経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■最澄と空海に学ぶ 夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ 4月18日(月)

2011-04-18 18:32:44 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

 東電から今後の活動スケジュールが発表となり、「随分と時間がかかる」「その時間で本当にできるの」などいろいろな意見が出ているようです。今日は、参議院の予算委員会が開催され、東日本大震災の集中審議が予定されています。まだまだ道のりは長いですね。

 アメリカでは連銀総裁討論会で、ロックハート・アトランタ州総裁とフィッシャー・ダラス総裁が討論するようです。

■■ 最澄と空海に学ぶ

 最澄(さいちょう)は、平安時代に天台宗法華経を開いた人であり、空海(くうかい)は弘法大師の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗(密教)を開いた人です。空海は能書家としても知られています。

 二人とも宗派は異なれども大乗仏教に属します。大乗に対して小乗仏教がありますが、小乗仏教の呼称は、戒律重視を批判的にみた大乗仏教側からの差別的表現ともとれ、今日では上座部仏教と言われています。

 最澄・空海の時代の日本には上座部仏教が主流で、仏教の特定階級中心の発想でした。広く大衆の救済を目的とすることに視点を移し、戒律に縛られすぎず、死後は誰もが仏となれるという発想の転換を図ることができたのです。

 聖徳太子の仏教重視の政治は大宝律令という律令制度による国家となったものの、志度拾うから記の不全に陥り、桓武天皇の時代に大規模の行政改革が行われるようになりました。

 それに宗教界の腐敗が重なり、日本における宗教改革(少々オーバーな表現ですね)を二人が中心となり行われたのです。過去にこだわりすぎず、現状に疑問を持つこと、これがクリティカル・シンキングの基本ですが、われわれ経営を考えるときに、この発想が求められます。

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■■経営コンサルタント業成功法

2011-04-18 14:39:08 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■ 一押しセミナー 経営コンサルタントになる“秘密”の道(大阪)

「経営コンサルタントになるのは難しい」「中小企業診断士に合格しないと経営コンサルタントにはなれない」「自分には、経営コンサルタントになるような力がない」などなどの理由から経営コンサルタント業が敬遠されがちです。

 経営コンサルタントという仕事は、決して楽な仕事ではありません。「経営コンサルタントになるには資金はいらない」という人がいますが、資金は必要です。では「どのような資金」がいるのでしょうか?

 経営コンサルタントになるには、何を準備すれば良いのだろうか、どのようにクライアントを集めるのか、顧問料はいくらくらいもらったら良いのだろうか、等々いろいろな疑問もおありでしょう。

 経営コンサルタント歴35年の経験から、経営コンサルタントになる近道、経営コンサルタントとして成功する方法などをわかりやすくご紹介します。しかし、それを知ったからと言って、明日から経営コンサルタントとしてバリバリできるわけではありません。

 それでもよろしければ、足を運んでください。

◆ 公開講演会 ◆

「経営コンサルタント業で成功する道」

 ~ 35年の経験からプロが語る

【講師】 経営士 今井 信行 氏

     日本経営士協会 理事長

【受講料】 2,000

【詳細】 問合せ・申込

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■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 11

2011-04-18 11:14:20 | 小説・先見思考

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■■ 1 親子のいさかい 7

【本書の読み方】

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。

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【現代】

 靖国神社の一の鳥居である青黒い大鳥居は高さが二十五メートルあり、笠木の長さは三十四メートルと、神社の中でも大きい仲間に入る。鳥居もさることながら、灯籠に関心のある竹根は左右ある大灯籠をここに来るたびにしばし見上げるのである。明治二年に建立された靖国神社は国家のために命を捧げた英霊を祭り、第二次大戦の戦犯が合祀されたことから、しばしば政治的な話題となる。

「そういえば、先生のお父さんというのは戦死をされたのでしたね」

「父は、陸軍航空研究所で内燃機関の研究を永年やっていた人で、戦争が激しくなるとフィリピンやインドネシアなどの零戦の整備士たちの指導に行っているさなか、不運にも敵弾にあってしまったと母から聞いています」

