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観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ユリカモメも戻ってきました。

2018-08-05 16:32:04 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 5時30分 潮位 99cm

今日の満潮時間11時44分 潮位195cm

今日は干潮時間が明け方頃で、野鳥観察館の開館時間には導流堤の干潟も満ちて来て狭くなっていました。

観察館に着くと、遠くも霞んで風もなくで非常に蒸し暑い日でした。

早い時間に観察館には出て来ていたものの、あまりの蒸し暑さに外に出るのをためらっていましたが、日が昇ってくると、もっと暑くなりそうなので、首にタオルを巻いて、急いで自転車で左岸に出かけました。

左岸の干潟には、ここ数日で数が増えてきたダイゼンの姿が。少し擦り切れていますが夏羽が残っています。

ダイゼンの後ろにはソリハシシギやキアシシギの姿も観察できます。

右のダイゼンはだいぶ夏羽が擦り切れて換羽が始まっています。

こっちのダイゼンは昨年生まれ?の若い個体。まだ今年生まれの幼鳥は来ていないようです。

例年だと若い個体は春に繁殖地に渡らずに藤前干潟でも夏越する個体を観察できましたが、今季は夏越個体は観察できませんでした。

アオアシシギも少しずつ夏羽から冬羽へと換羽が進んでいます。

まだ飛来数が少なくて、時々しか見られないキアシシギも近くで観察できました。春の渡りの時は胸の横斑がきれいに見えましたが、この季節に飛来するとだいぶ横斑や翼も擦り切れています。

そのうちに左岸の干潟も少しずつ潮が満ちてきました。一か所に集まってきたソリハシシギも、まだ残っている導流堤の干潟に去っていきます。

太陽も昇ってきて、日陰も少なくなってきました。
もう蒸し暑くて耐えられません。シャッターも押したし、左岸滞在時間10分で観察館に撤収です。

また、今週の初めにユリカモメを1羽確認できていましたが、今日は3羽のユリカモメを観察できました。

 

観察館のエアコンの効いた事務所から見る水場には、今日も暑さに耐える、何時ものメンバーが順番に水浴びにやって来ました。

いつもの今年生まれのシジュウカラ2羽。

そして今年生まれのスズメ達、松葉の下の餌を探したり、

水浴びをしたり。

若いムクドリも周りに気を遣いながら水場にやってきます。

そして変な色彩のムクドリの幼鳥も ・・・・・・
7月24日にも確認されています。(記事の一番下の個体参照)

 

【藤前干潟に関わるイベント等のご案内】 

☆「秋の野鳥写真展」・「藤前干潟写真展」の展示作品募集中(8月19日締切)@名古屋市野鳥観察館→詳細はこちら(PDF)

☆8月11日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊@名古屋市野鳥観察館
毎月1回、野鳥観察館で行っている「渡り鳥調査隊」。藤前干潟の野鳥の観察をしながら、種類と数の調査にチャレンジします。初心者大歓迎です。→詳細はこちら(PDF)

☆8月11日(土)鳥のミニ模型に色をつけよう!@名古屋市野鳥観察館→詳細はこちら(PDF)

☆8月23日(木)「ひがたにくるトリ、どんなトリ?~野鳥観察とミニ模型の色塗り~」 ※対象:小学校1年生~3年生(保護者同伴)」@名古屋市野鳥観察館・稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)→詳細はチラシ(PDF)、または名古屋市HPをご覧ください。

☆8月1日(水)~11月30日(金)企画展「干潟のごちそう展~食べものとしてみる干潟の生きものたち~」@稲永ビジターセンター

☆7月28日(土)~12月16日(日)企画展「アナジャコ展~干潟の穴掘り名人の謎~」@藤前活動センター→詳細はこちら(藤前干潟を守る会HP)

 

今日観察出来た主な野鳥 カワウ567、ササゴイ1、ダイサギ36、コサギ4、アオサギ22、マガモ24、カルガモ287、スズガモ2、ミサゴ5、コチドリ3、ダイゼン6、オバシギ3、アオアシシギ15、キアシシギ2、イソシギ2、ソリハシシギ8、オオソリハシシギ1、チュウシャクシギ13、ウミネコ189、ユリカモメ3 他

 

明日、8月6日(月)は野鳥観察館の休館日です。

6日(月)の干潮時間 6時51分 潮位 91cm

6日(月)の満潮時間13時21分 潮位196cm

7日(火)の干潮時間 8時09分 潮位 76cm

7日(火)の満潮時間14時59分 潮位209cm

コメント
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