勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

アウトロー / Jack Reacher

2013年02月02日 | 洋画(アメリカ系)
元々は、ジャック・リーチャーを主人公とする小説。今回は、その第9作目を映画化している。

う~ん。だいぶTV CMから受ける印象と違いますねぇ。TV CMでは、アウトローながら、今回の容疑者を助けようとしている印象を受けますが、実際にはぜんぜん違う。今回の容疑者は、故あって釈放した、嘗てジャック・リーチャーが検挙した犯人で、釈放の際に「次に犯罪を犯したら、殺す。」と言う事を言いおいていたので、その“約束”を果たしにやってきたというのが真相。180度とは言いませんが、ぜんぜん違う話ですよね。

そう言うTV CM効果はさておき、ストーリーとしては面白いです。何となく、スティーブン・ハンターの『スワガー・シリーズ』と同じ香りを感じます。元軍人が主人公で、どちらかと言うと主人公は人嫌いだし、戦闘能力も高いなどなど、共通点があるからですかね?

物語後半に、名優ロバート・デュヴァルが出てきたのにはビックリ。いつもの様に、いい味出していましたね。

ぶっちゃけ、事件のすべての動機が解明されるわけでも無いです。でも、アメリカのヒット犯罪小説の雰囲気がうまく出されていて、中々面白かったです。

タイトル アウトロー / 原題 Jack Reacher
日本公開年 2013年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督・脚本 クリストファー・マッカリー
制作 トム・クルーズ
出演 トム・クルーズ(ジャック・リーチャー)、ロザムンド・パイク(ヘレン・ロディン/弁護士)、リチャード・ジェンキンス(アレックス・ロディン/ヘレンの父・地方検事)、デヴィッド・オイェオウォ(エマーソン刑事)、ヴェルナー・ヘルツォーク(ゼック)、ジェイ・コートニー(チャーリー)、ジョセフ・シコラ(ジェームズ・バー)、マイケル・レイモンド=ジェームズ(リンスキー)、アレクシア・ファスト(サンディ)、ロバート・デュヴァル(キャッシュ)

[2013/02/02]鑑賞・投稿