観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

台風の爪痕

2018-09-05 20:35:01 | 秋の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 7時46分 潮位 80cm
今日の満潮時間14時55分 潮位209cm

 

台風21号が過ぎ去って一晩経った名古屋港には、コンテナを積んだ船が戻ってきていました。

しかし、稲永公園の野鳥観察館周辺では、辺り一面、マツの葉や枝が敷き詰めたように落ちていて、昨日の風の強さを改めて実感します。

さらには、折れている松の木も何本かありました。

※野鳥観察館にお越しになる際、稲永公園の松林を歩く際は落ちている枝などにつまづかないように足元にお気を付けください。

さらには、木に引っ掛かっている折れた枝などが降ってくることも考えられますので、頭上にもお気を付けください。

公園の管理者に対応をお願いしていますが、今回の台風での被害が様々なところであり、対応が間に合っていないようです。

 

関西国際空港は高潮で冠水したそうで、ニュースで流れるその光景に驚きましたが、

稲永公園も昨日、高潮の影響で浸水した場所がありました。

浸水した場所の近くのヨシ原では、ヨシがほとんどなぎ倒され、上部の茎や葉が引きちぎられたのか短く刈り取られたようなヨシもたくさんありました。

さらには、ペットボトルなどのごみが大量に漂着していました。

堤防の小段にも高潮で漂着したヨシ屑とごみが大量に。歩くのが難しい場所もありました。

改めて、台風の恐ろしさを再確認しました。

最後の写真は野鳥観察館から見た今日の夕日です。

 

また、今日の庄内川河口の鳥たちの様子ですが、カワウの飛来数は少なかったですが、シギ・チドリをはじめとするその他の鳥たちの飛来数に大きな変化は見られなかったようです。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ354、ダイサギ43、コサギ4、アオサギ24、マガモ26、カルガモ281、キンクロハジロ1、スズガモ3、ミサゴ7、ダイゼン53、トウネン4、オバシギ16、ウズラシギ1、アオアシシギ12、イソシギ1、ソリハシシギ13、オオソリハシシギ5、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ3、ウミネコ146、コアジサシ1

 

明日の干潮時間 9時02分 潮位 64cm
明日の満潮時間16時01分 潮位229cm

コメント
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