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観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

40℃超え

2018-08-03 20:56:20 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 9時30分 潮位212cm
今日の干潮時間15時31分 潮位 89cm

 

今日は本当に暑いと思っていたら、本日の名古屋の最高気温は40.3℃だったとのこと。

名古屋で気温が40℃を超えるのは、観測史上初めてのことだそうで、今年の夏の暑さには驚くばかりです。

7月初めから非常に暑い日々が続いており、私の周囲では「疲れがたまってきた」、「夏バテしている」という声もちらほら聞きます。

この暑い夏はまだまだ続きそうとのことです。みなさん、無理せず、お身体を大事にお過ごしください。

 

こんなに暑いですが、今日も藤前干潟周辺には鳥たちが多数飛来しました。

午前中、干潟が現れる前から、カワウの大群が庄内川河口で追い込み漁を盛んにしており、野鳥観察館からはカワウがアカエイを飲み込もうと格闘する様子も観察できました。

午後、庄内川河口の最下流まで干潟が現れると、ダイゼンとオオソリハシシギが姿を現しました。

ダイゼンは、昨日までは1羽のみの確認でしたが、今日は少し増えて6羽をカウントできました。

 

さらに、今日は弥富市歴史民俗資料館の企画展のご紹介をします。

弥富市は「文鳥」と「金魚」の生産で知られる尾張地方にある市です。

現在、弥富市歴史民俗資料館では、弥富市が誇る文鳥と金魚、さらには弥富市に生息する野鳥などの豊かな自然・生きものについて紹介する企画展「生きもの王国やとみ-金魚・文鳥・身近ななかまたち-」が開催されています。

この企画展の中では、弥富市の近くにある藤前干潟の紹介もされています。

また、弥富市歴史民俗資料館では、様々な金魚が展示・飼育されており、金魚が泳ぐ姿に癒されます。

さらには、資料館が飼育している白文鳥の「文ちゃん」にも会えるかも。

屋外での活動は厳しい日が続きますので、屋内で開催されている企画展へ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

 

なお、藤前干潟では、稲永ビジターセンターで「干潟のごちそう展」、藤前活動センターで「アナジャコ展」が開催中です。

☆8月1日(水)~11月30日(金)企画展「干潟のごちそう展~食べものとしてみる干潟の生きものたち~」@稲永ビジターセンター

 

☆7月28日(土)~12月16日(日)企画展「アナジャコ展~干潟の穴掘り名人の謎~」@藤前活動センター→詳細はこちら(藤前干潟を守る会HP)

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ1,630、ササゴイ1、ダイサギ48、コサギ22、アオサギ25、マガモ16、カルガモ205、ホシハジロ1(♂)、キンクロハジロ1(♂)、スズガモ3、ミサゴ5、ダイゼン6、ケリ3、アオアシシギ11、キアシシギ2、ソリハシシギ14、オオソリハシシギ1、チュウシャクシギ3、ウミネコ205

 

明日の満潮時間10時29分 潮位202cm
明日の干潮時間16時16分 潮位108cm

コメント (2)
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