kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

リアクーラーが壊れた!

2017-08-24 11:53:42 |  エアコン

<やはり来ました!>

お盆休みも終わりましたが、今年の悪天候には不完全燃焼の方も多かったのかと思います。

長良川での水遊びも、時おり小雨でしたが、思い切って川に入りますと案外気に成らないものです。

タープを張り、必要最低限のキャンプ道具展開で割と遊べるものですね。

そんな今日は、遂にと言いましょうか、リアクーラーが壊れたのです。

以前、お話しましたように、コルドバンクスはバンテック車輌の中で、唯一リアクーラー標準装備なのです。

リアークーラーはカムロードのクーラーコンプレッサーを利用し、後部にエバポ、送風機を組み合わせ冷房を行う装置なのです。

通常走行時にデュアルソースエアコンを使用するのは、夜間電力の温存の点でも避けたいものですよね。

 

先日のお孫チャン達とのプール遊びなのですが、この時、リアクーラーが効いていない事に気付いたのです。

 

思い返せば、かれこれ2年程度、作動させて居なかったような。。。

 

リアークーラーユニットは、後部 常設2段ベットの上部、ルーフ付近に装着されています。

たまたま、同じコルドバンクス乗りのモナコさんのブログを拝見しており、リアクーラー高圧系のソレノイド作動不良だろうと推察していました。

 

まずは、化粧パネルの取り外しです。

木ネジ隠しカバーを抜き、4ヶ所の木ネジを外します。

リアクーラー臓物が現れます。

赤丸が高圧系のソレノイドバルブです。

通常、リアクーラー未使用時には、このソレノイドバルブが閉じ、無駄に成るクーラー高圧冷媒をリアエボパには送らない構造なのです。

写真ではソレノイドバルブ右側の配管を触って見ましても、生暖かいのです。

高圧冷媒が流れて居る感触は有りません。

ソレノイドバルブの固着が疑われます。

 

モナコさんはソレノイドを50回叩くと、作動したとの事でしたから、ソレノイドバルブの外観部(黄色メッキ部)叩いて見ましたが、状況は変わりません。

更に50回 合計100回叩きましたが、変化は無いのです。

この時点では、簡単に直ると高を括っていたので、カムロードクーラーON、デュアルソースエアコンON サブバッテリー駆動でダイネットを冷やしていたのですが、一筋縄では行かないと覚悟を決めます。

 

まずはフックアップをし、AC100V電源を装着しデュアルソースエアコンをフル稼働させます。

もう~~この時点で汗だくなのです。

 

次にソレノイドバルブに間違い無く、電源(DC12V)は来ているかの確認です。

エボパ部のファンは回転していましたが、念の為確認します。

黒ビニールテープを剥がし、ソレノイドバルブからの回路を追います。

黒ビニールテープ内部には、圧着端子でソレノイドバルブ回路が中間接続されていました。

この部分は手感で引っ張り、圧着の確からしさの確認です。

異常無し。

 

次にアースポイントの導通確認です。

一見、真っ黒なメッキボルトかと思いましたが、単なる黒染めボルトのようで、導通OKでした。

(一般的に黒クロメートメッキは導通は有りません)

次に+側 電源の確認です。

アースは先程の黒ボルト部にワニグチを噛まし、アース取りです。

+側 DC12Vは、白色カプラーのピンク線がソレノイドバルブの電源線です。

DC12V出ており以上なし。

どやらソレノイドバルブに、電源は供給されている事に間違いは無いようです。

この頃には、リアークーラー作動させぱなしでしたから、ソレノイドバルブはやや発熱状態でしたから、通電OKは間違い有りません。

そこで、更に50回位叩いてみたのですが、バルブ固着は改善しません。

 

何故バルブ固着が発生するかと考えて見ます。

長期間作動させず、固着するは一理有るのですが。。。

もしかしたら、バルブ開放方向は高圧側に開くのでは無いか?

 

そこで、カムロードクーラーOFFしコンプレッサーの作動停止しました。

そして、更に叩いて見ましたが改善しません。

 

ソレノイドバルブの外側を叩くのでは、効果が薄いのかと考え直し、直接配管部を叩く方向に変更しました。

写真の配管部にビットを当て、直接ハンマーで衝撃を加えると、7~8回で配管が冷たく成りました。

ハンマーでの衝撃は、手加減が必要ですから要注意です。

(@_@;)

コンプレッサーは停止ですが、内部の高圧冷媒の残圧が残っていたのでしょう。

 

やれやれと、ホット胸を撫で下ろしました。

その後、コンプレッサー作動、リアークーラー作動、コンプレッサー停止、リアークーラー作動、コンプレッサー作動と繰り返し異常の無い事を確認出来ました。

 

修理後は乗る度にリアークーラーを作動させソレノイドバルブ固着防止を図っています。

多分、安定後は1週間に一度は作動させると良いのかと思われます。

暫くは様子見ですね。



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Kenyさん (うなぎ)
2017-08-24 15:25:54
そのソレノイドバルブは、made in JAPANでしょうか?

以前、知り合いのキヤンカーでも同じような症状があり、その時も叩いて直しましたが、
部品は中国製でした。
Unknown (ごっち)
2017-08-24 16:03:03
私のはサードシート下にエアコンユニットが付いています。
やはり冷えない時があったのでバンテックに聞くと、バルブ前後を叩くと良いと言われました。
ドライバーの柄でコンコンと5回程で冷えました。
この走行エアコンは冷えないですね!
バンテックでは「200系カムロード用サブコンデンサー」\119,750円で出ていますが、高くてっ買えません!
ボルト情報、ありがとうございます。
うなぎさん (kenyじぃーじ)
2017-08-25 08:22:18
 いゃ~~特に製造国表示は無かったような。
一般的にキャンカー装備は、使わないと故障する傾向にあるような気がしますね。
最低限、時々は使用し故障防止に励みましょうかね?!
(^^:
ごっちさん (kenyじぃーじ)
2017-08-25 08:33:21
 どうやら、皆さんソレノイドバルブ固着経験が有るようですね。
リアクーラーは強力に効くとは言えませんが、通常走行時に一旦、冷えますと充分使えると思います。
一般的に自動車のエアコンは、接続部のシールはゴム製のOリングで気密性を維持しています。
従いまして、冷媒は僅かでも漏れ続けますから、あまり冷えない場合は冷媒不足が考えられます。
一度、冷媒量を確認し不足している場合は、冷媒チャージをしますと改善するかも知れませんね。

ソーラー装着が早く出来ると良いですね。
暑いですから、ボチボチでしょうか?
Unknown (ごっち)
2017-08-25 17:23:37
全て揃いましたが、休みが無いです
ごっちさん (kenyじぃーじ)
2017-08-26 22:39:27
 なかなかお忙しいようですね。
そんな時間の無い中で、キャンカー快適化が出来ますと、また楽しみ、喜びも大きい事でしょうね。

コメントを投稿