こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

喪中のお知らせと父への思い

2020年11月28日 | 家族のこと
最近、父ともっと話したかったと思うことがある。
父には私がしたいこと、なりたいと思うものをことごとく反対され、私はずいぶん恨んだ。父が亡くなった今となっては、恨みつらみを言うこともできない。そのせいか、もう、恨みもないし、自分の人生を受け入れて生きていくしかないと思うようになった。

父と2人で話したことで覚えていることといえば、進路のこと、部活選びのこと、あとは学業成績が悪かった時(これは何度もあった)ぐらい。生き方とか、趣味とか、そういったことはあまり話した覚えがない。
6月に父が亡くなって初めて、人間というのはどう生きるべきか、どう生きたらいいのだろうと、不安な時に話したい相手がいなくなったことを知った。やっぱり寂しいものだ。
休みの今日は、喪中のお知らせのハガキの宛名書き。100枚あまりとそう多くない。息子たちを見ると年賀状そのもののやりとりがなく、この先どんどん減っていくだけだろう。この先もう、職場での年賀状のやりとりが増えることもない。

ただ、今年の年賀状を読み直してみると、自分のことを気にかけてくださっているのだなと思えてありがたく思う。なかなかお会いすることもままならない状況で、今年はこちらの状況をお知らせするだけとなるのは残念だが仕方ない。
近況は書けず

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