kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

ソーラー火災に注意

2019-01-30 11:38:10 |  ソーラー全般 周辺項目

<全国的に見ますと有るようです>

昨日の新聞には驚かされました。

新聞1面に「太陽光パネル 延焼リスク」「11万棟」ですからね。

内容を見ますと、屋根と一体・不燃材が無い型に於いてソーラーパネルから発火し家屋の火災が発生していると言うものでした。

 

ソーラーパネルをキャンカー屋根に搭載していますKenyとしましては、見逃しては成らない記事なのです。

 

内容を読みますと、屋根瓦とソーラーパネル一体型のソーラーパネルからの火災が多いとの事です。

家庭用の屋根に搭載されるソーラーパネルには、大きく4タイプが有るようです。

 ①、瓦上に架台を使用しソーラーパネル搭載型

 ②、瓦下に鋼材等の不燃材を敷設し架台を使用しソーラーパネル搭載型

 ③、ソーラーパネル下のみ鋼材等の不燃材を取付、架台を使用しソーラーパネル搭載型

 ④、不燃材を使用せず架台にソーラーパネル搭載型

2017年11月までの約10年間に発火等のトラブルが127件発生したそうです。

その内、消費者庁が調査した72件中、モジュール、ケーブルから発生したのが13件。

そして、少なくとも7件が屋根側に延焼していたことが分かったとの事。

 

家屋もキャンカーもソーラーパネル搭載は屋根上が一般的ですから、発火に気付かない事が多いようです。

火災の例では、ソーラーパネルのモジュールユニット付近の焼損が大きい事から、ここが発火元と推察されます。

そんな事からモジュール、ケーブルの点検と不燃材挿入、架台の設置を勧めていました。

 

キャンカーのソーラーパネルは、ほぼ100%が屋根上に搭載されています。

簡単にタイプ分類します。

 ①、フレキソーラーパネルを屋根に直接接着

 ②、ガラスソーラーパネルを屋根に直接取付

 ③、ガラスソーラーパネルを屋根に架台使用し取付

 

この3タイプに集約されるでしょう。

Kenyのソーラーパネル搭載方法は、③の架台を使用取付にあたります。

まずは架台下の隙間大きさを確認しました。

 

コルドバンクスのソーラーパネル搭載位置のルーフ形状には、補強の凹凸が設定されています。

 ①、凹部隙間 約100mm

 ②、凸部隙間 約75mm

ソーラーパネル下の隙間は架台の影響でルーフ面から充分な隙間が確保されており不燃材は無いものの延焼に対しては有利と思われます。

 

次はケーブル類の絶縁被覆摩耗、損傷に対する点検と対策です。

ソーラー関連のケーブルは、取付時に基本コルゲート処理を行い架台にタイラップで固定としました。

ルーフに登り点検からですが、キャンカーにはラダーはやはり必需品ですね。

フロント側から順次点検と対策を実施しました。

点検結果は摩耗、損傷は認められないものの、更なる改善は行いました。

 

ケーブルジョイント部がルーフ面に直接干渉しています。

対策は2本のケーブルをマトメ、架台にタイラップで固定しました。

 

そして、BSアンテナ線の一部にコルゲートが無い部分が有り、ついでにコルゲート処理しました。

天側から見た方が分かり安いでしょうか?!

白いケーブルがBSですね。

BSアンテナケーブルのソーラーパネル搭載ソーラーパネル側にもコルゲート処理します。

まずはクランプの取外しからです。

まぁ~、BSケーブルだから良いかと思っていたのですが、このケーブルにも5Vの電圧が掛かっています。

 

どうやら、ソーラーケーブルのジョイント部固定写真は撮り忘れたようですが、架台のアングルにタイラップで固定しルーフ面から完全に浮かせました。

 

ソーラーパネル間のBSケーブルにもコルゲート処理しタイラップで再固定しました。

そして最後方のソーラーパネルケーブルも2重にタイラップを使用し架台アングルに固定しました。

この部分は本来ですと、もう少しフロント側に固定したい所ですが、手が入らず妥協です。

結果から見ますと、架台を利用してのソーラーパネル搭載方法は夏場の冷却も考慮しますと、正解だったようです。

何れにしましても、定期的な目視点検は続ける必要が有りそうですね。

何しろキャンカーは走行しますから、その振動、風圧は家屋とは比較に成りませんからね。

ソーラーパネルは火災の恐れが有る事は、以前にもブログでお話しました。

内容はソーラーパネルに影が落ちますと、モジュール内部に帯電しホットスポットから火災に至るとの事ですから、興味の有る方はご覧下さい。

https://blog.goo.ne.jp/kenycorde/d/20180528

 

ソーラーパネルも電気製品ですから、正しい装着、使用方法、点検は重要なようですね。

ソーラーパネルをキャンカーに搭載するとは、製造メーカーも想定していないやも知れませんから、自主点検だけは欠かさないようにしましょうか。

 

ご安全に!

 

 

<参考> 朝日新聞



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (のんべ~)
2019-01-31 09:03:19
ソーラーで火災ですか・・・(-_-;
オイラも天気の良い日に確認してみます。
kenyさんもルーフバーに取り付けているのですね!
オイラもルーフバーに取り付けあるも角パイプで取り付け、パネル下の空間で少しでも放熱と思っています。放熱できているかわかりませんけど・・・
バー下のゴムにボルト止めバネは何でしょうか!?
凄く気になる1
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のんべ~さん (Kenyじぃーじ)
2019-01-31 12:43:46
 記事内の写真に少し写っているのですが、飾りバー上に角アルミ引き抜き材を渡し、ソーラーパネルを搭載しています。

バネはオートバイレーサーでは良く見られる手法なのですが、振動する部分を半固定しています。

ルーフ最前端、最後端部のオーバーハングが長く架台が振動しますから、ゴムマウントにスプリングを噛まし半固定としています。

無理無理、振動を抑えますとソーラーパネルのモジュール接着部に悪影響を与えるかと思いスプリングを利用しました。

参考に成りますと幸いです。
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