まとめ】

バルブボデー本体、各部バルブ、バルブ摺動部に異常は認められません。

作動確認時、作動音が聞こえない所から、バルブを作動させるモーター部に故障があった推察されます。

<<【ここから重要】>>

いわゆるステッピングモーターだとしますと、10年の寿命は一般的な寿命と考えられます。

小生の電動シャッターのステッピングモーターセンサーも10年で破損し交換しました。

 

モーターの寿命故障であれば、上記写真のモーター、ソレノイドの交換で修理すれば安い修理が可能と考えられます。

バルブアセンブリーで交換する必要は無いのです。

これこそが省資源、省エネに繋がりますよね。

ユーザーも安い修理が出来れば、嬉しい?!と思うのですが。

トイレ便器はタンクレスが流行のようですが、故障しますと高い修理費が発生するようです。

まぁ~世界のTOTOさんですから、モーター、ソレノイドのショートパーツも出されているのかも知れませんが。。。

 

次回、交換時はタンク付き便器にします。

構造が簡単で汎用バルブも安価に売られているようですから。