勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ザ・インタープリター(2005年)

2005年05月21日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル ザ・インタープリター

---感想---
国連の同時通訳が耳にした言葉から物語は始まる。その国連の通訳が二コール・キッドマン、彼女を警護することになったシークレット・サービスがショーン・ペンである。

史上初めて国連が、商業映画の撮影に協力した作品。国連総会議場などが随所に出てくる。これまでニューヨークを舞台にした映画は数多くあるが、国連を舞台にしたものはそれほど無いだろう。しかも、実際の国連で撮影されたのは皆無である。その意味で、この映画は非常にエポックメイキングな作品である。

「ステップフォード・ワイフ」で見せたコミカル(?)な役どころとは違い、一転シリアスな役どころを演じるニコール・キッドマン。クー語(?)と言う耳にした事が無い言葉を役柄上で操っているが、中々、それっぽい仕上がりになっている。一体、どう言う役作りをしたんでしょう? また、彼女を警護するシークレット・サービスのショーン・ペンも、憂いを秘めた演技が素晴らしい。(なんで憂いを秘めているかは、映画を見てください。)

結末に向けて物語が展開していくところは、正にサスペンス。中々の作品です。

英語版HP:The Interpreter from Yahoo!

日本公開年2005年
製作年/製作国 2005年/アメリカ
監督 シドニー・ポラック
出演 二コール・キッドマン、ショーン・ペン

[2005/05/21]鑑賞
[2006/01/12]投稿