Reflections

時のかけらたち

初めての祇園祭 ③ ・・・ my first Gion Matsuri ③

2019-07-23 23:06:38 | wonderland
7月17日

一番の見せ所山鉾巡行の日です。
朝早起きして、ホテルの朝食7時からのバイキング朝食を取りました。
すぐチェックアウトして、四条河原町の交差点まで行きました。少し端の方でしたが、
一番前の列が取れました。隣にいた中国からの観光客がいきなり私の前に立ちはだかってしまったので
英語で応戦しました。全くマナーが悪くて。警官からも何度も注意されていました。
警護のお巡りさんたちは京都の土地柄か話し言葉がやさしくて、ちょっとしたカルチャーショック。
おみ足をもう少し後ろにさげてくださいと注意するのです。殺気立っていないのです。



信号機を事前にしまっていよいよ巡行が始まります。最初のお稚児さんによる綱切りを見ていたら
辻回しが見れないので、そちらはあきらめるしかありません。



4基くらい辻回しをするのを見て、もう充分と思いました。すごい迫力です。












動く美術館と言われている山鉾です。





待ち時間が1時間くらい。その後2時間近く見て交差点を離れ、鉾と一緒に河原町通りを三条に向かって歩き、
途中上島珈琲で休憩。もっと京都らしいコーヒーショップに入りたかった。



はんなり。 この暑さの中これだけの衣装ですが、さすが暑そうには見えませんでした。





四条御池の交差点はさらに広くて遠くなるので、これ以上見ないで、寺町通りに入り、前日休業だった
Adornに行きました。モン族の刺繍の入ったポーチやカンボジアの織物を使った小物入れ等買いました。
他にも楽しい雑貨店があったので、見ていました。
もう1時を過ぎていたので寺町のハンバーグやさんに入りランチ。とても美味しかったです。









Adornにも行くことができました。モン族の刺繍が素敵です。





地下鉄を乗り継いて京都駅に戻り、いつもならお土産を駅で最後に買うのですが、どこにも寄らすに
来た新幹線に飛び乗り、無駄のないスケジュールでした。

日本にいても異文化に飛び込むような素敵な旅でした。







今年で1150年の記念の年の祇園祭。八坂神社の御朱印も金色の文字が入り特別仕様です。


July 17  2019   Kyoto


参考)
2019年7月京都に夏を告げる祇園祭で御朱印巡り
祇園祭行事日程
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八ヶ岳2日目は雨模様(追記あり) ・・・ a rainy day in Yatsugatake

2019-07-18 23:55:19 | wonderland
昨晩夏のような京都から戻って、今でも祭りのリズム、命の躍動が私の周りに響いています。
京都の歴史の中から、現実世界に戻ってきました。
膨大な写真をどうしようかと思ってしまいます。
今日は京都に行く前に載せられなかった八ヶ岳・諏訪2日目からです。
クールダウンが必要な歴史の重みとエネルギーを感じました。


              


7月11日

この梅雨の中、ラッキーだった1日目。2日目は曇りから雨へと天気が変わっていきました。

それでもベランダでいただいた朝食の後、近くを散歩しました。森の石窯で焼くパン屋さんまで。
酵母はルバーブから作っているとのこと。
たくさんの鳥の鳴き声を聞きながら、別荘地のかわいい建物を見ながら、迷子になりそうな道を
歩きました。







































蓼科自由農園原村で11時に待ち合わせ、香草庵でお蕎麦のランチ。この雨なのでミントガーデンでお茶をして
その後尖石縄文考古館で自然観察会の方たちが撮った写真を見てから、初めて考古館を中を見て、縄文のビーナス
に会いました。東京での縄文展、大盛況で行きそびれました。その後雨の竜神池散策でクロツグミの声を
たくさん聞きました。







