Reflections

時のかけらたち

京都・奈良・広島へ -10 (嵐山 祐斎亭) ・・・ trip to Kyoto, Nara & Hiroshima -10

2024-06-11 18:59:08 | art

フリーマーケットが終わり一段落。今日はずっと行きたくて我慢していた高尾山に足慣らしに行ってきました。
今年は遅くまでイナモリソウが咲いているということでしたが、やっぱり今日は遅すぎました。ゆっくり富士道を通って
山頂まで行って、3号路は止めて同じ道を戻りました。望遠を持って行ったのヨウラクランを撮ることができました。
ギンリョウソウが見ごろを迎えていました。ムヨウランも少し見ることができました。

ずっと借りていたり、MDにとって聴いていたツィンマーマンのバッハをやっと買って聴いています。
なぜか音がいいと思えるのは気のせい?

長いこと中断してしまった4月の京都の続きをバッハのヴァイオリンソナタを聴きながらアップしています。


4月17日

昨年の秋に娘が京都に行ったときに祐斎亭を訪れ、私も一度行ってみたいところでした。

「嵐山 祐斎亭」は、約800年前に造営された後嵯峨・亀山上皇の離宮、亀山殿跡に立地する築150年明治期の建造物です。
元々は料理旅館「千鳥」という、京都の舞妓、芸妓憧れの地。
ノーベル文学賞受賞された文豪、川端康成が逗留し「山の音」を執筆した場所としても知られています。

源氏物語の舞台となった嵐山は、平安時代より風光明媚な景勝地として貴族が別荘を構え、四季の移り変わりを楽しみ、
その四季折々の風景は歌に詠まれ、小倉百人一首が生まれた歴史を持っております。

京を都とした平安時代は、日本の色彩の黄金時代とも称され、時の嵯峨天皇が「日本最高位・天皇の色」と定めた
黄櫨染(こうろぜん)はその代表といえます。

染めを通して「日本」を探求してきた奥田祐斎は1990年、京都太秦・広隆寺に保管されている歴代天皇の「黄櫨染御袍
・こうろぜんのごほう」を國學院大学の協力を得て調査。世界に類例のない特徴を発見しました。
1992年、奥田祐斎は黄櫨染と同じ特徴を有する新たな色彩を創り上げ、「夢こうろ染・ゆめこうろぞめ」と名付けました。

季節の移り変わりに合わせて変化する日本の自然と空間美、そして唯一無二の世界観アートをゆっくりとおくつろぎいただき
ながらご堪能ください。

染織家アトリエとギャラリーで自然と反映のアートを楽しむことができる静かな場所となっていました。
いつまでもいる外国人も多く、若いイタリア人のカップルが長い時間reflectionを撮っていました。京都では床やテーブルの反映を
楽しむ場所が多いけれど、この水鏡も素敵でした。インスタ流行の現代にマッチしてしまっています。

娘が秋に行ったときはすごく混んでいたとのことで、連休前のこの日はゆっくり楽しみ、写真も撮ることができました。

 

まずお庭から回ります。































 










 

ギャラリー他はスマホの補足写真です。



光で色が変わるという染は光があまりなかったのでよくわからなかったけど・・・







なんとも贅沢な空間でした。

 

April 17  2024   Arashiyama

 

コメント
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