漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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愛媛旅 最終日

2011-08-20 17:28:16 | 旅行
さて、7日目。
あっという間に帰る日がきてしまいました。

朝8時ちょっと前に出発。
ご近所の方が、かわるがわるお見送りにきてくださって、
本当に温かいです。

祖母とのお別れもさみしくなりますが、
カンタに祖母を頼んできました。

帰りの橋です


いつみても、美しい風景です。

帰りは結局夫がずっと運転してくれて、
私が出動したのは
相模の渋滞区間のみ!笑

SAで食べては、眠り、
食べては、眠り。最高のドライブ!笑

夜の8時すぎについたので、12時間。
行きよりずっとはやかったです。

そうそう、ひとつ砥部焼で夫が地団太踏んで(?)ほしがったものがありました。

これです。


お福さんのお面です。

私にはまったく分からなかったのですが、
お福さんって家康のお妾さんなんですって、
どこかで、大根を洗っているお福さんを見染めた家康が側室にしたそうなのですが、
顔は美人じゃないけれど、とても愛きょうがあって、
さらに政治にも口をだすようになるほど、出世したのだそうで、
そういう縁起物のお面なんですって。

砥部焼のお面があったなんて、はじめてしりました。

さてさて、これからも環に素敵な商品がはいり、
たくさんの人の心がなごむような日用品を取り扱っていたけたらと思っています。
四国の温かい人々がおりなす品々をお届けできましたら幸いです♪

長い旅日記をお読みいただきありがとうございました!

愛媛旅 第六夜

2011-08-20 17:20:27 | 旅行
六日目は、内子へ観光にいきました。
和ろうそくを作る古い町です。



ん?何かいますね?


わかりますでしょうか?


ほら、奥に!
のぞきこむと、


びよ~んっと猫ちゃんがお昼ね中。
なんて、無防備な。笑
みんな優しいのでしょうね。

こんな甲冑まで飾ってありました。

このような赤い色がしっかり残っているのもすごいですね
約350年前のものだそうです。

こんな貸家がありました。
いかがでしょうか?


そして、内子座です。


そして、ろうそく屋さんはお休みだったのですが、蝋燭台屋さんに行けました。
もとは鍛冶屋さんみたいです。
本当に素敵な形がたくさんあります。

この日は早めに帰りました。
ご近所にごあいさつして、夕飯は

トマト肉じゃが、
キュウリの酢の物
みょうがの酢味噌和え
アスパラと油揚げの味噌汁

最後の夜は、祖母の口数がいつもより減った感じがしました。
自由にお台所も使わせてもらい、
好き勝手に出歩き、自由にさせてもらって、
夜は楽しいおしゃべり。
おかげさまで素敵な夏休みになりました。

ありがたいです。

愛媛旅 第五夜

2011-08-20 17:16:30 | 旅行
五日目は松山市内へ行きました。

郡中線でいきます。
いつもの電車はこれです。

↑これは帰りにとりました。

ところが、行きに電車にのったら
ん!?
と、驚いたわけです。

じゃん!

知っている電車じゃございませんこと?

こりゃぁ、京王線ですよ!
鉄子じゃなくても、わかります。

しかし、確信がつかめません。駅員さんに聞いてみよう!
市駅にいて、先頭からパシャリ


その時、うちの妖精が
「決定的な証拠があった!」と見つけました。

これです。

みえますか?
KEIOの消された文字!

うふふふ。みーつけた!

こんな風に松山で使われているなんて、
どんな感想かというと、
親しみがわく。そんな感じです。

市内は
おととし以来ですが、ずいぶん変わりました。
お店が閉まっているところが少し増えたように感じます。
ちょっと元気がないかなという感じ。

しかし、熱くてへばりそうです。
親戚にごあいさつして、帰ってきました。

夕飯は

おろしハンバーグ すだち添え
人参のあま煮
ポテトサラダ
なすとみょうがの味噌汁
ごはん

でした。
味噌汁はいりこ出しが、いちばん美味しいな~っと久々に食べて、改めて思うのでした・・。




愛媛旅 第四夜

2011-08-20 16:51:36 | 旅行
4日目は、メインイベント。砥部焼の窯元周りです!

その前に、朝、幹太くんのお散歩へいきました。
カンタくんは、おしゃべり犬です。
朝は祖母に「オハヨー」といいます。
祖母が「ご飯やろなー」というと、
カンタは「ハヨー」(はようせぇ)と言い、せっつきます。
この二語だけですが、おしゃべりします。笑

「おりこうさん」して、というと、こうします。


「伏せ」ではなく、「おりこうさん」と、祖母はしつけました。笑

そして、お散歩いくよ、というと、おりこうさんで待つんですね。

さあ、出発!


二キロくらい先の公園へ
妖精とのお尻コラボ


元気に走りまわります。


私はうんち拾い担当。

さて、10時から砥部へ。
砥部焼は、とても厚い白磁で、割れにくいので日常使いにぴったり、
子供のころからなじみがあるのですが、それだけではない美しい色の絵が入るのも魅力。
私のいちばん好きな焼き物なのです。

まずは、絵付け体験。


数週間で届くので、できあがったら、のせますね!

窯元さん周り、まずは、めずらしくフィリピン人の美しい女性が絵付けをしているところです。


砥部っぽくない、のですが、どくとく美しいお花の絵をかかれます。
たしか数年前に都内の(どこか忘れましたが)伊勢丹で展示会をされていた気がします。

そして、梅山窯です。


あれ?妖精さん。そこに入るのですお~。どちらへいくのかしら?
と思ったら、窯元さんのお住まいがありました。


こちらは登り窯です。



こちらでは、環用にカップ&ソーサーを


それから、自宅用にスープ皿を


砥部焼の代表的な唐草の模様は、こちらの窯元さんがはじめれました。
とても美しい曲線です。

他にももろもろと買いました。
卸のお話もきけました。

次に、むかった窯元さんが、また素敵でした!
ご一家でされているのです。
娘さんの小鳥のお皿と、息子さんのガラス細工


お父さんの焼き物


お母さんのは素晴らしかったのですが、ちょっと高くて断念。
ほんとに手がこっているんです!

小鳥のお皿つくる娘さんが、私と同じ名前なのです!びっくり!
漢字まで全く同じって今まであまりお会いしたことなくて、
説明してくださったお父さんと、驚きあいました。笑
名刺をお渡しして、展示会を環でさせていただける許可をいただけました。
あた、あらためて企画させていただきたいと思います!

気づけば午後6時!砥部焼最高です。
砥部の人も素晴らしいです。

いそいで帰り、夕飯の支度を!

ご飯
ナスとトマトとひき肉の重ね焼き、
キュウリの梅和え
みそしる

を作りました。
スーパーでは愛媛産の野菜ばかり、
野菜を自由に選べることが、こんなに幸せだったなんて、
あらためて感謝をしつつ、複雑な思いです。

愛媛旅 第三夜

2011-08-20 16:29:18 | 旅行
三日目はここに行きました。
ど~ん



土佐です!

高知は一度もいったことがないのです。

くじらの刃物がほしくて、有名な刃物屋さんに向かっていたら、ちょっと
道を間違えてUターン。念のため、ナビを見直すために、路肩に停車。(人のこないような道)