協議の結果、最初に香草庵に行ってお蕎麦をいただきました。






香草庵のお庭にたくさんの花が咲いていました。







まるでミント・ガーデンのようです。













いつものぶっかけをいただきましたが、何年振りでしょう。




そばつゆにお味噌を溶かして、それを全体にかけていただきます。すべてがおいしいです。





雨がひどくなってきたので、隣のミントでお茶をして待つことにしました。






















ストロベリー・チーズケーキ



定番シフォン・ケーキ 写真を撮る前にシェアしちゃったので、あるばとろすさんからお写真を借りました。














雨なので、尖石縄文考古館に行き、諏訪ッチさんたちのグループが撮った鳥たちの写真を見せていただきました。
ツグミさんの写真も初めて見ました。
その後考古館で縄文文化の土器や土偶も初めて見ました。展示もこういう時でないとなかなか見ることができません。




とてもモダンな幾何学模様。




東京の展覧会で見ることができなかった縄文のビーナス。
とてもおおらかな土偶です。



最後に三井の森を竜神池まで、クロツグミの声を聞きながら歩きました。




















いつものように山のような野菜類をかかえて茅野駅から予定よりは早めの帰宅。Aさんからは京都の
こととかお聞きして楽しい旅でした。
久しぶりにお会いするMr&Mrs諏訪ッチさん、あるばとろすさんのご主人にはバルバラの曲を
たくさん聴かせてもらって懐かしかったです。こんなにいい旅を計画していただいてありがとうございました。
カメラの設定が少し変わっただけでもピントが良く合うようになったと思います。
なかなか使いきれないカメラです。



July 11 2019 Haramura


追記)
家に帰ってよく朝、森のパン屋さんの天然酵母の固いパンを薄く切って軽く温めて食べました。
当日はそのまま切っていただきました。当日はもっちりとした感触でしたが、翌日は温めてクリーム
チーズを乗せておいしかったです。






香草庵から持ち帰った揚げそばを振りかけました。もっと細かく砕くのでしょうが大まかでした。
クリスピーなものをプラスするとサラダが進みます。
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雨上がりのホオアカとビタキの一家 ・・・ chestnut-eared bunting & stonecat family after rain

2019-07-14 13:35:29 | nature
7月10日の続きです。

ニッコウキスゲの丘からまた少し車で移動して、チャップリンのある車山肩で
鳥を求めて歩こうかと思ったら、雨が降り始めチャップリンで休憩して雨が小雨になるのを
待ちました。

雨が止んだので歩きはじめました。

ここはニッコウキスゲがまだそんなに咲いていません。ゴバイケソウが咲いていました。







レンゲツツジの上で元気にホオアカが鳴いていました。
時折、濡れた羽を毛づくろいしているのがかわいかったです。

















羽が濡れています。




























最後に湿原の方を覗いてみました。






カッコーがいい声で鳴いているのですが、托卵の下見中です。



最後のポイントは以前秋に諏訪ッチさんが車を飛ばして夕陽の中のススキを見に行った霧ヶ峰。
近くにグライダーの練習場がある場所です。





















この右側の道は馬が歩けるようになっています。
ポールの上にビタキが止まっていました。







空には今めずらしくなっているひばりが飛んでいました。







ノビタキのお子様です。
















ノビタキのお父さんは尾っぽの羽を広げて警告しています。








ノビタキ、ホオアカ、ジョウビタキ、カッコー、キジに出会えてラッキーな車山・霧ケ峰の自然の中でした。


July 10  Kirigamine 



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ノビタキに出会えた高原の至福の旅 ・・・ Stonechat & Broad dwarf day lily

