経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■計画停電対策 4月8日(金)夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ

2011-04-08 16:40:04 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

 財務省より国際収支の2月度の結果が出ます。東日本大震災の影響で今後国際収支が悪くなることが考えられます。その比較の基準になる値とも言えます。内閣府からは3月度の景気ウォッチャー調査が発表されますが、芳しくない報告が懸念されます。

 アメリカでは、2月度の卸売業の売上高が発表されますが、景気の回復がこの数値でも裏付けされると考えます。

■■パソコンと計画停電対策 トラブルに巻き込まれないために、その解決法

 東日本大震災の被災者及びその関係者の皆様には心よりお見舞い申し上げるとともに支援をされている方々には感謝いたします。一にも早い復興を祈念しています。

 一方で、計画停電でパソコントラブルが発生しています。「過電流」でパソコンが使えなくなったという方も多いようです。計画停電が起こっても、トラブルを最小限度に抑えるにはどうしたら良いのでしょうか。運悪くトラブルに陥ってしまったらどうしたら良いのでしょうか。

 ソフトバンク様や日経BP様から多数のICT関連書籍を出版してきましたが、その経験を活かし、予防策、対策方法をわかりやすく解説しました。参考にしていただければ幸いです。

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■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.5

2011-04-08 15:35:15 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.

【クールジャパン連載】

 日本の企業が21世紀に勝ち残って行くための戦略を、日本政府が標榜する「文化産業立国に向けて ~文化産業を21世紀のリーディング産業に~」という課題である「クールジャパン」に見てみようと思います。

 東日本大震災からの早い回復を願う経営者・管理職として、経営士・コンサルタントとして、あなたの生きる道が拓けるかもしれません。

1.「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2 「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2-1 文化産業の現状

 日本の文化産業といっても、政府がクールジャパンを標榜する割には産業統計がきちんとできていません。統計データとして得られる18業種を集計した結果ですが、日本全国の売上高約7%を占め、従業員数で見ると日本の就業労働者の約5%がこの③業に従事しています。

 因みに、この集計の対象としては、下記が対象となり、食品とか観光という分野の売上高は含まれていません。

 製造業    家具、繊維・アパレル、皮革製品、食器

        玩具、ジュエリー、工芸、文具

 サービス業  コンピュータソフト・サービス、広告、出版

        建築デザイン、TV・ラジオ、音楽ビデオ

 売上高    約45兆円

 事業所数   約21万カ所

 従業員数   約215万人  (出典:経済産業省委託調査)

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■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 05

2011-04-08 13:28:17 | 小説・先見思考

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■■ 1 親子のいさかい 1

【本書の読み方】

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。

■■ これまでのあらすじ ←クリック

【回想】

「常務、いい加減にしなさい。」

 平素、我慢に我慢を重ねている社長の幸育太郎は、怒りででっぷり肥った体躯を振るわせている。

 長男の育雄は、都内の有名私立大学の文学部をそれなりの成績で卒業後、大手の印刷会社に勤務経験が三年ある。一年半ほど前から育太郎の手元に置いて、社長学を学ばせている。はじめは、大きな印刷会社での経験からいろいろな社内改革を試み、育太郎も内心喜んでいた。ところが次第にこれまでの育太郎のやり方と育雄の考えがかけ離れて来ているのがわかるようになり、心配をするようになってきた。案の定、十四人いた社員のうち、力のある中堅どころ三人がやめてしまった。

 育太郎は、戦後九段下に裸一貫で印刷会社を始めた。九段下は、千代田区でも北西部にある。千代田区は、皇居があることで知られているが、丸の内を抱えた日本の中心地であると自負されるところでもある。その華やかさの陰に隠れがちであるが、板橋区や新宿区と共に印刷関連産業が盛んな地域でもある。

 育太郎が創業した会社は、印刷会社といっても、孔版やすりの上に蝋引きの原紙をおき、ペン先が旧式な鉄製のレコード針のような鉄筆で文字や線を書いて、謄写版という簡易な印刷機で印刷をする。ガリ版刷りの印刷物と言われた。

 方眼やすりを使って仕事をしていたので、育太郎はペンや鉛筆を使うときにも角張った文字をいまだに書く。

 終戦直後は、空襲で書物を失った人が多く、神田にある大手出版社の下請けをし、ガリ版刷りの本でもおもしろいように売れた。大手印刷会社や出版社ですら紙不足で、育太郎の会社も商売がうまくいくに従い、紙探しに奔走するようになった。当時は印刷屋として成功するか否かは、紙の調達ができるかどうかにかかっていた。米軍基地に行ったり、闇ルートで調達したりすることもあった。

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