経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■ベンチャー技術大賞 テレビ・新聞に学ぶ経営のカンどころ 4月30日(土)

2011-04-30 17:18:27 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

「東京都ベンチャー技術大賞」は、ベンチャー企業を育成するための賞です.革新的で将来性のある製品・技術が対象で、東京の産業の活性化と雇用の創出を図ることが目的です。

応募資格

◇ 都内に主たる事業所を有し事業を営む中小企業または個人事業主

◇ 応募技術・製品についての技術上・製造上の責任を負うことのできる者

◇ 次に掲げる除外事由に該当しない者

・過去5年の間に公害事犯等法令に違反した事実のある企業等

・その他当該事業の実施により生活環境の保全及び公衆衛生の向上に支障をきたすおそれのあるもの

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■■ ここが知りたい、税金についてQ&A ◆  義援金   ◆

2011-04-30 15:03:07 | 知り得情報

Q:3月の地震は日本経済に大きな爪あとを残していますが、一方、義援金も相当集まっています。今月は義援金に関する税務を教えて下さい。

A:税務上、義援金は寄附金という扱いになります。寄附金の税務ですが、法人では原則として損金計上できませんが、公共性の高い所定のものは全額または一部を損金計上できます。

Q:今回の地震にかかるものは損金計上できますよね?

A:日本赤十字社や中央共同募金会、最終的に国や地方公共団体に帰属するものであることが趣意書等で確認できるものは全て全額損金となります。また、各新聞社が募る義援金も同様です。

Q:個人ではどうなりますか?

A:確定申告において寄附金控除が可能です。年間2,000円を超える額が対象で、納税額が「支払額-2,000円」に税率を掛けた相当額が減額されます。対象となる寄附金は今回の義援金や、公共性の高いもの、所定の政党寄附金です。

Q:領収書等は必要ないのですか?

A:当然必要です。申告書に添付します。電子申告により提出を省略した場合は3年間の保存義務があります。また、宛名が本人名義であることも必要です。日本赤十字社では数名以上がまとめて一括寄付した場合でも、対象者の氏名・住所・金額をデータ送信すれば領収書を分割発行するようです。領収書の発行されないコンビニやスーパー店頭あるいは街頭募金は寄附金控除の対象外です。

Q:数ヶ月前、伊達直人(またはタイガーマスク)を名乗るランドセルの寄付などがありましたが、これは寄附金控除の対象となりますか?

A:残念ながらなりません。寄附金控除は金銭を所定の公共団体に、所定の目的に充当するための寄付を行うことが対象です。

Q:その寄附金の行方ですが、日本赤十字社に寄付しても、その寄附金がどこにどれだけ配分されるのかは、赤十字任せとなるわけですよね?

A:そうです。赤十字に限らず、義援金の配分について寄付者に決定権はありません。どうしても津波で壊滅状態となった自治体への寄付をしたいなら、いわゆる「ふるさと寄付金」あるいは「ふるさと納税」といわれる制度が利用できます。寄附金とほぼ同額の国税と地方税が減額される制度です。

Q:出身地でない自治体への寄付でもOKですか?

A:本制度は寄付をする自治体は出身地であることを求めていません。どこの自治体に寄付するかは、本人が決めることです。

 この制度であれば、援助したい自治体に直接寄付できる上、税務上も有利になります。なお、被災した自治体のうち、一部は役所が機能していないところもあり、機能していても目先の対応で多忙なところもあります。既に役所が正常に機能している自治体ならいいのですが、混乱している自治体への寄付は数ヶ月以上後に問い合わせるのがよろしいかと思います。

 なお、東北地方の自治体ではふるさと納税とは別に、今回の地震に対する義援金と寄附金を分けて募っています。います。前者は被災者に対する生活支援も活用し、後者は災害の復旧及び復興事業に活用し、どちらも税法上の寄附金控除の対象となりますが、ふるさと寄附金(ふるさと納税)とは別です。そもそも寄付は見返りを求めないものが寄付であり、減税目的で寄付を行うことはどうかと思います。

Q:仰せの通りですね。ありがとうございました。

■ 回答者    谷澤 佳彦 氏

 谷澤佳彦先生は谷澤佳彦税理士事務所の所長で、税理士業、経営士業務を中心にご活躍中です。また、最近は「日本経営士協会 首都圏支部長」として活躍なさっております。このシリーズでは税金について税理士として、ご活躍の谷澤佳彦先生、質問は経営士俵一史先生が致します。

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■■ 新ジャンル小説 経営コンサルタントが活躍

2011-04-30 11:58:05 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

 本日は、週末のため物語の追加はありません。当小説について、ご愛読いただけるように、ご説明を差し上げます。

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 2011年4月4日よりブログにて発行を開始しました。平日、昼休みに気楽に読めるように発行しています。週末には、これまでのあらすじをお伝えします。また、はじめてお読みになる人のために梗概(全体のあらすじ)も週末にはお伝えします。

 この小説は、これまで経営コンサルタントが主役になった小説がなく、脇役的な存在であることが多い、経営コンサルタントが主役である。千平紗門(ちひらしゃもん)作「経営コンサルタント竹根好助シリーズ」の第4作目で、400字詰め原稿用紙120枚ほどの中編経営コンサルタント小説である。

