KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

とんぼ池の秋

2006年10月05日 | 2006年のブログ
10月3日は仕事が休みでしたので、秋の野草とトンボでも撮ろうかと千葉市郊外の自然公園に出かけました。
同じ千葉市内なのにそこはもうすっかり秋、街中では季節の変化がいかに少ないか思い知らされた気がしました。
この日の天気は曇り、撮影には少し厳しい状況でしたが、この日見られたトンボと蝶をご覧下さい。

 <染まり始めた池のほとり 2006/10/3:千葉市>
カツラの木でしょうか、トンボのいる池のまわりは早々と黄色く染まり始めていました。

 <マユタテアカネ 2006/10/3:千葉市>
白っぽい顔にある黒い模様を眉に見立てて名前が付いた様です。
でも眉というより鼻の場所ですけどね。

 <マユタテアカネ 2006/10/3:千葉市>
赤トンボは種類によって赤くなる部分や色がすこしずつ違います。
マユタテアカネはしっぽが鮮やかに赤くなります。

 <ナツアカネ 2006/10/3:千葉市>
ナツアカネは尻尾も胸も顔までも赤くなります。

 <ノシメトンボ 2006/10/3:千葉市>
羽の先が茶色に染まるノシメトンボは目立たない色の赤トンボ。

 <ノシメトンボ 2006/10/3:千葉市>
だいたいいつもこんな色ですが、もう少しするとレンガ色になります。

 <オオアオイトトンボ 2006/10/3:千葉市>
オオアオイトトンボがいました、日本で一番大きなイトトンボで、水辺の雑木林などで見かけます。

 <メスグロヒョウモン♀ 2006/10/3:千葉市>
池のほとりのアザミにメスグロヒョウモンがいました。
♂は普通のヒョウモンチョウなのに♀はご覧のとおり、ヒョウモンチョウには見えませんね。

 <キチョウ 2006/10/3:千葉市>
これはまだ翅の先の黒い夏型ですが、そろそろ秋型と入れ替わる時期です。

 <ナガサキアゲハ♂ 2006/10/3:千葉市>
この日一番残念だったのがこの写真、尾の無い南方系の大きなアゲハ、ナガサキアゲハの♂です。
レタッチして何とか見れる様にはしましたが、曇りの日に暗い所で素早く飛ぶ黒い蝶なんて、突然出て来られても写りません。
私はいつも低いISO固定で撮影してますのでなおさらです。
♀は今年良い写真が撮れましたが、♂はいまだにこんな写真ばかり。
また来年の宿題になってしまいました。

 <満員御礼 2006/10/3:千葉市>
池の中の倒木で休むカルガモとカメです。
のどかですね~・・・・なんてのんびりしないでくださいネ!。
このあたりはかなり自然豊かな所なのですが、このカメの名前はミシシッピアカミミガメ。
小さいうちはミドリガメって言うんですが、こんな大きなカメだったんですよ。
雑食性で水草、水生昆虫、エビ、魚類、などなんでも食べてしまいます。
そこのあなた、飼っていたミドリガメを池に逃がしたりしていませんか?。
カメは長生きです、このカメも30年は平気で生きています。
その間、毎日日本の野生生物を食っているんですよ、もう勘弁して下さいネ!。

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すみません、また長々とグチってしまいました。
ごめんなさい。