2019-07-12 23:59:16 | nature
6月の星岡のアップの順番ですが、号外でハイライトを載せます。
北海道で見れるはずだったノビタキ・・・ がっかりしていたら、あるばとろすさんが
八ヶ岳に誘ってくださいました。諏訪ッチさんにもニッコウキスゲが咲くころの霧ヶ峰に
遊びに来てはとのことで、すっかり地元の諏訪ッチさんにネイチャーガイドとカメラのことを
教えていただきました。今まで気が付かなかったこととかポイントを指摘してもらって
ありがたかったです。彼は鳥がどこに営巣しているか全部頭に入っているので、ポイントを
案内していただけました。中には昨日巣立ったばかりのような巣もあり、ぎりぎりの時期だったのでしょうか・・
雨続きの中、奇跡的に青空を見た初日の霧ヶ峰でした。ニッコウキスゲが咲きはじめ、雨に濡れた後の
清々しい色で高原の青空に似合っていました。ノビタキが細い茎に止まっているのを見て、写真に
撮るのが夢でした。皆様のおかげでひとつクリアしました。ご一緒した織をやっているAさんも
共通することも多く、お話していてその個性が素敵でした。何年ぶりに会うのでしょう諏訪ッチさんと
Chaeさん。自然も人々との出会いも、美味しいものとの出会いもすべてすてきでした。
あるばとろすさんご夫妻のホスピタリティやその本当の意味での豊かな生活を感じさせて
いただきありがとうございました。

取りあえずランダムでピックアップ写真です。

Mint Garden

小淵沢駅に降りて、ランチを取るためMintに向かいましたが、なんとMintは臨時休業。
ご主人がいらして、奥さまの体調が悪いためと言うことでした。
お庭だけ少しとらせていただきました。



大好きなこの花に再会。残念なことに名前を知りません。



















白樺湖畔



諏訪ッチさんが待ち合わせ場所を白樺湖のローソンに変更。何か見せてくれるものがあるのかとみんなワクワク。
昼食はあまり食べるところもなく、開いていたお蕎麦屋さんに入りましたが、結構おいしかったです。
諏訪ッチさんとchaeさんにお会いするの何年振りかもわからないくらい久し振り。

白樺湖畔のお土産物屋さんの奥にジョウビタキが営巣しているとのこと。奥の岩陰に雛が3羽くらいピーピー
鳴いていました。よく働くお父さんを撮りました。






何とうさぎ小屋があって、子ウサギもいて、とてもかわいかったです。




ピーターみたいなうさぎさんでした。





霧ヶ峰に向かいました。



奇跡のような青空でした。この梅雨の東京では何日も太陽が見れなかったので気持ちが広がりました。













雨に濡れた咲き始めたニッコウキスゲが清々しい美しさでした。







ノビタキにやっと出会えました。ニッコウキスゲとのコラボが素敵。




嬉しくて、使い慣れない望遠をズームを伸ばすの忘れて、長い間、遠いな~と思いながら撮っていましたが、
それでもこんなに見えます。




やっとズームを伸ばしました。400mmです。















































初日の途中で時間切れです。続きはまた。
ノビタキのメスも撮ったのですが、見つかりません。鳴き声を交わしながら、距離が縮まって行って
見ていてもかわいかったです。

July 10  2019  Haramura ~ Tateshina ~ Kirigamine



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生キクラゲの講習会 ・・・ wood ear mushroom

2019-07-08 23:54:23 | dish
6月2日 Cross Kitchen
旬野菜をしっかり食べる!
和のごはん〈6月 生キクラゲ〉


イタリア語のレッスンの会場だったイタリアン・バール フェリチッシミで何回かイタリア料理の
講習会があって以前参加したことがありました。その時の塩川さんが南青山のCross Kitchen と
言うところで、野菜を毎月テーマに講習会をしていることをフェリチッシミのトドちゃんより教えて
もらいました。テーマの生キクラゲは最近生協でもよく手に入り大好きなのでこの食材をテーマの
講習会に参加することにしました。

国産「生キクラゲ」の旬がいつごろか、ご存知ですか?
初夏〜秋にかけて、出回り時期になります。
表参道のスタジオで「横浜 永島農園」さんの日本育ちのキノコ「黒宝キクラゲ」がメイン食材の料理教室をします!



