京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

お父さん、見送り!

2006-06-14 13:23:52 | 若の日記


 尾行写真ではありません。
 昨日、浜松に出発するお父さんを送りに行ったところ。
 がんばれ!お父さん。

 ところで、やっと画像のアップの仕方を習得しました。
 ちょっとは楽しいブログになるかも。  
 痩せても、枯れても、まだまだ若者。呑み込みは早いっすよ!
 でも、すぐに忘れる・・・
 
 先ほども、社長に頼まれた、ワードの文書作成に四苦八苦してました。
 なんせ、表を作るのは、5,6年ぶり!だったので。

 おーい、ドラえもーん!じゃなかった、おーい、おとうさーん。



明日から催事です。

2006-06-13 14:33:38 | お漬物の話
 今日は、陽射しが強いです。西日射す辻しば、うだるような暑さです。よく、大原は涼しいでしょうと、言われるのですが、ここは、アスファルトの照り返しがあって、暑いです。

 何か、撮るものは無いか、と探しましたが、めぼしいものの無い辻しばです。

 玉ねぎでもどうぞ!



 もらいもの。何か月分かの食料です。
 血液さらさら効果! 満点。

 さて、明日 6月14日より、浜松・遠鉄百貨店にて、出張販売いたします。地下催事「京都の味めぐり」です。お近くのかた、どうぞお越し下さいませ! 

 今回も、「キャベツと胡瓜と茗荷の初夏紫蘇しば漬け」がございます。あっさり、初夏の味! 薄い? 家庭のもみ漬け風です。お好きな方には、刻む手間が無いだけ、いいのかも。

 あと、夏季なので、浅漬茄子がおすすめです! どこにでもあるようで、なす独特のアクくささの無い、こだわりの味です。よく漬かった一本なりのナスを割ってみると、白い果肉の中央がしんなり黄色がかり、食べごろのしるし。決してしつこくはない調味液でありながら、独特のアクの苦味はしっかりぬけて、良いお味。6,7年ほど前ですが、開発しました。(ただ、切ったらどんどん変色しますので、なるべく一度で食べきってくださいね!)

 でもって、初夏しば漬けには、こんくらいの紫蘇をつかっています。



 社長が、紫蘇の苗をお店の前にかざりました。よく水を吸うので、朝夕の水やリがかかせませんね。
 家族的には、青しそも置いてほしいんですけど。お造りに添えたり、料理に使えるので・・・ ちょっと拝借するわけです。

 ただいま、工場では、チリメン山椒の炊き込み中。すごい匂いです。



 このなまなましいチリメンジャコが、だんだんパラパラのいい感じになります。

 ちなみに、好き嫌いの多い長男のお弁当に入れる、うちの商品・ランキング。
 5・高菜
 4・ゆずきのこ
 3・チリメン山椒
 2・梅干
 そして、栄えある第一位は、ジャーン 茄子のしば漬けでした。
 
 うまくできたお話ですが、あの酸っぱいしば漬けも、兄弟競って食べてます!
 べつに、強制したわけじゃないですよ。あしからず。
 

米プラザ続報

2006-06-12 09:59:46 | 琵琶湖に行きました!


 昨日、久々に米プラザに行ってきました。4月30日付けブログで紹介しました、琵琶湖大橋手前の道の駅です。
 先に訂正しますと、道の駅の名称は、「米プラザ」のままで、その中に、新設として、「ファーマーズテーブル」という産直ショップができたのですね。混同しておりまして、すみません。ま、何はともあれ、親しみ深い「米プラザ」の名が残っていて、うれしいです。

