<キャンピングカーの酸欠対応は、どうする?>
朝から全身筋肉痛のkeny爺さんですが、老体にムチ打ってブログUPを行います。
最近のキャンピングーカーは、構造、組立精度の向上から雨漏れも無い位に気密性が良いようです。
そこで心配に成るのが、酸素不足からの最悪時、一酸化炭素中毒死です。
今日は、キャンピングカーの酸素補給に付いてのウンチクです。
キャンピングカーのダイネット容量は小さいと言っても、一般的な乗用車に比較しますとその室内容量は、約4倍以上は有ると思われます。
しかし、P泊などで一晩眠る場合の酸素濃度は、各ウインドウを締め切っている場合、相当低下すると考えられます。完全な酸欠に成らないまでも、酸素不足では疲れも取れないだろうと想像されます。
過去の一人旅で、換気を忘れ一晩眠ってしまいましたが、現在まで生還はしております・・・
ただ朝、目覚めた時、換気忘れに気付き何となく嫌な気分に成ります。
コルドバンクスには、ソーラーパネル式換気ファンが標準装備なのです。
この換気ファンはすぐれ物で、太陽光さえ受けていれば、ファンは常時回転しています。空気の流れは室内より外に換気しています。もともとのネライは夏場の室内の高温対策のようです。
先ほどキャンピングカーのボデーは気密性が向上したと、お話しましたが厳密に言いますと、運転席のベント系が外気に通じています。また、カムロードベース車両で有れば、左右ドアーの下部に室内空気逃がしのダクトがあり、空気の通路は存在しています。スピーカーの音質向上として塞がないようにしましょうね。
この様に若干の外気に通じる通路は、有るものの冬場のP泊時は寒いので、窓は全て締め切る事が予想されます。
そこでkeny式換気では、ベントカバーを1cm位開き、最低限の換気を冬場でもやっております。
一酸化炭素は空気とほぼ同じ重量のようですが、やや軽い程度ですから上方に集まるとの期待もあります。実際は空気と混ざり合い漂うようです。
御存じのようにコルドバンクスのベント部はルーフの最高部に装置されていますから、暖まった空気は抜け出ると考えられますが、命には換えられませんからね。暖気が漏れる分は、FFヒーターで補充すれば良いとの考えです。このベントカバー開放でどれ位の酸素が補充されているか知るよしも有りませんので、御参考とさせて下さい。
また、最悪モードを考えますと、開いたベントカバー部に雪が積りますと、開口部は塞がる事にも成ります。
ソーラー式の換気ファンの外部開口部は約1cm程度の高さしか有りませんから、1cmの積雪があれば塞がるものと思われます。
そんなこんなを考えますと、冬場のP泊 車中泊は命がけのように思えますね。しかし、用心はしておかないと、新聞紙上を賑わす事にも成りかねませんから。
スキー場とか豪雪地方に行きますと、積雪は何時あるか予想が付きません。従いまして雪が降る事が予想される場合は左右のフロントドアーのウインドウガラスを約1cm程度下げます。風が強い場合は片側だけの場合も有ります。
このウインドウガラスは、バンク部が庇のように成りますから、雪の付着には少しは効果が有るようですが、風が強いと舞った雪がやはり付着しますので、用心が必要です。
その他、アリスフィールドには一酸化炭素警報機を付けていました。この警報機は息を吹き掛ける程度で作動していましたが、実際の車中泊では一度も作動はしませんでした。勿論、換気はしていましたのですが。
寒い冬場の車中泊では、酸欠、一酸化炭素に成らないよう注意しないと、気付いた時には身体は動かないそうで、多分、筋肉痛の比では無いのかと想像されます。
皆さんの換気方法はどうしているのか? 教えて下さいね。
本日も読んで下さり、ありがとう御座います。
ブログランキングに参加していますので、宜しければ下記バナーのクリックをお願いします。