「それでは、お母さんはご苦労されたでしょうね」

「戦争末期や戦後の食糧難で、自分の食べ物を削ってまで私にひもじい思いをさせまいとしてくれたのだろうと思います。今は八十半ばになりますが、それが原因だと思いますが、骨粗鬆症で今や歩くことが難儀となっています」

「そうですか。未だに戦争の後遺症を抱えているのは、原爆症の方々だけかと思いましたが、もっともっと多数の方が戦争の重荷をしょっていらっしゃるのですね」

「うちの母などは、原爆症の方々たちとは比べものになりませんよ」

「先生は、お父様がここに祀られていらっしゃるので、こちらによく来られるのですね?」

「もちろんそれもありますが、ラッキーさんに来たときに時間があると、気分転換に来るだけで、決して、高邁な考えがあってのことではありません」

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■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.11

2011-04-18 10:19:31 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.11

【クールジャパン連載】

 日本の企業が21世紀に勝ち残って行くための戦略を、日本政府が標榜する「文化産業立国に向けて ~文化産業を21世紀のリーディング産業に~」という課題である「クールジャパン」に見てみようと思います。

 東日本大震災からの早い回復を願う経営者・管理職として、経営士・コンサルタントとして、あなたの生きる道が拓けるかもしれません。

1.「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2 「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2-4 人気の割にビジネスにむつびついていない(2)

 前回に続いて、日本の人気分野におけるビジネス成功度の問題点について考察してゆきましょう。

20110418_2  同様に「食」の分野ですが、農水省の統計によるとアメリカにおける「日本食レストラン」の店舗数は9,000軒もあり、なおかつ過去10年間で2.5倍に伸びているということです。近年めざましく経済成長を続けているアジアでもアメリカに次ぐ店舗数があります。 

  日本文化に対する評価の高いフランスでは200~300軒と、こちらも意外と言えるほど数が少ないと思います。

 しかし、その内容を見てみると、ファッション産業と同様に、まだまだ日本の地位は高くないことがわかります。例えばアメリカでは、9,000軒があると言っても、日系人の純和風と言えるレストランは1,000軒にも満たないといわれています。

 同様にフランスでも高級レストランというミシュランの星がつくようなところの知名度が高く、その多くが日系人ではなく、アジアを中心とした外国人による経営です。後者は大衆的なところが多く、多くが「これが日本食?」と首をかしげたくなるような料理を出されることが多いようです。

 このような現状を踏まえ、「日本食レストラン」を標榜するのであるなら、そのお墨付きを得たところに限定するようなことも取りざたされるほどです。

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■■天智天皇と遷都 経営士・コンサルタント日記 4月17日(日)

2011-04-18 09:25:00 | 新米コンサルタントの日記

 667年新暦417日(天智天皇6319日)に 天智天皇が近江宮に遷都した日です。天智天皇といってもピンと来ない人でも中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)といえば知らない人もいない程です。

 中大兄皇子は乙巳の変を中臣鎌足らと起こし蘇我入鹿を暗殺するクーデターで、大化の改新をはじめ様々な改革を行いました。

 滋賀県大津市にある近江宮への遷都理由はよく判っていないようです。外国の脅威や抵抗勢力の多い飛鳥から遠いこの地を選んだとも言われています。また、大津は琵琶湖に面し、水陸の交通の要衝でもあることもその理由の一つでしょう。

 天智天皇というと大海人皇子から額田王を奪ったという話が有名ですが、これは作り話という説もあります。私は、小学校の時に水時計を持った天皇というイメージが非常に強い人です。

 革新的な発想を持った人であることは創造できますが、遷都は後に民衆から不満が出て退位に繋がったりしています。東京遷都論も、今ではあまり声を上げる人もいませんが、東日本大震災を契機に東京一極集中の危険については真剣に考える人が増えてくるでしょう。

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