こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

のんびりしちゃった三連休

2020年11月24日 | 日々思うこと、考えること
あと2ヶ月で締め切りの原稿の参考にしようと、わりあいと重い医学雑誌をせっかく持ち帰ったが、この3日、ほとんど開かずに病院に持って行くことになった。そんな雑誌を入れたカバンが重く感じられる。日曜日に参加した臨床細胞学会のプログラムも入っているので、かさも増している。連休中、何をしていたのかと振り返ると、昨日のことはさすがにすぐ思い出すが、土曜日ははて、何をしていたっけ。ブログを開くとお墓の掃除。そうだった、墓石の横に植えたナデシコの根がついていて嬉しかったのを思い出した。あと、NHKスペシャルで三島由紀夫没後五十年の特集をやっていたが、なんら新しいことはなく、期待はずれだったのも思い出した。
GoToキャンペーンのもと、ずいぶん多くの人が東へ西へと移動したようで、一週間後の新型コロナウイルス 感染症(COVID-19)感染者数が爆発的に増えてしまうのではないかと心配だ。テレビでインタビューを受けている人などは大抵マスクを着けているけど、マスクを着けないで大声で喋って飲食する人というのは大変多い。正常バイアスに陥っているそんな人たちが媒介してCOVID-19を拡散する。これまで日本は押さえ込みに成功してきたけど、ここにきてついに耐えきれなくなってきた。
日本医師会の会長さんが言うように、GoToが感染拡大を促進したというのは間違いのないことだろうと思う。せっかくここまで頑張ったのに、と無念に思う人は少なくないだろう。GoToだなんて、旅行を後押しするようなことはしなくてもよかったのではないかと思うが、それは東京の論理。地方の観光産業にとっては背に腹を変えられない状況だと思えばこの施策も完全には否定できない。

妻の体調がまだ完全ではなく、散歩にも出かけられなかったので、運動不足。マルチーズのコロの散歩で近所をぐるっと1周しただけで、いよいよ本格的になってきた鎌倉の紅葉を楽しむこともできなかった。今日から初冬の寒さが始まるようで、体調管理には気をつけたい。のんびりできた三連休だったけど、個人的には仕事は進まず、外ではGoToで感染拡大となったように思う。休みなんていうのはそれでいいのかもしれないが。
それでも休み疲れ

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