このBLOGでも旅の様子をお伝えしていますが、東京演劇集団風では現在『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』(マテイ・ヴィスニユック作/浅野佳成演出)のツアーが西日本を中心として、『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』(松兼功作/浅野佳成演出)が東日本を中心として、全国の小学生・中学生・高校生との出会いの旅、巡回公演を行っています。
主に東日本地域での公演を行っている『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』は、6月25日(土) 京都府立文化芸術会館にて、教育現場のみなさん、生徒さんたち、養護施設の児童・生徒さん、地域の方々をご招待し、<プレミアム公演>を行います。
東京演劇集団風では創立以来、全国の若い観客のみなさん、そしてその成長を見守る先生たちとともに、時代や人、社会について考え、演劇の場を通して“自分にとってかけがえのないものと出会い、発見してほしい”という願いを持って、毎年公演を行ってきました。
今年度は、京都府立文化芸術会館で『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』の<プレミアム公演>を行うこととなりました。現在各地域でたくさんの生徒さんたちとの出会いを重ねている『ヘレン・ケラー』の公演、皆さまにご来場いただけることを心よりお待ちしております。
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【京都プレミアム公演】
『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』
日程:6月25日(土) 17時30分開演
会場:京都府立文化芸術会館
京都市上京区河原町通小路下ル/075-222-1046
市バス3・4・17・37・59・205系統 「府立医大病院前」下車
京阪神宮丸太町駅・出町柳駅から徒歩12分
入場料:無料
※ご来場いただける際は、お手数ですが劇団までご連絡ください。電話・E-mailでも構いません。
電話:03-3363-3261
FAX:03-3363-3265
E-mail:info@kaze-net.org
人はいつもたくさんの試みで心を発信している
言語ですら同じ記号で中身を変える―
ヘレン・ケラーは言葉を獲得したことで世界を掴み、拡げていった。
しかしもっと肝心なのは、ヘレンによって理解されたアニーがいて、
アニーによって理解されたヘレンがいるということ。
20世紀を生きたヘレンとアニーの実話をもとに、東京演劇集団風と、作者 松兼功の協働により誕生させた物語は、「教育の場」で、人間と人間がぶつかり合う心の問題、愛情と理解の課題として、現代を生きる私たちが見つめ直す問題を提示します。
「障がいの乗り越え」や「言語の発見」に重点を置かれてきたヘレンとアニーのふたりの物語を〝飽くなき人間への好奇心と愛情の交感の物語〟として、現代に蘇生させる意欲作。
1995年の初演以来、上演を積み重ねてきた風の代表的レパートリーです。
作:松兼功
演出:浅野佳成
音楽:小室等
舞台美術:上田淳子
照明:塚本悟
音響:渡辺雄亮
照明オペレータ:江田健
舞台監督:佐田剛久
【出演】
ヘレン・ケラー:倉八ほなみ
アニー・サリバン:高階ひかり
アーサー・ケラー:酒井宗親
ケート・ケラー:仲村三千代
ジェイムス・ケラー:中村滋
アナグノス:緒方一則
ビニー:清水菜穂子
パーシィ:石岡和総
医者:坂牧明/前田浩和
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
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