 さて、昨日は、朝市も開かれていたこともあり、ひどく!散財してしまいました。お昼ごはんを買うのが目的ではあったんですが・・・ 餅・寿司・むすび・シフォンケーキ・煮豆・大根の煮物・えんどう豆・トマト・バラ。
 豊かな大地、近江。特産品は、安くて、美味しいです! ここは、良心的な価格でした。大根煮のおばさん、「まずは味見してー」と、食べさせてくれたんですが、これが絶品! 大根とシジミ(おそらく琵琶湖の)を、生姜いれて、醤油味に炊いたもの。おばさんのように、やさしーい味で、「こんな料理ができたらなー」と思いました。2パックなり。
 で、朝市といえば、所は変われど、定番はやっぱり、生菓子系ですね。草もち、ぼた餅など、いろいろありますが、とにかく、作りたては美味しい! ひっつくように柔らかい! しかも、米どころ、近江! 米が甘くて、美味しかったです。おにぎりもね。
 冒頭のバラ、鮮やかでしょう。一束で500円。花は、値段ではないのですが・・・ こんだけ、きれいに育てて咲かせるのは、どれだけ大変なことか。長時間ドライブ・高温にも耐え、元気に咲いてくれています。お店にかざりました。花を生ける人は、手前味噌、我流!で申し訳ないのですが。

 「功名が辻」で、千代が夫の一豊に、自分の故郷の近江について、誇らしく語るシーンがあるのですが、本当! 近江は、豊かな大地、大好きです。ドラマの舞台・長浜までは遠くて、行くのもなかなかですが、今度、おっきな休みが取れたら、御当地めぐりをしたいなーと思いました。

琵琶湖に行きました!

2006-06-11 21:37:51 | 琵琶湖に行きました!
 今日は、久々のお休み。お決まりの琵琶湖へ行きました。
 いつもの米プラザに行き、食料を仕入れる。(朝市やってました。)

 そして、高島市の「こどもの国」へ。
 駐車料金500円を払うと、後はほとんどお金がかかりません。
 ひたすら遊び、ひたすら食う。
 上の子2人は、アスレチックに夢中。
 妻!は、朝市で買った巻寿司を食べ、草もちを食べ、おにぎりも食べる。
 
 そして、初めての芝生、満喫!の赤子。(シフォンケーキを食べてました。)



 でもって、横がすぐ琵琶湖なので、遊ぶ。
 砂利を投げ、靴を脱いで、水遊び。
 
 ちなみに、このすぐ近くで、大河ドラマ「功名が辻」での、千代の子供時代の水田シーンのロケが、行なわれたそうです。(高島市内・鴨川沿い) 
 

 
 帰りは、山越えして、朽木を通って帰ろうぜ、ということになる。
 が、迷って、行き止まりになってしまった!
 なにやら、看板発見。
 棚田・百選・・・ 「畑の棚田」だそうです。



 へーえ、こんなところがあるんだ! まだまだ、知らないところが沢山あります。ここは、比良山系の東側、畑(はた)というところ。
 すぐ下のバス停に、佃煮屋さんの看板がありました。同業者としては、興味深い。唐辛子漬か・・・ 特産、畑(はた)味噌だそうで、気になりますなあ。

 さて、落胆のお父さん、やっぱり来た道を帰ろう、と言いました。湖岸沿いの国道をUターンすることになりましたが、お父さん、眠気が襲ってきて、ダウン・・・ 運転を交代しました。
 初めての、湖西ドライブ。妻!緊張です。でも、大好きな比良山系を見ながらの運転で、感激しました。湖西道路無料化に伴い、下の国道は、トラックが少なくなっていて、思ったより走りやすかったので、快適でした
 妻!長年、ペーパードライバーだったのですが、大原に引っ越してきてからは、嫌でも車を使うことになりました。愛車プレオも、ちょこっと女らしくなりまして、千代紙で作ったゴミ箱が、置いてあります。で、結構飛ばしや? 理想としては、サングラスをして、ベンツを颯爽と乗りこなす・・・ 誰ですか! 鼻で笑ったのは!

病院に行って来ました!

