こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ちかごろあまり歩かなくなり

2020年09月09日 | 通勤・交通・旅行
歩かなくなった。
どこか勤め先のある人間にとって歩くか歩かないかは、通勤経路に負うところが多い。
5年前まで勤めていたちょっと郊外にあった病院に通っていたころは通勤経路を工夫して、毎日往復で1時間あまり歩いて、1万5千歩以上歩いていた。これで痩せたというわけではなかったが、いい運動、ストレス解消にはなったと思う。その後、東京タワーにほど近い都心の病院に1年勤めたが、その時も似た様な工夫をして同じぐらい歩いた。ただ、都心だったので排気ガスには閉口した。昨年まで勤めた大学病院は駅から比較的近く、あまり歩かなくなってしまったが、乗り換え駅の直近にスポーツジムがあり、そこで汗を流した。

ところが、今の職場はなかなかうまくいかない。駅を降りてから病院までの距離が微妙で、結局、バスを使っている。途中の乗り換え駅は日本最大級のターミナル駅で、周囲には木の1本も見当たらず、どこも人だらけ。今回のコロナ禍もあいまってとてもじゃないがそんな街、歩く気になどならないし、地価も高いので、気軽に使えそうなスポーツジムもない。夜、鎌倉駅から歩けばいいのだが、1日終わって1時間半電車に揺られたあと、そんな気力も失せていて、いつも妻か娘に車で迎えにきてもらっている。妻がナイトと一緒に朝晩送り迎えしてくれていた頃が懐かしい。
そんなこんなで、歩く機会を失って、いまや5〜6000歩。1日8000歩ぐらいがちょうどいいそうだが全く足りない。せめてもと、2階にある病理診断科の部屋から4階の医局まで1日3、4回行くようにし、その都度階段を使う。駅の階段分も加えて1日15階分ほど上ってはいる。まあ、こんなだから、日曜日にちょっと歩いただけでヘトヘトになる。

運動不足は体の衰えには覿面(てきめん)で、動かないから余計に足はむくむし、動態視力も低下する。剖検で4、5時間立ちっぱなしになることのを考えると心配になる。
そんなわけで、適度な運動は人間にとって必須だ。さて、どうしようかと考えるのだが、かといって今の生活リズムは妻のそれとも比較的よくはまっていてなかなかウォーキングの時間を挟み込む妙案は浮かんでこない。とりあえずは医局に行く回数をあと2度ぐらい増やすぐらいだろうか。
コロも年で

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