来週からG.Wっていう頃、突然インターホンが壊れた。
「ピンポーン」の呼び出しの音は鳴るけれど、モニターに何も映らない。
2階の寝室の壁についている子機は大丈夫なので、助かった。
子供部屋のはもともとモニターが無いのだけれど、こちらは呼び出し音が鳴るが相手の声が聞こえない。
ただの呼び鈴だ。
ずいぶん前から壊れていたけど、ほとんど使わないので放置していた。
まずはメーカーに確認
パナソニック製品なので、ホームページからお客様相談の電話番号を見つけて電話してみる。
家を建ててからもうすぐ18年。
部品はきっと無いだろうな、と思いつつ・・・。
電話口の女性は、まず「ご不便をおかけして申し訳ありません」
いえいえ、もう多分寿命です、と心の中でつぶやく。
品番を伝え、パナソニック製品であることを確認し、修理の部門の方が折り返し電話して下さる。
おそらく部品が無いとは思うが、探してみます、と言ってくださった上で、ただ、あったとしても、修理に数万円はかかるだろう、とおっしゃる。
「もし、もう一つの子機が壊れたときにも同じくらい修理費用がかかるということですよね。」
と、念のため聞いてみる。
「そういうことになります。」と修理の方。
今回部品があったとしても、次回は無いかもしれません。
「買い替えたほうがいいですか?」と聞くと、
今後のことも考えるとそのほうがいいかも、とのことなので、「では、そうします。」
「家電量販店に行くと実物も見られるので、一度行ってみてはいかがでしょう」
とアドバイスをくださった。
家電量販店に行ってみる
とりあえず壊れたままだと困るので、近くのヤマダ電機に行ってみる。
インターホンの展示のあるコーナーでカタログを見つけ、店員さんにあれこれ聞いてみる。
が、我が家のインターホンは屋外子機が2か所ある、というちょっとイレギュラーな取り付け方をしているため、カタログにそのパターンが載っていない。
文章を読む限りは取り付けが可能だけれど、店員さんでは金額など対応できなかった。
パナソニックのカタログだけもらって、家に帰り、夫と熟読する。
この組み合わせなら大丈夫なはずというのを見つけて、これにしよう!と決定した。
工務店に相談してみる
私は建築士なので、日ごろから仕事でお付き合いのある施工会社がいくつかある。
中でも、気軽に頼める工務店にいろいろ聞いてみる。
一般の方の場合は、戸建てなら施工をした住宅メーカーや工務店などがメンテナンスの相談に乗ってくださるはず。
マンションなら管理会社がメンテナンスをしてくれますね。
我が家の場合は、施工してくださった工務店さんが残念ながらもう無いので、仕事でお世話になっている施工会社に相談している。
品番を伝え、こちらが思っているような取り付け方が可能か確認してもらい、見積を出してもらう。
幸い大丈夫だったし、金額も想定内だったので、発注する。
が、コロナの影響で品物がいつ入ってくるかわからない、とのこと。
おそらくどのメーカーも同じなので、気長に待つことにした。
通常ならいろんな人がチャイムを鳴らす。
屋根とか壁を塗り替えませんか?
ソーラーパネルを設置しませんか?
配管の掃除をしませんか?
今、幸せですか?
コロナの影響で外出自粛になっているので、そういう人たちが来ないのが幸いだった。
待つこと約1か月半。
ようやくインターホンが届いた
新しいインターホン取り付け完了!
屋外の子機は、門の所と、玄関扉の横の2か所。
本来なら、門扉の所だけでいいのだが、隣に住む夫の親戚が、木戸を通って玄関前に直接来るから、という特殊な事情による。
築18年の家は外壁もくすんできてるので、インターホンが真新しいのが目立つ。
玄関ドアを昨年取り換えたのがせめてもの救いだ。
我が家のメンテナンス・・・玄関ドア
室内の親機は前よりも一回り小さく、薄くなった。
なんだかスッキリ。
インターホンを押した人が自動で録画されるらしい。
なんと言っても便利なのが屋内の子機。
電話の子機のように持ち運びできる。
ちゃんとモニターも付いてるし。
今までは、私たちの寝室と子供部屋の壁にそれぞれ付けていたが、2階にこれを一台置いておくことにした。
私の仕事部屋に仕事中は置いておくこともできる。
今まで壁についていた子機を外したところは穴が開いてしまっているので、プレートでふさぐ。
あまり見栄えはよくないけれど、プライベートゾーンなのでよしとしよう。
とここで、気になることが・・・。
せっかくなのでついでにスッキリ!
インターホンの親機の脇に、フレッツ光のモデムとルーターが。
配線のごちゃごちゃがとても気になる。
ここはリビングのドアを開けっぱなしにしておくと、隠れて見えなくなるので、見て見ぬふりをしてきた。
もちろんおしゃれなルーター収納を探してみたりもしたけれど、カウンターの奥行きに合うものがなかなか見つからない。
さて、どうにかならないか、と片付け途中の仕事部屋を見回すと・・・
行けるかも!っていうファイルボックスが目に入る。
書類を処分して空いていたものだ。
無印良品 ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド
早速、縦にして入れてみると
なんかぴったり
後ろが完全に開いているので熱もこもらない。
どうして今まで気が付かなかったんだろう。
インターホンが壊れたおかげで、思わぬところがスッキリした。
何が功を奏するかわからないものだ。
ちょっとおしゃれではないけれど、おしゃれな収納を見つけるまで、しばらくはこのままで行こうと思う。
ということで、インターホンが壊れてから、ちょっと時間はかかってしまったけれど、無事、我が家のインターホンは新しくなり、ルーター回りもスッキリしました。
築10年を過ぎたあたりから、設備をはじめいろいろと不具合が出てくる。
メンテナンスしながら上手に暮らしていかなければ・・・、としみじみ思う今日この頃。
次はどこが壊れるか、びくびくしながら・・・