経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ 4月19日(火)

2011-04-19 16:44:04 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

 内閣府から3月度の消費動向調査が発表となります。景気の減速は必定でしょうが、少しずつ生産が回復しているニュースは嬉しいですね。

 今日は、鉄連の林田会長、日証協の前会長の会見があります。日証協は、日本証券協会の略称で、Wikipediaによると下記のように説明されています。

「日本国内にあるすべての証券会社および登録金融機関(銀行や協同組織金融機関など、有価証券取引を行う金融機関として内閣総理大臣による登録を受けた金融機関)により設立されている。」

 日証協は、証券取引等を円滑かつ公正に実施し、投資者を保護するための機関と言えます。

■■ 当ブログの発行ポリシー ←クリック

■■ 経営コンサルタント開業 5つの要諦 ←クリック


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■ 経営コンサルタントへの道  大企業それとも中小企業

2011-04-19 15:41:52 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

 

 経営コンサルタントとしてのドメインを明確にする一環として、どのようなクライアントを対象にするか、それによっては歩む道が異なります。

 中小の経営コンサルタント会社では、大企業に入り込むのはかなり難しいのが現状です。大企業を相手に仕事をしたければ、大手のコンサルティング・ファームに若いうちから入社するのがよいでしょう。ただし、コンサルティングという仕事は、ビジネス実務経験が必要で、とりわけ組織的な活動の効率的な進め方は経営コンサルタントになってからも大いに役に立つでしょう。

 私もはじめは日本の代表的な経営コンサルタント会社に入社しました。でも、そこでできることは、・・・・・    <続 ←クリック

■■ 当ブログの発行ポリシー ←クリック

■■ 小説 経営コンサルタント竹根好助の先見経営 クリック


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 11

2011-04-19 12:03:28 | 小説・先見思考

■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 11

■■ ブログポリシー クリック

■■ 1 親子のいさかい 7

【本書の読み方】

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。

■■ これまでのあらすじPC ←クリック

■■ れまでのあらすじmobile ←クリック

【現代】

 竹根は、政治とか思想とかにあまりとらわれない性格のようだと、幸は感じた。経営コンサルタントという中立な立場でものを見る人には、それらはかえってマイナス要因となるからであろう。

「育さんと初めてあったのは一九七〇年の十二月ですから、もう十二、三年になりますね」

「そうそう、先生がまだサラリーマンをしていた頃で、まだバブルも始まらず、どちらかというと不況ムードの最中でした」

「ロスからシカゴへ飛んだとき、眼下に見えるシエラネバダ山脈や広大に広がる砂漠、スケールの大きさを実感できましたね。荷物が戻るまで八日もかかり、ずいぶんと不便を囲み、怒りよりも、アメリカのそのスケールの大きさを示すような時間のたおやかな歩みを感じました」

「たおやかとは、育さんらしい文学的な表現ですね」

「でも、アメリカのビジネス界のすさまじさ、先生からお聞きしたマネジャー以上の人たちの自己研鑽や仕事に対する姿勢は、たおやかな世界の反対極でしたね。たおやかな人たちとの落差というか、距離感もまたアメリカなのですね」

「そういえば、あのときに買った背広やワイシャツはどうしています?」

「背広は、未だにどこかにあるはずです。ワイシャツはさすがにあちこちのサイズが合わないので、帰国後すぐに女房が捨てたと思います。とにかく、あのときは、先生の献身的とも言えるご厚意は、本当に感謝、感謝でした」

 幸は歩を止めて竹根に向かって深々と頭を下げた。周りの人が何事が起こったのかと振り返っているのを見て、竹根が慌てて制した。

「先ほど、育猛君と話をしました。なかなかいい青年になりましたね」

「いや、理屈だけはいっぱしなことを言うけど、経営のことも仕事のことも何もわかっちゃいないんです」

「私は、彼と話をしていて、アメリカで私に話してくれた、育さんのあの頃を思い出しましたよ。会長がまだ社長で、育さんは常務取締役になりたてだったよね」

「何しろ、まだ二十七、八で、親父が社長だから常務取締役だけで、会社ではペーペーだったからね」

 合縁奇縁というが、二人とも人の巡り会いも不思議な偶然のなせる技であるが、お互いに気心までが合致することは奇跡とも言えるとそれぞれが思った。

■■ 当ブログの発行ポリシー ←クリック

■■ 士業の異業種交流会 ←クリック


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.12

2011-04-19 10:50:40 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

【クールジャパン連載】

 日本の企業が21世紀に勝ち残って行くための戦略を、日本政府が標榜する「文化産業立国に向けて ~文化産業を21世紀のリーディング産業に~」という課題である「クールジャパン」に見てみようと思います。

 東日本大震災からの早い回復を願う経営者・管理職として、経営士・コンサルタントとして、あなたの生きる道が拓けるかもしれません。

1.「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2 「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2-4 人気の割にビジネスにむつびついていない(3)

 前々回及び前回に続いて、ファッションと食の分野で見てきましたが、いずれも人気は高いのです。しかし、まだまだビジネスとして大成功と言えるまでには至っていません。

 今回は、コンテンツ産業において見てみましょう。

 日本のコンテンツ産業の輸出に占める比率は、外国と比べると一桁違うといわれています。経産省が、DCAJ白書2006DCAJ調査データより推計した数値によると、アメリカのコンテンツ産業全体に占める海外ビジネス(輸出)の占める比率は17.8%です。それに対して日本の比率は、わずかに1.9%といいますから、風評通り一桁違いますね。

 Japan Expo(ジャパン・エキスポ)を知っている人は少なくないでしょう。1999年からパリ郊外で開催されている日本文化の博覧会です。初回にはわずか2,400人しか来場者がいなかったのが、近年は15万人を超えるのが当たり前、直近では18万人を超えるまでになっています。

 ここでは、日本のアニメやゲームだけではなく、音楽やモードなどのポップカルチャーと、日本の伝統的な茶道や書道、最近は折り紙なども含めた日本の伝統文化がテーマです。

 この大人気の博覧会を企画しているのは、日本人ではなく、フランスSEFA EVENT社なのです。もし、これが秋元康氏だったら、「AKBの秋元」ではなく「世界のヤスシ・アキモト」になっているでしょう。

画像: ジャパンエクスポ・ウェブサイトより

■■ 当ブログの発行ポリシー ←クリック

■■ 経営コンサルタントのメールマガジン  ←クリック


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■眠っている特許 経営士・コンサルタント日記 4月18日(月)

2011-04-19 08:56:16 | 新米コンサルタントの日記

 418日は発明の国です。1885年(明治18年)のこの日に専売特許条例が公布され、特許制度が確立したことを記念して1954年に制定されました。日本発明協会による発明品の展示会や講演会が行われます。発明の促進をするために発明賞や発明功労賞などが贈られ、この日を含む一週間は「科学技術週間」となっています。理科離れの時代ですが、技術面だけではなく、ビジネスモデル特許など、いろいろな面で日本の発展に寄与してほしいですね。

 以前、当ブログでも書きましたが、眠っている特許、利用されていない特許がたくさんあります。それらを商品化する契機を経営コンサルタントが作り、それを積極的に商品化するのが経営者にとってメリットがあると考えます。単に発明を促進するだけではなく、発明の流通も考えるべきと考えます。

■■ 当ブログの発行ポリシー ←クリック

■■ コンサルタント向け研修情報  ←クリック


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする