京都大原紫葉工房便り

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高校時代のお話

2006-11-12 11:20:58 | 妻!日記
 昨日ちょろっと高校の時の話が出てきたので、今日はちょっと思い出話。
 まあ、少しだけ、婆!の話にお付き合い下さいませ。

 もう一度、高校時代に戻りたいなーと思いつつも、いややっぱり暗黒の時代だったし、やっぱり嫌か、と思うような、高校時代。今から、約15年前のこと。
 誰しもそうでしょうが、(違うかなー)、思春期真っ只中、自分が嫌で嫌でたまらない時期でありました。(あ、でも、自分のことだーいすき!とかノタマってたような、気もします。私、社長になるし!とかも言ってたなあ。)
 とにかく、非常に個性の強かった時期。
(今はその50分の一くらいに抑えてます。)
 もー、若者の通る道?、太宰治や三島由紀夫がかっこいい、と思っていたり。
 そんなに、言うほど読書もしないけど、かっこつけで、岩波文庫を買いあさり、文学少女を気取っておりました。

 そんな自分ですから、同級生が幼く見えて仕方ない。 
 (これも、思春期独特ですわな。)
 もちろん、ぴちぴち女子高生ではありませんでしたし、みんなで群れる、ということがありませんでしたね。
 (後に、わが旧友が言うには、怖くて怖くて近寄れなかったそうです。空気が張り詰めてて)
 昼休みは、図書館で分厚い美術本を読むか、美術室で絵を描いてました。かっこつけだなあ。今思うと。
 子供(同級生)と話をすると、自分の格が落ちるとでも思ってたんでしょうかねえ。心開きませんでしたねえ。本と。
 (ほんとうは、さびしくて、ちょっぴり羨ましかったんですけどもね。)

 そんなわけで、高校時代、いつも先生(大人)の研究室に行っては、「お題」を持ちかけ、お話しておりました。大人には、心開いておりました。
 まあ、この、「大人」にもいろいろ種類があって、いわゆるお堅い人には、絶対に近づかず、「私から見て面白そうな」先生に寄って行ってましたね。
 大方は、自由な雰囲気の先生に、でしたが。
 ときどき、自分に試練を与えたくなって、わざと鬼瓦のような先生のところに、勉強の質問(わざわざ探して)をしに行ったりしてました。でも、こういう先生の方がかえって優しかったりするんですけど。

 研究室にもいろいろあって、きわめてよく通ったのが国語研究室と、図書室の司書の先生のところ。
 その次に、美術。(自分が美術部だったからですが)
 あとは、社会、数学、地学もよく通った。
 行かなかったのは、英語と化学・物理。苦手科目そのまんまですね。

 大学は、文学部か、美大、学校の先生になるんなら、数学や!と思ってましたね。だけど、実際は、全然違う学部と、思いもしない職業。しかも、3人も子が居る。
 不思議ですね。(子も嫌いで。ガキガキしたのが、でーきらいでしたのに。)
 今、もし、違う人生が選べるならば、絶対に保育士・看護士・助産師、この3つのうちのどれかです!この10年で、心変わりするような大きな出来事があったわけですな。

 それにしても、思春期に自我に目覚めていなければ、きっと勉強バリバリ、そのまま国立大か、「カンカン同率」あたり入って、えりーと路線行ってたんでしょうが、人生とは面白いもので、そうはなりませんでしたな。
 いちおー、これでも、中三までは賢かったんですよ。本当によく勉強していましたな。
 親は期待しておったようですがね、そうは問屋が卸さない。
 思春期に目覚めましてな、勉強をするヒマもなく、自分のスベキ活動に、寝る間も惜しまず、いそしんで居りました。
 塾にも通ってはおったんですがね、往復だけで、1時間。
 こりゃあ、お家に帰って、勉強するヒマないですがな。
 絵描きに文章作りに、日々精進?しておりました。
 それに加え、他校のお友達と遊ぶことを習いましてな、そうなると、ますます勉強するヒマありませんでしたな。(非行には走ってませんよ。)

 まあ、社宅のど真ん中に住んでおって、この素行では、親は気に入らなかったようですな。
 (わー、このブログ、親も見てるんやけどもね。見せるかどうかは、姉の判断だろうね。印刷して、見てもらってます。パソコンしないから。)
 まー、とくに、2年生一学期末の数学のテストでは、4点でしたもんで、親の怒り心頭、でしたね。まあ、今となっては笑い話。え、笑えない?
 でも、その次のテストで、100点だったし、まあ良いでしょ。(娘の意地)

 まあ、「変わっていた」であろうことは確かです。
 今は、「仮」の姿。
 本性あらわしてますと、お客さんヒイてしまいますしね。
 子達のために、賃金稼がなければいけませぬので、地味に地道に頑張っております。

 高校時代のお話。濃うて濃うて、一度では話しきりませんでしたな。
 本とは、とてもお世話になった、国語の先生について、書く予定だったんですけど。
 婆!、目がチカチカしてきましたので、続きはまた今度にいたします。
 それでわ。
 小生、少しは、店番でもするでござります。 

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