2006-06-10 17:58:39 | 子供の病気
 この忙しさで、紛れてしまっていたのですが、実は、数日前、長男が、ケガをしました。 幼稚園で、友達と遊んでいて、ガラスを割ってしまい、ひたいを少し切ってしまいました。

 家でのことならば、一喝! 雷落として、まあ、おしまい、でしょうが、園での出来事。実に、丁寧に対応して頂きました。申し訳ないくらい。こちらが、ガラスを割っておきながら・・・ ガラスの値段よりも何より、子供の身のことを心配していただける。本当に、恐縮いたします。
 
 当の本人さんは、ケロッとしています。 大勢の人を心配させたんだから、もーちょっと、しおれていてもいいんじゃないか、と思うくらい。一応、大事をとって、早引きしたのですが、帰ってくるなり、弟と大暴れしていました。

 まあ、それもこれも、大事にならなかったからこそ! 言えることです。これが、目だったり、頚動脈だったりしたら、えらいことでした。運さえ悪ければ、死ぬ事だってありますよ。 そうならなったことに、感謝しなければいけません。これを教訓に、もう、ガラスを割ってはいけませんよ、と、言っておきました。

 そんなこんなで、毎日、消毒をしに、病院に通っています。昨日までは、お父さんに行ってもらってましたが、今日は、私が、連れて行きました。

 息子が受診するのは、外科ですが、この病院は、整形外科の有名な病院でして、今日は土曜日、混みあっていました。再来受付機で、カードをとおし、外科の前で待ちます。NO12。だいぶん待ちましたねえ。で、診察、と言うか、消毒、1分!

 ま、何はともあれ、早いのは良いことです。用が済んだら、お腹がすいたので、マクドナルドに行きました。 おしまい。(ほんとーに、ただの、日記ですね。すみません。明日は、琵琶湖に行くので、何かきれいな風景でも撮ってきます。)

水無月です。

2006-06-09 11:07:36 | 妻!日記
 いつのまにか、6月ですねえ。 ひどい夏風邪を患っておりまして、そんなことを考える余裕もありませんでした。すぐき騒動のおかげ様で、風邪も吹っ飛んでいき、すっかり全快いたしました。 練り物? 水無月も、美味しく感じられるようになりました。



 京都は、昨日梅雨入りしました。 びっくり! あっ、そうなんやー。もう、9日ですもんね。そういえば、ムシムシしてるような。だけども、大原は比較的低温のためか、まだ、それほどうっとうしさは感じません。街中なんて、通り雨が過ぎた後は、それはもう、えげつなく蒸し暑いですけどもね。
 どこででも、そうですが、引越しなどして、住居が変わりますと、体が、新しい場所の気候に適応するのに、1年かかりますね。 汗のかき方、寒がりかた、暑がりかた、そろそろ、という心構えもできないためか、しんどい思いをします。
 妻!が京都に出てきた最初の年、夏といい、冬といい、京都は、なんといううっとうしい気候の所か! と驚きました。とくに、学校がありましたのは山間部で、この季節、にわか雨が多い。傘を用意してなくて、雨に降られること、数回、いや、数十回? 大変でしたね。二年目からは、学習しまして、ちょっと賢く!なりましたがね。
 さて、話を水無月に戻しまして・・・ この水無月という生菓子は、製氷機の無かった昔むかしのえらいさんが、山奥の氷室から氷を運ばせて、暑さ払いをしたことに、由来するそうですね。水無月の形といい、透明感のある生地で、氷室の氷をあらわした、という・・・ 
 その氷室のあった跡、のある集落は、西賀茂氷室町といい、地名にもなっている所でございます。北区の京見峠の奥の、本当にこじんまりした集落です。おそらく、観光で来る人はほとんどいないでしょうね。このへんは。ちかくの、小野集落も、小野道風の廟があったりして、なかなか歴史的にも興味深いところですけどね。過去、ひまつぶしに、どんなものか見に行った私たちも、端から見ると、挙動不審な 不審者そのものだったことでしょう。でも、京都にも、こんなところがあったのか、と、和める所であります。
 これからの、うっとうしい季節、がんばって乗り越えていきましょう。今年は、祇園祭、八坂神社でとり行われる鷺舞が、諸事情のために中止になったと、今日の朝刊に載っていました。残念なことですが、どこも、いろいろ大変なんだなーと、しみじみ思いました。はい。

