KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

蝶達の秋の装い

2006年10月17日 | 2006年のブログ
朝晩が少し冷え込む様になってきました。
そろそろ冬物の服を引っ張りださないといけませんね。
蝶たちも同じです。
きょうは秋の装いになった蝶たちです。

 <ヤマトシジミ♂ 2006/10/15:千葉市>
低温期型の♂です。
翅の黒い縁取りが細くなり、全体的に白っぽくなります。

 <ヤマトシジミ♀ 2006/10/15:千葉市>
夏の♀は黒一色ですが、秋には♀も青紫の衣装に衣替え。
個体差があってこの個体は青っぽいですが、紫の強い個体もいます。
もっと寒くなってからのほうが美しい個体が多い様な気がします。

 <ルリシジミ 2006/10/15:千葉市>
ルリシジミがいました。
夏の間は薄紫がかった感じがしますが、秋は6月頃の個体と同じきれいなブルーに戻ります。
気温が低くなってきたので、陽だまりで羽をちょっと開いてくれました。

 <ウラギンシジミ♂ 2006/10/15:千葉市>
白い♀は先週撮れましたが、やっと赤い♂が撮れました。
高い所にばかり止まってなかなか撮影させてくれません。
まだちょっと高いですね、背伸びしてズームでやっとです。

 <キタテハ 2006/10/15:千葉市>
秋型のキタテハです、見事な枯葉ですね。
この衣装で枯葉のふりをして越冬します。

 <アオスジアゲハ 2006/10/15:千葉市>
秋の装いとは関係ありませんが、アオスジアゲハがまだいました。
温暖化の影響でしょうか?。
普通ならそろそろいなくなる頃ですがこの個体は羽化して間もないきれいな個体でした。
ちょっとグリーンの強い美しい固体です。

 <ウスバキトンボ 2006/10/15:千葉市>
なかなか止まらないトンボ、ウスバキトンボです。
公園の芝生などで、いつもグライダーの様に気持ちよく飛んでいます。
集団で渡りをするトンボで、千葉市では夏になる頃、ある日突然東京湾からやってきます。
何匹ぐらいでしょうか、2日間ぐらいにわたって海からどんどん飛んできます。
ほんの数分見ているだけで何十匹って見ますから、おそらく何千何万という数でしょうね。
秋遅くまでスイスイ飛んでいます。

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もう山に行っても虫はいません。
でも暖かい平地では、まだ少しの間、遊び相手になってくれる虫もいますね。