観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

明日は「藤前フォーラム」が開催されます。

2018-09-28 20:38:02 | 秋の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 7時37分 潮位253cm
今日の干潮時間13時35分 潮位 75cm

 

今日は久しぶりに快晴で、気温が上がりました。

午前中、出始めたばかりの干潟を見に行くと、アオアシシギ5羽が並んでいるのを観察できました。

その後、アオアシシギは干潟が広がるにつれて下流へ移動。増えてきたカモたちの近くで餌を探していました。

午前中はアオアシシギ以外はほとんどシギ・チドリを観察できませんでしたが、午後からはシギ・チドリの飛来が少しだけ増え、オオソリハシシギ、ダイゼン、オバシギなどを観察できました。

泥にくちばしをさして餌を探すオオソリハシシギ3羽↓。

護岸近くで観察できたダイゼン↓。

今日もゴカイを捕っているのを観察できました。

 

また、今日はミサゴが狩りしているのを頻繁に観察できました。

でも、こちらのミサゴは川に飛び込もうとするも、何度も失敗していました。

(※シギ・チドリおよびミサゴの写真は全て、Mさんより提供いただきました。)

 

さらに、野鳥観察館周辺の松林では、秋の渡り途中の小鳥たちもよく観察できました。

こちらはコサメビタキ↓。

虫を捕えて食べていました。

エゾビタキも松林の間を飛び回っていました。

この他、キビタキ(メス)も観察できました。

 

今日は秋晴れでしたが、今週末から月曜日にかけて近づく台風24号が心配ですね。

みなさん、くれぐれもお気を付けください。

 

そして、明日は「藤前フォーラム2018」がお隣の稲永ビジターセンターにて開催されます。ぜひ足をお運びください。

【9月29日(土)藤前フォーラム2018「小笠原昭夫氏を偲んで」のご案内】

鳥類保護の専門家として名古屋市周辺などの自然環境保全に尽力され、藤前干潟保全においても大きな役割を果たされた小笠原昭夫氏が今年5月に逝去されました。

9月29日(土)に稲永ビジターセンターにて、小笠原氏の業績を偲びつつ、藤前干潟保全の意義を改めて振り返る藤前フォーラムが開催されることとなりました。

★藤前フォーラム2018「小笠原昭夫氏を偲んで」
 開催日:9月29日(土)14:00~16:00
 場 所:稲永ビジターセンター 2階 会議室(名古屋市港区野跡4-11-2)
 定 員:50名
 申込先・問合せ先:NPO法人藤前干潟を守る会(TEL:080-5157-2002)
 主 催・NPO法人藤前干潟を守る会・日本野鳥の会愛知県支部・名古屋鳥類調査会 

 

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ3,728、ダイサギ73、コサギ9、アオサギ13、マガモ160、カルガモ105、コガモ100、ヒドリガモ15、オナガガモ99、ハシビロガモ2、ホシハジロ2、ミサゴ22、ハヤブサ1、ダイゼン5、オバシギ4、アオアシシギ5、イソシギ1、オオソリハシシギ3、ウミネコ60、オオセグロカモメ1

 

明日の満潮時間 8時17分 潮位245cm
明日の干潮時間14時06分 潮位 91cm

コメント
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