ずいぶん前の写真ですが・・・

2006-06-08 18:26:36 | 京都観光に役立つ?話


 先月の大原女まつりの日の写真です。子供と一緒に、三千院周辺を散歩しまして、撮った写真です。三千院手前の階段です。
 同じ大原の中でも、ちょっと行くと、こんな観光気分が味わえるんですね。
 たくさんの寺院が連なってますが、私は、実光院が一番好きです。こじんまりしていますが、落ち着きます。お抹茶とお菓子で一服。常に、何か可愛らしいお花が咲いてます。冬場の不断桜が有名です。
 奥の宝泉院も、美しい庭園がありますが、ここには、インパクトのある!血天井(江戸初期の戦乱の時のもの) があります。もちろん、供養のためなのですが、それでもやっぱり怖い天井です。はい。

今日は、辻しば、山椒摘みです。

2006-06-08 07:14:09 | 妻!日記
 さわやか、早朝ブログです。子たちの寝ているうちに、ゆったり、菓子でも食べながらのひとときです。
 先ほど(6時前)、おばあちゃんが、山椒摘みに出かけていきました。
 すぐき業界が在庫確保に四苦八苦されている中、辻しば、本日、工場操業をストップしまして、山椒摘みです。なんだか、すみません。正直、これが、欠品の原因か? 当初からの計画でございまして、恐れ入ります。商品お待ちいただいている方、すみません。
 でもって、山椒摘み計画。もともとは・・・ 昨年より、山椒を頂いている農家の方が、超!多忙で、今年はどうも、山椒摘みをしてる間もない、とお聞きしまして、「では、我々が摘みに行きましょう!」ということになったのです。辻しば、おばさん集団、わいわい、相談?しまして、山椒摘みは昼までに終わらせて、ついでにランチ食べに行こうや! と、ピクニックでも行くかのような計画ができたのです。
 きっと、今ごろは往路のドライブ、わいのわいの漫談の嵐、爆笑の渦になっているでしょう。若手農業家のS夫婦も、同行しましたから。S婦人、わざわざ、本業を休んで、来てくださいました。
 S氏は、私と同い年で、数年前から大原に来て、農業をしています。辻しばに、赤紫蘇や野菜を卸してもらったり、農作業、力仕事を手伝ってもらったり、頼りになる存在です。が、それよりも、存在感発揮しているのが、綾小路きみまろ顔負け!の毒舌。彼の「舌」にかかると、おばさんたちも、イチコロです。うちの主人(同齢)がとても言えない様な、おっそろしく大胆なことを、ぺロッと言ってのけてしまいます。今ごろ、車中では、どんな話をしてるんでしょうねー。S婦人いわく、「もうロマンスを感じない」そうですが、この夫婦、端から見てると、とっても仲良しです。いいですなあ。
 さて、話は山椒に戻りまして、この収穫しました山椒は、当店のチリメン山椒用となります。枝葉を掃除して、真空パックに入れて、保存しておきます。チリメン山椒、この1,2年、某ホテルの売店に置いてもらうようになってから、急に、売り上げがふえまして、当然、それ用の山椒が必要となってきたわけです。
 私、このチリメン山椒を炊く匂い、普段は香ばしくて、大好きなのですが、妊娠しましてから、天敵!となってしまい、往生しました。しかも、工場で炊くと、匂いが住居部分の二階にあがってくるので、それはもう、毎回恐怖でした。今は大丈夫ですけどね。面白いもんですね。
 そんなわけで、今日は、辻しば、優雅にも!山椒摘みしてます。罪滅ぼしで、昨日は、フル回転で作業してもらい、在庫も少しは回復しましたので、みなさん、また当店ご利用くださいね!



