勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

バツイチは恋のはじまり / Un plan parfait

2014年09月20日 | 洋画(フランス系)
「一度目の結婚は失敗する」と言うジンクスのある家族。“幸せな二度目の結婚“をゲットするために、『失敗するための一度目の結婚』をしようとした女性をめぐるドタバタ劇。この日は『ウィークエンドはパリで』とハシゴ。『ウィークエンドはパリで』の方は予想を外された内容でしたが、こちらは予想通りの物語。ホッとしました(笑)。

面白いのが、偽装結婚を図るイザベルとその被害者?のジャン=イブは、“今”の時間軸には出てきません。過去にあった事として語られる物語での登場。“今”の時間軸には、イザベルの家族しか出てこないんですよね。面白い作り方です。

それにしてもなぁ。イザベル、酷いよ(苦笑)。あんな女性は嫌です(怒)。それに対して、ジャン=イブは、いい人だ。なんていい奴なんだ。劇中のイザベルのセリフにも「こっちの方が辛くなってきた」とありましたが、イザベルの仕打ちは見ているこっちも辛かったよ(苦笑)。

でも、イザベル、お金持ちですね。飛行機のビジネスクラスチケットを当日購入したり、モスクワに行ったり、何だりかんだり。『ウィークエンドはパリで』の夫婦とは大違い(笑)。

さて、原題の『Un plan parfait』は、『完璧な計画』だそうです。果たしてそのとおりか否かは・・・。

タイトル バツイチは恋のはじまり / 原題 Un plan parfait
日本公開年 2014年
製作年/製作国 2012年/フランス
監督 パスカル・ショメイユ
出演 ダイアン・クルーガー(イザベル)、ダニー・ブーン(ジャン=イヴ/当て馬?)、アリス・ポル(コリンヌ/イザベルの妹)、ロベール・プラニョル(ピエール/イザベルの本命)、ジョナタン・コアン(パトリック)、ベルナデット・ル・サシェ(ソランジュ)、エチエンヌ・シコ(エドモン)、ロール・カラミー(ヴァレリー)、マロン・レバナ(ルイーズ)

[2014/09/20]鑑賞・投稿

ウィークエンドはパリで / Le Week-End

2014年09月20日 | 洋画(イギリス系)
結婚30年目。記念日旅行で訪れたのは、かつての新婚旅行先であった隣国のパリ。しかし、夫の仕事が解雇されたと言う告白をきっかけに、旅行は思い掛けない方向に向かいだし、夫婦関係は風前の灯に・・。

って言うか、こう言うもんですか?正直、予想というか、想像とだいぶ違いました。もっとハートフルで、心あたたまる、ハッピーエンドの物語かとおもいきや、そうではありません。って言うか、ハッピーエンドは、作り話でしか無いですからね。現実世界では、こういう感じなのかもしれませんけどね。

それと不思議なのが、モーガンが、やたらとニックを持ち上げるところ。学生時代に、色々と世話になったと言うことなんですけどねぇ、ニックの方は、あまりその自覚は無い様で、ちょっと不思議でした。

って言うか、ニックとメグの夫婦そのものも、不思議なんですよねぇ。って言うか、日本でもよくある、濡れ落ち葉夫?ニックがやたらとメグに擦り寄るんですが、メグがツレナイ(苦笑)。いやぁ、それにしてもなぁ。旅の恥は掻き捨てとは言いますが、「ちょっとやり過ぎじゃね?」と思わないでもないですね。この夫婦、捕まるぞ(苦笑)。

何となく、釈然としない感覚を覚えながら鑑賞終了。『夫婦喧嘩は犬も食わない』と言いますが、本当にそうかもしれませんね。それと、夫婦の仲は、他人には判りません。

タイトル ウィークエンドはパリで / 原題 Le Week-End
日本公開年 2014年
製作年/製作国 2013年/イギリス
監督 ロジャー・ミッシェル
出演 ジム・ブロードベント(ニック・バロウズ)、リンゼイ・ダンカン(メグ・バロウズ)、ジェフ・ゴールドブラム(モーガン/ニックの友人)、オリー・アレクサンデル(マイケル/モーガンの息子)、ジュディス・デイビス(イブ)

[2014/09/20]鑑賞・投稿