kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

誰にも出来るブレーキ調整!

2017-06-17 09:18:58 |  ブレーキ

<正しい調整で制動力UP!>

昨日に続き、今朝も晴天に恵まれています。

一部では、水不足の懸念も出て来ている位です。

晴天続きの所為か、当ブログのアクセス数も過去最高を記録しています。

Gooでは訪問者ポイント(INポイント)も 517ポイントと過去最高なのです。

このアクセス状況は所謂、ソフトウエアーでカウントしていますから信頼性が有ります。

ランキングのINポイオント数とは、別物ですね。

(@_@;)

 

昨日に続き、お礼申し上げます。

 

そんなアクセス状況に気を良くし、今日は知識としては知っていましたが、実行が出来ていなかったブレーキ調整に付いてです。

コルドバンクスを始め、キャンピングカーのブレーキは効かない?

甘いと言うのが、常識のようです。

 

カムロード、ハイエース等がベース車輌である場合、フロントブレーキはディスクブレーキですね。

リアブレーキはドラム式と成ります。

ここまでは、皆さん充分御存じの内容だと思います。

 

フロントのディスクブレーキは、パッドとディスクのクリアランス(隙間)が自動調整されますから、定期点検を除き、特に異常が無い限り調整は不要です。

(写真の赤丸は無視して下さい。過去写真です。)

問題なのはリアブレーキなのです。

ドラム式 リアブレーキにもクリアランス自動調整装置が装備されています。

この事はカムロードの取説にも記載が有りません。

通常使用に於いて、リアブレーキの自動調整装置は車輌をバックさせた時に作動します。

しかし、この通常使用に於いて自動的に作動すると言うのがミソでして、作動が弱い状況が有るのです。

 

【リアブレーキ自動調整不足の影響】

リアブレーキのブレーキライニングは使用過程に於いて摩耗します。

摩耗しますと、ブレーキドラムとのクリアランスが大きく成り、ドラムのライニング面までの距離が大きく成る事からブレーキ使用時の空走時間が大きく成り、ブレーキ甘い、効かないに至ります。

 

本来で有れば、フロント、リアブレーキが共にほぼ同時に効く所ですが、フロントのディスクブレーキにばかり頼った制動と成る事からもブレーキ甘さを感じる事に成ります。

 

同時にサイドブレーキレバーの引き代が大きく成ります。

新車時よりサイドブレーキのワイヤー引き代調整はしていない場合、4ノッチ(引き時に発生するカチカチ音の数)程度引ける状態と成ります。

尚、基本的にはサイドブレーキワイヤー引き代調整はワイヤー部で行っては駄目です。

クリアランス自動調整を正しく行なえば、引き代も新車時と同等に復帰します。

 

まぁ~本来はこのクリアランスを自動的に調整するハズなのですが、弱いようです。

 

【誰にも出来るリアブレーキ調整方法】

ここからが本題です。

まず、フットブレーキの踏み具合を数字で表現して見ます。

全体を10段階としますと

5・・・・・通常ブレーキング時踏力

8~9・・リヤブレーキ自動調整時 踏力

10・・・パニックブレーキ(ロック状態)

 

ブレーキ調整時には、ある程度のスピードを出しますから、人、車等が居ない広い駐車場で実施して下さい

くれぐれも事故等には、厳重注意です。

 

<調整方法>

ミッションをバックに入れ、サイドブレーキは開放します。

後方、左右、上下の安全を確認し、バックで約時速5~15Kmのスピードを出します。

その後、フットブレーキを踏力 8~9程度で強く踏み、停止します。

 

これを2~3回繰り返します。

 

その後、サイドブレーキ引き代を確認し、1~2ノッチで効くよう変化して居ましたら完了です。

引き代の変化は、新車時よりワイヤー調整して居ない場合です。

有る程度のバック時スピードと、強いフットブレーキ力により、クリアランス自動調整装置を正しく作動させる事が出来ます。

 

クリアランス自動調整装置に付いては、また別途とさせて下さい。

 

尚、このリアブレーキ自動調整を行いますと、フロントのディスクブレーキパッド摩耗と同様に、ブレーキマスターシリンダーのブレーキフリュード液面が調整分だけ低下します。

カムロードのブレーキフリュード点検は何処で出来るか、御存じでしょうか?

 

運転席ドアーを大きく開きますと、見えます。

ブレーキ自動調整により低下しました、ブレーキフリュードは液面がMINラインより上に有れば、補充する必要は有りません。

黄色線がMINラインです。

赤線が液面ですね。

くれぐれも、後方の安全を確認し、リアブレーキ自動調整を行って下さい。

フットブレーキの踏み代の減少。

サイドブレーキの引き代減少を、実感して頂けると思います。

そして制動力も新車時に比較し、当たりの付いた状態すので、向上を感じる事も出来ます。

こんな事も忘れておりましたが、思い出し、やって見ますと効果が実感出来ました。

 

調整時には、後方確認をお忘れなく!



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やってみましょう (COMTECH)
2017-06-19 18:37:36
広いガラガラの駐車場に立ち寄る機会にやってみましょう。
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COMさん (kenyじぃーじ)
2017-06-20 09:40:55
 いゃ~~挑戦される方が現れましたか?!
本来であれば、車輌のバック時にブレーキを掛ければ調整されるのですが、普通、大人しくフットブレーキを踏みますよね。

そうしますと、リアブレーキ自動調整が弱く作動し、結果としてクリアランス拡大を招くようです。

リアブレーキがドラム式の場合、乗用車で有れば軽四からハイエース、カムロードクラスまでほぼ同様の構造ですから、使い出の有る技なのですよ。

車重の重そうなオルビスには、効果てき面でしょう。

やるなら今でしょう!
鬼怒川堤防下の公園に走りましょう!
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