 

皆様のご利用誠にありがとうございます

2006-06-08 00:40:34 | 京都観光に役立つ?話
お久しぶりです。辻しば漬本舗、若主人でございます。
この度は、伊勢丹松戸店、浦和店の京都展に多数の御来店を賜りまして誠にありがとうございました。多くのお客様と出会えて私も大変楽しかったです。
また、某番組にて京漬物のすぐきがご紹介された影響で、浦和店の最終2日間、多数のお客様にご御来店賜りまして、厚く御礼申し上げます。

また、その後もインターネットにて刻みすぐきの御注文を多数承っております。誠にありがとうございます。注文が非常に集中してしており、一部のお客様には、対応の不備により、ご迷惑をおかけしておりますことこの場を借りてお詫び申し上げます。

当店の業務状況については、前述の妻日記にて詳細が記載されております。
それでは、簡潔ではございますが、若主人からはこれにて失礼いたします。

主人が帰ってきました!

2006-06-07 21:47:48 | 妻!日記
 松戸、浦和伊勢丹での「京都展」も、無事終了いたしまして、昨日夕方、主人が二週間ぶりに帰ってきました。いつもなら、悪戦苦闘の末で、疲れきった「のしいか」のようになって帰ってくるのですが、今回は満員御礼!で、いい仕事した、精悍な顔つきをしておりまする。ま、家族としては、機嫌が良くて、何よりです。
 そりゃいいのですが、大原の店も、猫の手借りたいくらい忙しかったので、帰京してくる前に、「仕事殺到で、倒れそう。寄り道するな。」という旨のメールを送って、脅かしておきました。

 主人が帰ってきても、まだ残務がありましたので、挨拶もそこそこ、仕事を手伝ってもらいました。それで、さっそく、ホームページの更新! で、あの毒々しい文字のみの表紙(フロントページ)が、出来上がったのです。味もそっけもなくて、すみません。

 刻みすぐきの在庫状況については、本日の製造業務で、少しは補充されました。
少しだけですが・・・ 原料(樽詰め)を含めますと、うちは栽培・製造元ですので、比較的、在庫のもちこたえがすると思われます。ただ、業務の規模は小さいですので、必死にがんばっても、1日数百袋にしか、加工できないのです。申し訳ございません。
 実は、今冬、原料のすぐきの栽培の時点で、田んぼ一枚分失敗した、と、社長が言っておりました。ああ、もったいない。 すぐき長者の夢が遠のきましたね。 残念!

 そういえば、主人、浦和から帰京の折、表参道ヒルズに寄ってきたそうです。先日書きましたとおり、ここの酒屋さんに置いてもらっています。挨拶にいったわけです。主人いわく、やっぱり、表参道は情報の発信地やで! パリのシャンゼリゼ通りとか見たいやった、と・・・ いいですね、言うことが「北の国から」っぽくて。で、表参道名物、表参道饅頭、買って来てくれた? と、聞きましたら、「早くかえらなあかん、と思って、なんも買わへんかった。」ですって・・・  残念!
 

大忙し!御礼

2006-06-06 19:09:33 | 妻!日記


(写真: 午後から、にわか雨でしたが、冷やかしほどで、畑の恵みには足りず・・・ 恐ろしい湿度の高さでございます! 仕事の合い間に、水ぼうそうで外出禁止令中の息子と、前の田んぼにお散歩です。ライバル?しば漬店の紫蘇畑を偵察!してきました。きれいなパッチワーク。ちなみに、後ろの建物が、辻しばの倉庫です。田んぼには、「あかはら」がウヨウヨいて、びっくり。自然豊かなんですねえ。)