 経営コンサルタントが、快刀乱麻、問題を次々と解決していく物語・・・と思いきや、恋あり、悩みあり、失敗あり、涙あり、叙情ありと、その辺に転がっている題材で、「あれ?この物語は自分のことを題材にしているのではないか」と錯覚させるような身近なことが起こる。主役の竹根好助が大活躍・・・と思いきや、活躍するのは若手であったり、主役の周辺の人物であったりして、主役のはずが影が薄い存在である。

【梗概】

 経営コンサルタントを三十五年にわたりやってきた竹根好助が、久しぶりに自社の顧問先の社長を訪問。四十年近く前に初めてあった同年代の幸育雄に再会したのが、それから十年余が経ってからで、その頃を二人が回想をする。


 幸は、再会時三八歳、印刷会社ラッキーの社長になっており、商社勤務十年後に経営コンサルタントになった竹根に顧問を依頼する。将来的には需要減退が予測される印刷業界において、生き残り策を竹根に託する。竹根は、企業診断としてビジネスドックを実施し、それを契機として業態転換を提案する。


 社内の反対にあうが、竹根の地道な努力がマスコミに騒がれるほどのプリントショップ・チェーンに成長させる。その過程には、生き残りをかける経営者の英断、社員の協力、反対する社員の理解があり、何気ないやりとりを通して、経営コンサルタントの真のあるべき姿を紹介。ありきたりなストーリーの中に、経営コンサルタント業のあり方を見る。


 経営者・管理職にとって「経営コンサルタントとは何か」を知る良い機会でしょう。プロの経営コンサルタントには、経営コンサルタントのあり方を見直す機会となれば幸いです。これから経営コンサルタントを目指す人には、最適な教材になると信じている。

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■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.20

2011-04-30 10:14:17 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

 日本の企業が21世紀に勝ち残って行くための戦略を、日本政府が標榜する「文化産業立国に向けて ~文化産業を21世紀のリーディング産業に~」という課題である「クールジャパン」に見てみようと思います。

 経営者・管理職として、経営士・コンサルタントとして、あなたの生きる道が拓けるかもしれません。

3.これまでのクールジャパン取り組みにおける課題

3-2 ビジョンと実行策に見る課題

 前回に続き、クールジャパンのこれまでの活動を、ビジョンと実行策という観点を中心に振り返ってみましょう。

 まず、ビジョンから見て行きましょう。ビジョンとは、具体化・明確化されたこうありたいという姿のことです。この点については、すでに記載してきていますように、文化産業を通じて「日本の良さ」が世界に浸透すること、その結果日本の経済にプラスの影響が及ぼされることを期待しています。

 しかし、そのビジョンが言葉上の表現に留まり、具体的には何を指すのか、そのビジョンを達成できたかどうかの判断基準が不明確です。

 次に戦略面から見てみましょう。ビジョンを掲げてはいますが、ビジョンに謳われている「ありたい姿」を実現するためには、何がキーポイントなのか、成功の鍵、成功要因が明確で内のです。また、成功要因を満たすためにどのような戦略をもってするのか、その統合的で勝つ持続的な戦略は何かが不明確です。その上、それらを実現するために、どのような資源をどのように使うのか、これが明確出ないので、資源のSHUUCHUU投入ができず、資源が分散化してしまい、空回り状態で、投資効果が上がっていません。

 結果として、施策・イベントもやっていますということを言いたいがための表面的であり、散発的なものになっています。その結果、成功要因の充足に至らず、マイナスのスパイラルに陥ってしまっていると言えます。

 前回の全体統括コンセプトとあわせると、これまでの活動における問題点は、下記のようにまとめることができます。

  「ビジョンと実行をつなぐ戦略」が不在

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■■昭和の日 経営士・コンサルタント日記 4月29日(金)

2011-04-30 08:54:02 | 新米コンサルタントの日記

■■経営士・コンサルタント日記 4月29日(金)

 4月29日というと「天皇誕生日」としてゴールデンウイークの始まりの祝日であるというイメージが私には強いのですが、今日では「昭和の日」と呼ばれるのですね。

 昭和天皇を記念して1989年(平成元年)に「みどりの日」として祝日に制定されましたが、祝日法改正により、ゴールデンウイークを利用しやすくするために、429日は「昭和の日」、みどりの日は5月4日に移動されました。

■■ 中小企業向け支援策ガイドブック

 中小企業基盤整備機構が発行している「中小企業向け支援策ガイドブック2011版」がこのほど発行となります。

 震災の影響を受けた中小企業だけではなく、雇用や税制など各種の国の支援策が掲載されています。下記よりダウンロードできますので、ご活用ください。

  中小企業向け支援策ガイドブック ←クリック

【 注 】

 上記URLで警告画面が出ることがありますが、心配ありません。ご心配な方は下記URLからでもダウンロードできます。その際には複数行にまたがるURLが連続していることを確認してダウンロードしてください。2Mが程の大きなファイルですので、インターネット環境によっては時間がかかることもあります。

http://www.smrj.go.jp/kikou/dbps_data/_material_/g_0_kikou/johoteikyo/pdf/058939guidebook-ver02.pdf

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