日差しが気なる季節に「生キクラゲ」は、美肌や貧血などに効果的で、おすすめの“旬野菜”です。
この時期しか味わえない新物を、ぜひこの機会に味わっていただきたいです。

1キクラゲとキュウリの水切りヨーグルト和え ディルの香り
(キクラゲとキュウリをクリームチーズのようなヨーグルトで和えたら、フォカッチャにのせます。)

2キクラゲと春雨の茶碗蒸し 新生姜のせ
(キクラゲ・春雨・ハムが入った、のどごしのいい中華風茶碗蒸しに、新生姜の風味を合わせます。) 

3キクラゲと海老の揚げ団子
(海老のすり身に豆腐を加えたふんわり食感の団子に、キクラゲのアクセントを加えます。) 

4キクラゲとカラフル野菜の豚しゃぶ鍋
(キクラゲや豚肉で包んだ野菜を、季節の柑橘の香りを効かせた大根おろしポン酢でいただきます。)

5キクラゲ坦々そば 自家製ラー油がけ
(キクラゲ・干し椎茸・挽肉がたっぷり入ったそぼろ、ラー油を、日本そばにかけます。) 

6旬のフルーツ
(当日のお楽しみになります♪)

7お土産
(お好みの辛さの「自家製ラー油」を、お持ち帰りいただきます。)

[講師]フードコーディネーター 塩川 民香
グラフィックデザイナーからフードコーディネーターに。
料理撮影のスタイリングやディレクション、レストランのメニュー開発、食のプロジェクトの企画などで活躍中。
出張料理やポップアップの料理教室では、和食を軸にジャンルにこだわらず、旬の野菜や果物が主役の“デイリーごはん”
から“おもてなし料理”を作ります。

得意料理は、こどものころから大好きな茶碗蒸し。
最近は、豆乳を使った料理のアレンジが日課に。
趣味は、旅先での食べ歩きや食の専門店巡り。また、畑での種まきや収穫など、時間を見つけて農家さんの
お手伝いをしています。




年に1回あるマンションのフリーマーケット。出かける時に準備中でした。




午前中だと出かけている人たちも少なくてホッとする表参道です。






















原宿から歩いて青山通りに出て外苑前の方に曲がってから少し歩いてさらに六本木方面に曲がって進みます。




おもしろそうなお店があります。




Cross Kitchen に着きました。







市販の乾燥キクラゲと永島農園の乾燥キクラゲと生キクラゲを味見。




ウズラの卵とミニトマトと一緒に簡単に作るピクルス。




皆で作ります。調味料とかは予め計っておいてあります。
結構男性の方の方が上手です。お店でもやっているのかと思ったらIT関連の仕事をしている料理好きな男子でした。






担担麺の具を炒めています。余分な油はペーパーで取ります。




ラー油は作ってありましたが、材料が置いてありました。
辛さは自分で調整して、持ち帰り用の瓶に入れました。







海老の揚げ団子は豆腐ベースです。こうやってキッチンペーパーを切った上に乗せてそのまま揚げると
柔らかいものでも上手に揚げることができます。




担担麺の具に使う材料です。




担担麺の合わせ味噌。
椎茸をたくさんの水で戻して、漬けた水はしゃぶしゃぶに使います。




しゃぶしゃぶの材料はお重に入れておくと便利です。




しゃぶしゃぶのお野菜はシンプルで、燈明と紫キャベツ、もやしだけです。
お肉で巻いていただきます。




このシンプルな重箱が使い勝手がよさそうです。






この水きりヨーグルトははまってずいぶん作りました。
茶碗蒸しを除いて翌日全部作ってみました。担担麺もその後もリピート。




しゃぶしゃぶのおろしポン酢だれにはレモンとカボスなどたくさんの柑橘類が入っています。
大根おろしも混ぜ込んであります。















〆の坦々蕎麦




合わせ味噌を敷いた上にお蕎麦とスープを入れて、ラー油をかけます。







デザートはスイカでした。


帰り道、こんなところに川上庵があって、結構並んでいました。







こんなお店もありました。


June 2 2019  Aoyama


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Bill Evans time remembered

2019-07-07 23:53:03 | movie
今日は七夕です。

かささぎの 渡せる橋に おく霜の
   白きを見れば 夜ぞ更けにける

           中納言家持(6番) 『新古今集』冬・620


唐詩選の張継(ちょうけい)「楓橋夜
 泊(ふうきょうやはく)」の一節「月落ち烏(からす)啼いて、
 霜天に満つ」を元にしたもので、冬の冴えわたる夜空の星を、白
 い霜に見立てたもの。
  冬の夜空を見上げて、天の川に輝く夜空の星が美しい。冬の夜
 がふけていくなあ、と感じ入っている歌です。
  「かささぎの橋」というのは、七夕の織り姫と彦星の話のこと
 です。中国では七夕の一日だけ、たくさんのかささぎが天の川に
 翼を広げて織り姫の元へ彦星が渡って行けるようにしたわけです。