 辻しば、パンク状態でございます。妻!、一人でパソコン処理してまして、昨日は夜の12時まで事務整理、朝は、6時からやっております。それでも、打ち出の小槌のように、注文が増える・・・ 大変ありがたいことでございます。
 おそらく、今年の京都経済も、このおかげで、潤うものと思われます。それほどに、すごいです。主人のつけもんかい筋の情報によると、あちこちで殺到。大手漬物店さんなんて、一日で、「これ」だけ注文がきた、とか、何秒で売り切れた、とか。錦市場は、すごかったそうですね、人で人で・・・
 大忙しなのですが、そのわりに、妻!は、散歩したりやら、ブログでしゃべったりやら、暇っぽい? ですか? もしかして? 元来、口から生まれた! というほど、しゃべり!なものでして、忙しいと、余計しゃべってしまうんです。ご飯食べる暇も惜しんで・・・
 ってことで、お腹がすきましたので、そろそろ、ご飯にしまーす。
 ではまた!

・二週間ぶりに、主人が帰ってきました。さっそく、ホームページの更新をしてもらってます。金曜日まで、すぐきが欠品しておりまして、御迷惑おかけしております。がんばって、製造中ですので、少々のお待ちをお願い申し上げます。

ありがたや!すぐき様

2006-06-05 17:44:13 | 妻!日記
 毎度!おおきに、辻しばです。
 すぐきの効能のテレビ放映のおかげで、今日も、朝から大忙しです。いたるところで、すぐきが無い!無い!無い!と。 卸売りしております小売店様や、業者様からも、注文の電話が集中しておりまして、昨日とはまた違った忙しさであります。製造部門も大忙しです。
 私、風邪でふせっておりましたもので、当のテレビ放映を見ていないのですが、すぐきの効能について、放映されたんですか? お客様から聞いたところでは、ダイエットとか、便秘症に、効果があるとか? 
 正直、効能につきましては、私ども、聞いたことがあるような、無いような、何ともいえないのですが、おかげ様で、この忙しさから、体重も減りました! ああ、うれし。(って、お客様が痩せないと、意味ないですわな。)
 ただ、「すぐき」とは、とても美味しい漬物です! ただいま、刻みすぐきしかお出しできないのが、本当に残念なのですが、冬場の、初物の、すぐきの丸漬は、ほんとーーうに美味しいのです。ぜひ、皆様には、食べていただきたいです!
 ただしですね、結構、このすぐきの丸漬、食べ方に問題があるのです。おそらく、刻みすぐき(調味漬)のお味に慣れてから、初めて丸漬を食べられると、??? と思われること、間違いなし。(私だけでしょうか?)
 大原の茄子のしば漬と同じく、上賀茂のすぐき漬も、昔ながらの、乳酸発酵のお漬物。基本的には、食べなれた地元のものが、美味しいと感じるものであり、それが万人受けするものとは、限らないわけです。ちなみに、妻!は、広島出身のものでございまして、初めて、丸漬を食べたときは、あまりの美味しく無さにショックを受けました。しば漬にしても然りです。なぜ、調味漬はあんなに美味しいのに、これはこんなに美味しくないのかと・・・ おそらく、滋賀県のフナ寿司なども、同じような境遇でしょうね。
 この、すぐきの丸漬にせよ、茄子のしば漬にせよ、私が美味しく食べられるようになったのは、ここ辻家で食べ方を教えてもらってからです。つまるところ、ご飯のときに「つけもん」が出てきたわけです。すぐきの丸漬を、細かくスライスしたものに、すりおろした生姜と、すりごまをたっぷりかけて、隠し味に、化学調味料○の素と、お醤油少々をかけたもの。茄子のしば漬も、同様に・・・ 
 まあ、これが、魔法をかけたように、美味しかったわけです。ほんとーに。化学調味料がお嫌な方は、何か、天然の旨みを加えていただいたら良いのではないでしょうか。まー、この邪道なパラパラが、もう、情けなくなるくらいに、美味しくなるんですわ。○の素なんて、あんなただの白い粉と思っていましたが、絶大な威力を感じましたもん。
 まあ、ぜひ、一度食されて、??? と思われても、敬遠なさらずに、ぜひもう一度試してみていただきたいのです。なんせ、初物のすぐきは、私が京都に来てよかった!3大食べ物ですもん。漬物屋でなかったら、人に教えたくないくらいです。はい。ぜひ、お試しあれ!

