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観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

干潟の主役はカモ達に代わったようです。

2018-10-13 16:49:24 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 8時25分 潮位237cm

今日の干潮時間14時05分 潮位105cm

 シギ・チドリの渡りも終盤になって、藤前干潟の主役は冬鳥のカモ達に代わってきました。

まだエクリプスの状態で種類も雌雄も解りにくいですが、あと2~3週間もすれば冬場に見慣れた姿に換羽が進みます。

また今日は今季初めてカンムリカイツブリが観察できました。他の地域では繁殖もしていて、1年中観察できますが、ここ藤前干潟では冬鳥として観察できます。

シギチドリ類は、まだダイゼンやオバシギの群れが観察できますが、導流堤の干潟から中々離れないのでフィールドスコープを使わないと観察は難しい状態です。

アオアシシギは名四より上流では20羽ほど観察されていますが、下流の左岸にはチュウヒに追われた1~2羽が移動してくるだけでした。

今季はトウネンの飛来がとても少なく寂しい秋の渡りでした。

もうそろそろハマシギの群れも藤前干潟にやってくるはずですが、今年の秋から冬にかけての飛来状況はどのようになるのでしょうか?少し心配です。

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ915、ダイサギ63、コサギ9、アオサギ29、マガモ74、カルガモ92、コガモ266、ヒドリガモ21、オナガガモ363、ハシビロガモ23、ホシハジロ3、キンクロハジロ6、スズガモ46、ミサゴ21、トビ1、チュウヒ1(♂)シロチドリ43、ダイゼン21、ハマシギ1、オバシギ21、アオアシシギ4、イソシギ1、オオソリハシシギ2、セグロカモメ7、オオセグロカモメ2、ウミネコ118

昨日(12日(金))に観察できた主な野鳥 カワウ589、ダイサギ36、コサギ2、アオサギ14、マガモ15、カルガモ20、コガモ60、ヒドリガモ10、オナガガモ459、ハシビロガモ3、ミサゴ25、ハヤブサ1、シロチドリ53、ダイゼン6、メダイチドリ2、アオアシシギ1、イソシギ1、セグロカモメ5、オオセグロカモメ1、ウミネコ165

昨日(12日)は、風が強く、護岸の方へ流されてくるミサゴをよく観察できました。

 

 

明日の満潮時間 9時05分 潮位222cm

明日の干潮時間14時36分 潮位121cm

コメント
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