<既存ソーラーパネルの有効活用>
ソーラー発電に於ける効率は、ソーラーパネルの性能もさる事ながら、太陽高度(太陽光入射角度)が大きく影響する事が分かりました。
一般的なキャンカーの場合、ルーフ上に水平に取り付ける場合が多いと思います。しかし、この水平設置では効率が良いとは言えません。
今日は、発電効率の良い設置に付いて考えて見たく思います。
ソーラーパネルの発電性能の計測は、太陽光入射角度 41.8度で有る事を前々回にお話ししました。
この太陽光入射角度 41.8度をまるめ、40度以上の太陽光入射角度を得る方法に付いて検討してみました。
1年間の平均的な太陽光入射角度が得られる、春分の北緯35度 名古屋での太陽高度グラフです。
青グラフが、平面に降り注ぐ太陽高度です。
太陽高度 40度以上 約9:15 ~ 約14:15の間
太陽高度ピーク 約53度
赤グラフは、20度の角度を付けた架台を、取り付けたとした場合です。
太陽高度 40度以上 約7:30 ~ 約16:00 の間と成ります。
太陽高度ピーク 約75度
太陽高度ピークで41% 改善と成りますから、ソーラーパネルの設置角度の重要性が分かります。
高価格の高性能ソーラーパネルであっても、その改善率は数パーセントなのですから・・・
ソーラーパネルに架台を利用し、角度を付けたとしてもキャンカーの場合、移動しますから更に一工夫が必要となります。
ソーラーパネル面を南方角に向ける必要が有ります。この辺りの制約が有るとしても、長期滞在ではかなり有効と成ると思うのですが。。。
コルドバンクスの場合、ダイネットは右側ですから右側の大きなウインドウを南側に向ける事と成ります。
南側に向けた、ダイネットウインドウから冬の暖かい光を受け、ルーフには右20度傾け取り付けられたソーラーが効率良く発電している。
想像の翼が広がります。
くれぐれも走行中、ソーラーパネルを飛ばさない架台にしないといけませんですね。
参考HP ケイサンカシオ
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光を受ける角度を維持する事は難しいと思います。
しかし、角度固定であれば出来そうですから、DIY腕を捻ってみますか?!
せんべいオートキャンプ場では朝と昼で置場所をかえてましたから(笑)
せめて左右自在に角度を変えられるシステムを考えてください。。。
ソーラーパネル回転装置の重さで、ルーフが潰れるかも知れませんね。
これも難しいですね。電気、エアーで動かそうとすると装置が大きく成りますから、取りあえず斜め20度設定でしょうか。