こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

わが家が緊急連絡先

2020年09月07日 | 日々思うこと、考えること
昨日の午後、暑さにうだっていたら見知らぬ番号から電話。日曜の午後の電話なんて、投資かなにかの売り込みか、それでもおっかなびっくり出てみたらーーーこういう時は相手が名乗るまでしゃべらないーーーお向かいの奥さん。その方は私より一回り以上年長で、旦那さんが数年前に病気をして体が思う様に動かなくなっている。話を聞いたら、出先にいるのだが、同居している100歳に近いお姑さんが転んで、旦那さん一人では起こせない。ついては、助けに行ってくれないかとのこと。
それを聞いておっとり刀ならぬ”おっとりマスク”でかけつけた。旦那さんの弟さん夫婦というひとが少し前にかけつけていて助け起こしていて、見た目も大丈夫そうで、ことなきを得た。
小一時間後、急いで帰ってきた奥さんが、お礼を言いにきてくれ、インターフォン越しに、「東日本(大震災)の時に、何かあったら連絡してくださいと、奥さま(私の妻)が電話番号を教えてくださっていたので、連絡させていただきました。ありがとうございました。」とおっしゃっていた。「何かお困りのことがあったら、いつでもお声がけください。お大事に」と返事した。
わが家の電話番号を緊急連絡先の一つにしてくれているようだ。
大型で非常に強い台風10号はわずかに九州をかすめる様にして北に抜けた。短時間で抜けて行ったのと、勢力が早く衰えたとかで、大きな河川の氾濫が起こらなかったのは幸いだった。仕事帰り、やわらかい風が心地よく体を包んでくれた。ただ、明日は暑くなるらしいので、注意が必要。

この先、気候の変化がどうなっていくのかわからないが、日本の四季の変化の振幅の幅は大きくなっていくような気がする。それに従って災害の起こる可能性はどんどん高くなる。そんな時は相互扶助が欠かせない。
私ももうアラ還、自慢できる様な力はないけれど自分ができることであれば少しでもやってあげたいなどと当たり前のことを考える。
お互い様

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