京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

すぐき漬け込み前の作業

2006-10-25 11:15:35 | お漬物の話
 今日は、昨日畑から引いてきたすぐきの「掃除」をしてもらっています。



 そーや!
 きのう投稿した中の漬け込みの手順、間違ってました。
 
 引いてきたすぐき、した漬け前には水洗いしません。
 その代わりに、「掃除」します。

 折れた葉っぱや汚い葉っぱを取り除き、実の表の厚皮をむきます。
 皮をむくことで、同時に泥ものぞくわけですから、(当たり前ですわな)
 これでずいぶん、小ぎれいになります。

 水洗いは、下漬けのあと。
 塩がまわって、しんなりしてますので、少々手荒に扱っても、茎が折れることもなく、丁寧に洗うことができます。

 


 すぐき、ドアップ!
 漢字で書くと、酢茎。(でしたっけ?)
 大根やカブラに似ていますが、葉っぱはギザギザがなく、まあるいです。
 実(根っこ)は、ちょうど大根とカブラの中間くらいでしょうか。
 丸、よりも、もうちょっと面長さんです。

 この野菜、煮炊きに使えるのか?とのご質問。
 葉っぱは、小松菜などの青菜同様、あげさんと炊いたりして、おいしくいただけます。
 実は、どうなのか?
 ・・・・たぶん、美味しいでしょう、としか言えません。
 たぶん、食べたことがないので。
 実は、(葉っぱもなんですけど)、金のたまご。
 大事な商売道具?ですので、食べたことがないです。
 習わしでもなんでもなく、ただ一個でも多く、つけもんに仕上げたいがため?だろうと思います。

 まあ、それ以前に、この時期、畑で大根や小カブもとれるし、それで事足りてるんだと思います。
 でも、どんな味か気になりますね。
 ちょっと、拝借してこようかな。
 たぶん、苦味も少なくて、優しい味ではないかと思います。
(匂いから想像しますと・・・)



                    



 さて、今日の辻しば。
 お店の前の菊が、よく咲いてきました。



 けっこう、小ぶり?
 だけど、咲いてきてから、もひとつ、大きく膨らみます。
 意外と早く、見ごろが訪れそう。
 長持ちするんですけどね。
 だんだん黒くなってくるので、要注意です。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すぐき (華のおかん)
2006-10-25 21:59:02
うーん、やっぱりそうか・・・。かぶの部分はお食べにならない・・・。

商売道具だもんね。。。我が家もおだしのお昆布などは切れ端とかばかり・・です^^;同じ様なもんですね。



たった今仕入れた情報ですが、大原の小野さんて言う人(来迎院町)が、以前普通のカブより美味しいて言うてはったらしいですが・・・。



お父様の菊ですね。

綺麗です♪
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我家も (小春の母)
2006-10-26 14:46:24
我家もケーキは切れ端ばかりです・・

私達夫婦を見ると 皆さんだから~って思うみたいですが 殆ど食べません~

何から栄養がつくのか不思議です!!



お漬物の仕込みは大掛かりなんですね~

でもこうして手間をかけて作られているお漬物 なんか嬉しいです
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華ちゃんのおかん様 (妻!)
2006-10-26 20:57:35
大原、小野さんも多いですねー。

辻も多いけど。

あと、岸下、久保、山本、奥などなど。



すぐきのかぶの部分。

そうかあ、美味しいんですか。

それは、ぜひ食べてみないと。



お母さんに、美味しいのか聞いてみたら、

「どうやろ、食べたことあらへんし。」と・・・

今度の収穫のとき、食べてみますね。



畑の、カブラと大根は、さっそくおダシで炊いてみました。

甘くて、美味しかったー。

ぜひ、今度おダシと交換しましょう!

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小春ちゃんのお母様 (妻!)
2006-10-26 21:02:18
切れ端ばかりですか。

良いところをいただいて、どうもすみません!

いただいたものは、お世辞抜きでおいしいです!



でも、たしかに、栗の渋皮煮をしてからは、うちもそんな感じです。

先日、お送りしたものは、かなり失敗作でしたけど。

すみません。

いただいてから、だいぶん日にちがたっていたからでしょうか。堅かったですね。

作るのを急いでいたし・・・

いつもは、のんびり伸びるくらいに、水につけてアク抜きしていたんですけど。

慣れたからといって、油断は禁物ですね。
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