ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

なんてことしてくれてるん

2022年05月16日 | 日記
初校ゲラのチェック中ですが。
校正さん(?)にある訳語を直されちゃっています。まあ、直されてるのはいいんですよ。
やっぱりその訳語を使うんやな、という認識なので。

でもさでもさ。それを一括変換するのはどうかと思う。
なにも考えずに一括変換するのはいかがなものかと思う。

だってさ。まったく変える必要のない単語まで変換されてて、
もんのすごくおかしなことになってるねんで!!

XをYに一括変換するとするやん?
そしたら、「X診断」って無関係の単語まで、「Y診断」になってるねんで!
まったくもって意味をなさない語になっちゃってるねんで??

なんてことしてくれてるん……。

チェックして直してるけど!!

エイドリアン・マッキンティ『コールド・コールド・グラウンド』

2022年05月14日 | 読んだ本(日本語)
エイドリアン・マッキンティ著、武藤陽生訳『コールド・コールド・グラウンド』

1980年代の北アイルランドが舞台。
大学のとき、北アイルランドの紛争についてちょっと学んだけど、小説で読むと
想像以上の世界観。日常が紛争、紛争が日常なのだ。

右手を切断された男性の死体が発見された。右手は別人のものと判明し、体内から楽譜が
出てきた。別の死体があるのだ、というときに、また死体が見つかる。どちらも同性愛者。
同性愛者を狙った連続殺人か……と思いきや。なんか、謎めいた手紙を送りつけてきたり、
いろいろ派手にやってくれた犯人だけど、主人公ショーン・ダフィ刑事の推理とはぜんぜん違う展開に。

ショーンはプロテスタントが主流派を占める北アイルランドで、カトリックである。
大卒で鑑識の知識もあるけれど、まだDNA鑑定など行われていない時代で、
泥臭い捜査をしていくわけだけど、なんと、というか予想通りというか、
MI5が噛んでいて、よくある「大局」のために「ささいな」殺人には目をつぶらなければ
いけない的な終わりを迎えた。

まじか! と思ったら、MI5から意味深なおじさん(もとい、紳士?)がやってきて、
裁くことができなかった男(スパイ)がイタリアの別荘にいる、大怪我をしたあとは
海外に行くのがいいでしょう、みたいなことをショーンに言う。

つまりは裁いてOKってことなん? と迷いつつ、イタリアへ向かったショーン。

なんだろう。独特の空気感、重苦しい緊迫感がある文章だった。
古い言葉が使われているのは、1980年代感を出すためなのかな??
いかれぽんちとか、ぷっつんキレるとか。
もしかして普通に言うんかな?

寝ずに働いたら

2022年05月13日 | 日記
翻訳者としての私の現在のレートで、最速の処理が継続できると仮定する。
そうしたら、子どもをほったらかして、
必要最低限の家事だけこなし、1日24時間1カ月30日寝ずに働いたら、
たぶん1カ月で100万円稼げる。

でも、きっと家族を失う。途中で絶対に死ぬ。無理。

そもそも、それだけ仕事がもらえない。

ということを真面目に考えてしまった。

今日もまた出会いが

2022年05月11日 | 日記
翻訳者のオンラインおしゃべり会に参加してきました。
そうしたら、なんと! 今回はロマンス小説の翻訳家さんがいらっしゃった~!!
いいな~。いつか私も訳したいな~。でも、あと数年は子どもの学費を稼がなくちゃなので、
夢を追いかけるのは、もう少しあとで。

ゲラの校正で何回見直すか、みたいな話になって、私、見直し1回なんですよね。
一番少なかった……。

数年前までは2回見直してたんですけど、そうすると1回目の見直しのときに、
あとでもう1回見直すから、みたいな甘えと緩みが自分にあることに気づいたんです。
それじゃ、あかんな、と思って、1回しか見直さないから全力で集中してやることに決めまして。
ここ数年ず~っとそうしてたから、なんか急に不安になっちゃった。

でも、訳文原稿を出版社に送る時点で「これで完璧!」と思って送ってて、
訳者校正ではほとんど赤を入れないから、まあいいのかな、と。
赤たくさん入れたら、やっぱりもう1回見直すと思う。
教育関係の本を訳したときは、いつもより2回くらい多く見直した気がする。