今日初めてカササギと七夕との関係を知りました。
何とロマンティックな話でしょう。私は百人一首にもある家持のこの句が好きですが
そういうことだったのですね。私は宮中の句かと思っていました。解釈は二通りあるとの
ことでした。



昨日いろいろ日本の音楽家のことを調べていたら、なんとビル・エヴァンスのドキュメンタリ映画が来ていたのですね。
もう今週くらいで終わってしまうので慌てて、今日のヨガはキャンセルして渋谷のミニシアターまで行ってきました。




初めて行くミニシアターアップリンクです。








インタヴューの中で「彼のことはよくわからない、けれど彼は彼の音楽の中にいる」と言う言葉が印象的でした。
ビル自身は「一音を弾くごとに自分が見えてくる」と語っています。

人とは違う音楽を追及していったビル・エヴァンス。

美と真実の追及のほかのことは考えるなと言う言葉をトニー・ベネットに残していました。

チェット・ベイカーとビル・エヴァンス、二人とも麻薬に勝つことはできなかったけれど、体はボロボロに
なっても美しい音楽を作り続けました。本物の音楽を追求し続けた姿は痛ましくもあり、時間をかけた自殺とまで
言われました。



bill evans, my foolish heart from boyd bilbo on Vimeo.



映画の中でこのfoolish heart がとても素敵でした。私も何枚もレコードや録音を持っているけれど、
マイルス・ディビスのKind of Blue に参加していたのですね。もう聴かないと思って消してしまいました。
残念。また聴きたくなりました。

あの時代のジャズの何と知的だったのでしょう。Bill Evans はあの静けさが好きでした。そのころ付き合っていた
グラフィック・デザイナーがニュー・ヨークで彼のライブを聴いて、握手してきたと帰って嬉しそうに
話していました。それ以来よく聞くようになったビル・エヴァンス。これも40年近く前のことです。




映画を見終わった帰り道、細かい雨がまだ降っていました。
この映画には小雨が似合います。
何ともやりきれない思いを抱いて帰路につきました。





July 7  2019   Shibuya
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30年ぶりに ・・・ 30 years has passed

2019-07-07 22:51:59 | a day in the life
一昨日30年ぶりに絵の仲間に会いました。年賀状のやり取りだけは続いていたのですが、
主人が亡くなった時に電話はいただいただけで、お会いしたことはありませんでした。



新宿駅南口の花屋さんの前で待ち合わせました。
友人の家にも似たようなクレマチスがありました。




レモン・イエロー色の向日葵が素敵でした。




お花を見ていたら30年ぶりに懐かしい顔が現れました。淡いピンク色が入った格子のシャツを着て
年は取られていても明るくて素敵でした。




外観完成したような国立競技場が見えます。












眺めのいいセンチュリーサザンタワーダイニングで何時間も話し続けました。しみじみと半生を振り返るので
心配になりました。











30年以上も前に彫金もやっていたので指輪を金で作ってもらいました。私も最初はブローチとか指輪を
シルバーで作っていました。あの頃、仕事が終わるとイタリア語に行ったり、絵のアトリエ、そして、林辺先生の
らせん工房へと毎日仕事の後で他に行って11時すぎに家に帰るようなそんな生活でした。



一番上のゴールドの指輪が先輩に作ってもらったものです。久しぶりにはめてみました。


                      


