兵庫県に住む友人が上京したときに
お茶会を催すのが恒例になりつつある。
しっかりと基本を学んだうえで、
お茶を自由に楽しむことを提唱する彼女のお茶会は
茶道を学んだことが無い私たちにとっては、
ハードルが低くて、純粋にお茶が美味しい!と思えて楽しい。
今まで、2回ほどお茶会を催したが、
いずれもゆるゆると楽しかったな~
初めてのお茶会はゆるりとした優しい時間の中で・・・ - ゆるゆるらいふ
ゆるめのお茶会をとことん楽しむ - ゆるゆるらいふ
さて、3度目の今回は「野点(のだて)」にチャレンジ。
ついに外でお茶をいただく。
暑くも寒くもないこの季節ならではのイベントだ。
今回の参加者は私も含めて4人。
これまでの2回にも参加している仲間たち。
野点といえば
赤い毛氈を敷いて、大きな和傘があって、
お着物の人たちが座って・・・
ってイメージだったけど、
それはかなり本格的なもので、
とにかく外でお茶を点てればいいのよ、と彼女は言う。
この季節、彼女は
こんなお茶セットを持って

水筒にお湯を入れて、公園でお茶を点てて飲んだりしてるらしい。
かっこいい!
この日のプランは
まず、下準備
昼食
みんなで短冊を描く
お茶おいただく
という流れ
【下準備】
師匠(以下友人を師匠とよばせていただく)
が抹茶を漉して準備してくれる
私はとりあえず準備・昼食に使う部屋に
お香を焚いて白檀の香りにする。

この日はお昼にお餅を食べよう、ってことになってるので、
お餅がつけるパン焼き機(サブスク中なので)にモチ米をセットしてつき始める。

【昼食】
お餅がつけたので

みんなでちぎって丸める。

お雑煮とか、栗あんのおしるこ、きなこ、大葉味噌をつけて海苔で捲いたり、
いろんな味でつきたてのお餅をいただく。
幸せ~
これだけで、もう満足してい落ち着いちゃうけど、
これからがメインイベントなのだ!
【みんなで短冊を書く】
事前の打ち合わせの時、師匠から
歌を詠もう、そして短冊に書こう、という提案があった。
でも、私たち一般人にはちょっとハードルが高い・・・
ということで、願い事とか、好きな言葉を書くことになった。
私が個人的に書きやすいと感じている
呉竹の美文字筆ペンと短冊を用意。

半紙を切ってちょっと練習してから、
みんなで短冊に書き始める。

100円ショップで売ってる、カフェカーテン用のクリップで、
庭のオリーブの木にぶら下げる。

七夕みたい
私が何を書いたかというと

棚からぼたもち、雨あられ
これをそれっぽく書く・・・
師匠は
まるかいてちょん
ええ風ふかそう
なんて書いてた
【野点(のだて)】
さあ、いよいよお茶をいただこう。
当初の予定では
庭にシートを敷いて
座っていただく予定だったけど、
残念ながらこの日の朝まで雨が降っていて、
地面がぐちゃぐちゃ・・・
仕方がないので、デッキの上のイスとテーブルを使う。
雨がやんだだけラッキーってことにする。

師匠が持ってきてくれた
野点セットがかわいい
お菓子は毎回恒例、
なぜか近所にある皇室御用達の和菓子屋さんから買ってくる。

安定の美しさ&美味しさ
ちょっと季節は違うけど
桜のお茶碗を、と師匠が花さかじいさんお茶碗が登場!

かわいい!
たまたまだけど、
この日、庭では季節はずれの桜が咲いてた

お湯は簡易的にポットから。
師匠がお茶を点ててくださる


おいしそう!
みんなでいただきます

師匠の分は、お茶をたしなむもう一人の仲間が点てる

いいお天気ではなかったけど、
暑くもなく、寒くもなく、
外にいるのにはちょうど良い一日だった。
蚊が出始めてるので、
蚊取り線香をあちこちに置き、
やぶ蚊バリアっていうスプレーをあちこちにまいたら
蚊に刺されずに終えることが出来た。
ゆるめの雅な一日を過ごさせていただきました。
師匠とお集りの皆さん、今回もご一緒いただきありがとうございました。
翌日は師匠と一緒に大人の遠足です