追伸: もはや、連日の体調悪さと、忙しさで、絵文字を入れることも怠っている始末でございます。大変見にくく、申し訳ありません。あす、主人が帰郷いたしますので、画像入りで、書いてもらいますね。

続・追伸: おかげ様で、本日を持ちまして、伊勢丹浦和店の「大京都展」出店を無事終えることができました。 満員御礼! 皆様に、感謝いたします。

「功名が辻」見ました

2006-06-04 21:45:16 | 妻!日記
 今日は、1日、ネット注文の対応に追われておりました。ああ、ありがたや、すぐき様。すぐき様には、もう足向けできませんな。
 おかげ様で、このブログにも新しく訪問してくださった方、たくさんいらっしゃることと思います。はじめまして、妻!です。なぜ、「妻」に「!」がついてるのかと思われた方、もしよろしければ、先月のブログの「あらすじ」をお読み下さいませ。本当は、店主・辻和豊のブログのページなのですが、本人出張中のため、妻!が代わって書いております。少々乗っ取り気味でございますが。
 さて、今晩は仕事の興奮さめやらず、もう「功名が辻」も見ずに、またパソコンの続きでもしようかと思っていたのですが、やっぱり見てしまいました。お風呂入ったの7:45、赤子入れて、自分も洗って、出て体を拭いていると、あの荘厳な音楽が鳴っていた。反射的に、スピード! 着替えて、音楽の終わる頃には、テレビの前にいたのでした。汚いなんて言わないで下さいね、週一回の楽しみですから。
 ちなみに、先月遅かりし携帯電話ゲット!、功名が辻のテーマ曲をダウンロードしました。(しかも、前半と、中間の2曲) いやー、携帯電話って、こんな楽しいものなんですね。
 話は戻りまして、ま、やはり、「功名が辻」見てよかったな、と、見終わって、感じたわけです。おそらく、十中八九、脚本家の大石静氏の思惑通り、あのドラマを見ると、これまでの「謀反の」明智光秀像はくつがえされますね。切なさと、はかなさと、美しさの光秀ですね。ため息が出ます。???と、思った方、もう、来週見るしかないですね。いよいよ本能寺ですし。
 本能寺の変、たしか、6月2日だったような気がしますが、どうだったでしょう。本当の本能寺は、御池通りの北側のほうでしたっけ、今は小さな石碑が立っているだけですが、現在の本能寺は、河原町御池付近にありますね。一度だけ、入ったことがあります。確か、まだ一人目を妊娠して、つわりでしんどかったとき。
あの辺で買い物していて、しんどくなったんです。休もうと思ってみると、あの辺は意外とベンチとかが無いんですね。で、ちょっと勇気を出して、本能寺にはいって、休ませてもらったのです。とても心地よかったのを覚えています。街中ですが、良いお寺ですよ。イメージがきついので、とっつきにくいのですが、入ってみると、安らげました。
 ドラマの中で、光秀が本能寺に向かう前、愛宕山に向かうシーンがございました。京都の人々には大変ゆかりの深い愛宕さんという火の神様が居られる山です。登山口から、健脚で1,2時間ほどかかるでしょうか。急登が多く、なかなかしんどい山ですが、それだけに、いただけるお札がとてもありがたく感じます。
 私、登ったのは一度だけ、しかも登山口から主人と喧嘩しながら登ったような、覚えがあります。確か、弁当を買うとか買わないとか、そんなしょうもないことで喧嘩していたような気がします。なんだかなあ。当時はまだ、独身時代。ま、少なくとも、愛宕さんに行くと、恋人と別れるみたいな噂にはならないでしょう・・・
 と、いうことで。