観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

秋の写真展が明日から始まります。

2018-08-24 20:05:17 | イベント

藤前干潟

今日の干潮時間10時58分 潮位 60cm

今日の満潮時間17時35分 潮位239cm

 

今日は、明日から始まる「秋の野鳥写真展」と「藤前干潟写真展」の展示作業を行いました。

みなさんから応募いただいた作品のうち、54点の作品を展示させていただきました。

応募いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

なお、展示スペースの都合上、応募いただいた全ての作品を展示することができませんでした。

ご了承くださいますようお願いいたします。

写真展の詳細は以下になります。

「秋の野鳥写真展 鳥のいる水辺の風景」主催:名古屋市野鳥観察館
「藤前干潟写真展 藤前干潟の魅力 ~風景・生き物~」主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会
  展示期間:8月25日(土)~9月30日(日)
  休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・第3水曜日
  場所:名古屋市野鳥観察館 2階 (名古屋市港区野跡4-11-2 稲永公園内)

魅力的な写真が集まりましたので、ぜひ写真展へ足をお運びください。

 

今日は台風20号が本州を通過した後で、南の蒸し暑い風が吹く藤前干潟でした。

シギ・チドリ類の大きな変化はありませんでしたが、
台風が日本列島に接近し始めた3日前の21日(火)から増え始めたアジサシの仲間は、台風が列島を通過した今日は更に飛来数が増えました。

今日は、台風通過後恒例の”アジサシ祭り”が朝から日没まで行われ、アジサシの仲間が飛び回る様子が常に観察できましたし、コアジサシは今年最大数の373羽をカウント出来ました。

毎年この季節は台風通過後にアジサシの仲間で賑わいますが、例年はクロハラアジサシやハジロクロハラアジサシが多かったのですが、今回は沼アジサシの仲間は少なくてアジサシ、コアジサシが主体でした。

またアジサシ類の中に、藤前干潟では初確認と思われるセグロアジサシ3羽(成鳥2羽、幼鳥1羽)を終日確認することができました。

今日観察できた主な野鳥 カワウ870、ダイサギ43、コサギ15、アオサギ14、マガモ72、カルガモ44、スズガモ3、ミサゴ2、オオタカ1、コチドリ2、メダイチドリ2、ダイゼン58、コオバシギ1、オバシギ15、アオアシシギ11、キアシシギ12、ソリハシシギ35、オオソリハシシギ3、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ7、ウミネコ254、クロハラアジサシサシ2、アジサシ22、コアジサシ373、セグロアジサシ(AD2.J1)

明日の干潮時間11時32分 潮位 52cm

明日の満潮時間18時03分 潮位253cm

コメント
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