京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

京都で会える有名人について

2006-05-13 15:40:05 | 京都観光に役立つ?話
 皆さんは、町で歩いてて、有名人に会いますか? 
 私は田舎もんですから(妻!は広島のとある田舎の出身です)、小さい頃は有名人どころか外国の方でさえ珍しく、後ろをつけたりしたものです。有名人というのも、もっぱらカープの選手。まず、全国的有名人に会えることはなかったですね。(カープの選手に失礼か)
 10年前に京都に出てきましてからも、洛北住まいなもので、そう変わりのない牧歌的な生活をしているのですが・・・
 今から7年くらい前、一日だけすごい日がありました。あれは、催事あがりのお休みで、よく晴れた春の平日。主人と朝から町に出かけまして・・・ たぶん伊勢丹に買い物にでも行って、京都駅コンコース大階段に出たとき、いくよ・くるよさんがテレビ番組の収録をされてました。こっちが緊張!ですよね。いやー、本物だー、と感激しまして、その場に居合わせました。
 そして、その午後、仁和寺に行ってみようということになりまして、そぞろ歩いておりますと、なんだか様子がおかしい。着物の方がたくさん居はる。それが、やけに古めかしい。よくみると、髪型、持ち物も。 ん?タイムスリップ?ええっ! 勘の良い方、もう分かりました? そう、時代劇の収録です。「お静かに」の看板が・・・ たしか、遠山の金さんで、古手川祐子さんと松方弘樹さんが居られました。ビッグですよね。
 いやー、さすがは京都、こんなこともあるんだと思いました。こんな日はそれっきりでしたがね。この年は、西本願寺の遠忌法要会場での店舗で販売をしてまして、この出来事の数日前にも松方さんをお見かけしました。横の店舗のオーナーが、奥さんだったからですが・・・ 
 ここの仕事のときには、名高達男さんにもお会いしました。同じ店舗のおじさんと(元俳優・冗談かと思ってた!)お知り合いで、私の2,3メートル先でずっとお話されてて・・・ もうドキドキです。本物の有名人というのは、オーラが違います。こちらが緊張して、目が合わせられないんです! 目ぢからというのか。本物だー、サインが欲しい、一緒に写真が撮りたい、声かけたい、いや、休養中それはお邪魔か、などと、もんもんとしておりましたが、結局何もできずじまい。結構長い時間居られて、もうお帰りになるという時!目が合った。 「あの」 うわっ!「はい」 「この椅子はどこにやっておきましょう」 てなことを話し掛けられました。声はうわずり、顔は真っ赤だったことでしょう。田舎もんの淡い思い出です。
 太秦などにいくと、もっと有名人に会えたりするんでしょうか。大原でも、知らぬ間にドラマや旅番組に出てたりしますし。だけど、いざお会いしても、あくまで初対面だから、何にもできないものですね。無邪気に、サインしてーとか言えたらいいな、と思うんですが。深く考えすぎて出来ません。
 そういえば、その昔、テレビの収録で、野口五郎さんが辻しばにお越しになったそうなんですが。おじいちゃんたちは、記念写真を撮ったわけでもなく、実にドライな対応だったそうな。放送も、ゴールデンタイムだったけど、もう忘れてて誰も見なかった・・・ えーっ!ですね。そんなん、私だったら保存版お宝ビデオ作るとこですけどね。写真も引き伸ばして、ばーんと店に飾って・・ 
 だけど、うちの家族のこういうカラッとしたところが、私は大好きです!はい。