そしたら、ある車が私たちの横にピタっととめました

は!こんなところに止めてはダメだと怒られるのかな?と思ったら、
その車の人は真っ黒に焼けているお兄さんで、強い土佐なまりで

「どいくん?アンパンマン(ミュージアム)?アンパンマン?」

夫「・・」言葉が聞き取れず、絶句の?顔

ヒアリングのできた私
「刃物のお店い行こうと思っているんです」

と言うと、めっちゃめちゃ丁寧に道を説明してくださったのです。
車をとめてまで、教えてくれるなんて、本当にびっくり仰天の優しさですよ。

高知の人の優しさに感動しつつ、刃物屋さんに向かうと、、なんとお盆休み!
がーーーーん。これは使ってみてよかったら、環に仕入れたいと思っていたので
非常に残念。

つぎは、創業200年の古道具のお店へ。
次も休みだったら、ショックなので、確認の電話をしました

私「本日は営業されていますでしょうか?」

店主「あんなぁ、私昨日救急車ではこばれよって、今日はお昼からにしよおもてるんよ」

私「大丈夫ですか?無理されませんように、ではお昼ごろ一応いかせてください」

店主「お手伝いの人が一人はおるんやけど、できれば、早く来て、店開けるの手伝ってくれたら助かるキに・・・・
    
    助けてくださ~~~~い!」

私「(笑)わかりました、すぐ向かいます!」

って、見ず知らずの、もしかしたら大悪党かもしれない私にこんなお願いを
してくださるんですよ。
この店主はなんて心がきれいなんだと思ったんです。
高知の人が立て続けに優しい人ばっかりで、ある意味カルチャーショック!

で、店につきましたら、何も言っていないのに
「遠方からお越しいただき、まことにありがとうございます!」って
ご丁寧なごあいさつをしてくださったのです。きっと車のナンバーでわかったのですね。
白いきれいなシャツをきて、真っ黒に日焼けした女性の店主は、たしかに
ちょっと具合が悪そうでしたが、とても温かい心で接してくださいました。

お店をあけるお手伝いをして、
いろいろ商品も選びました。
お気に入りはこれです。土佐にもあったのですね?まげわっぱ。



これでお弁当をつくると、ご飯の水気をすって、すごくおいしくなるんですって。

こちらのお店の裏手です

昔はお宿だったそうで、伊能忠敬もご宿泊になられたそうです。

奥で寝ていてくださいね~って言っているのに、
スイカやら、お茶やらたくさんごちそうになってしまいました。

店番は男性の方がお手伝いしておられたのですが、このおじさんがまたとっても明るいよい人だったのです。


心がたっぷり満たされて、おなかを満たしにレッツゴー。
高台にある、牧野植物園に向かいました。
そこでみつけた美しい天使



なんていう蝶々なのでしょう?

そして、見つけてしまったのです。こちらのショップで!
くじらのナイフを!





切れ味抜群!でした。うれし~~!

そして、次は桂浜へ。

急に、夫がある神社の駐車場に入りました。
ん?ここは予定ではないですが・・・。なんとなく、入ってしまったそうです。
そこは高知護国神社。
国のために戦ってくれた、海軍の方がまつられている神社でした。

偶然にも、この日は終戦記念日。
お参りしていくことにしました。

こちらに寄ったあと、ナビがちょっとおかしくなってというか、行き方がかわっていました。
おそらく渋滞をさけたのだと思います。
街中をとおるときに、夫が
「写真をとってよ!」というのですが
「どれ?何をとるの?」ときくと、

コレですって。チンチン電車の電線

めずらしいんですって。都会っ子やのぉ。

さて、ナビの教える裏道をとおりましたら、なんと
長宗我部元親のお墓をとおりましたので、こちらにもごあいさつを。



こちらにこられたことも、すごくうれしかったです!

そして、桂浜へ到着


遊泳禁止なのですね。
大きな波が打ち寄せ音聞こえるんです。すがすがしい。

午後ですと、竜馬像は逆光になってしまいました。


この海岸を眺めるだけで、なんだか志を高くもてそうな、そんな気がしてきます。


16時すぎに高知をあとにして、
松山に18時すぎに帰宅。

この日はネギチヂミと、豚カルビと、やきなす、味噌汁をつくりました。
祖母はめずらしいと喜んでくれました。