新宿で待ち合わせた時か、センチュリーサザンタワーの中だったか、何かなつかしいレトロな感じの曲が
流れて、何の曲だったか思い出しました。ホフマンの舟歌でした。小学校の高学年の頃だったか、音楽のサブの本に
なんだかこういう曲がたくさんありました。メリーウィドウワルツとか・・
その頃父が筑摩書房かどこかのクラシック音楽のシリーズを買ってくれました。レコードではなく、ソノシートという
ものでした。グリーグのペール・ギュントとか、ピアノ協奏曲とかG線上のアリアとかとにかく名曲が集まっていました。
その中でマスカーニのカヴァレリア・ルスティカーナの開幕の歌がとても好きだったことを覚えています。




間奏曲であまりにも有名なこのオペラ。いつか機会があったら見てみたいものの一つです。




急にホセ・カレーラスが聴きたくなって聴きました。珍しい英語の歌。
All I Ask of You / Andrew Lloyd Webber The Phantom Of The Opera




カレーラスの英語は少し苦手ですが、Somewhere はいい曲ですよね。自分で初めて買ったレコードはWest Side Story でした。
この前のIL Volo のコンサートでも歌っていてまた見直した曲です。


senn

IL Volo 、ジャンルーカの14歳のころの初々しい歌声です。

July 5  2019  Shinjuku
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時の隋に ・・・ as time goes by

2019-07-06 23:58:27 | old familiar faces
今日は南青山のCross Kitchen でのズッキーニの料理教室に出かけました。
朝マンションのトサミズキの生け垣に絡まったひるがおの葉っぱに落ちた水滴がきらきらと光ってきれいでした。
私の横をシジュウカラが飛んで行く道を先取りして案内してくれました。低く何度も木から木へ飛んで
行ってかわいかったです。星岡6月7月分とCross Kitchen の6月7月分はこれから載せる予定です。
Cross Kitchen は素材別に和食をベースに斬新な料理を塩川さんが教えてくれます。単発で申し込み
きくらげ1回のつもりでしたが、来月のかぼちゃ、9月のなすもおもしろそうで困っています。



20代の後半の頃、イタリアを中心にしたヨーロッパのツアーに参加して、その時に知り合った友人を
通して建設会社の美術クラブに通うようになって、そこからまた人の輪が広がりました。
その時代の頃、知り会った人たちとまた偶然重なるように再会することができました。

清水建設で教えていた入江一子先生、岡本半三先生は竹中工務店、そして鹿島の古茂田美津子先生、伊東傀先生。
もしかするとあの頃が一番楽しかった時代だったかもしれません。あの古びた木造の2階建てのアトリエに通い
デッサンをした日々。昨日お会いした大成建設に勤務していたNさんは昨年アトリエが閉じるまで40年以上
鹿島アトリエに通っていたとのことです。今までに描いた油絵は500枚以上になっているとか。
あのころは古茂田先生のお宅にもよく遊びに行って、先生がフルーツパンチをたくさん作っておいてくださって、
吹き抜けの居間の上には大きな絵が飾れるスペースがありました。庭には先生がよく描いていた桐の木がありました。
各社もそういう活動が盛んでしたが、今はもうそういう空気もなくなってしまったようです。




古いアトリエはお嬢さんで画家の杏子さんの絵です。お宅の雰囲気が良く出ています。




なつかしい古茂田美津子先生がモデルの杏子さんの絵。タイトルは「いっぷく」
先生は休憩時間によく煙草を吸っていました。これはお宅のアトリエです。
先生の好きなのは海外のミステリー小説。よく煙草を吸いながら話していました。みんな絵を教えてもらったこと
なんてなかったの。ただ一緒に描いて楽しんでいました。それが彼女が教えたことなんですね。




ご主人の古茂田守介さんと言う人がすごい人で、これはお宅に飾ってあった杏子さんの小さい頃を描いた絵です。
いつだったか目黒区美術館で回顧展がありました。

Nさんは大学の時に絵画をやっていて画家古茂田守介氏と知り会い、そして奥さんの美津子さんとも知り会って
鹿島のアトリエにたどりついたとのことでした。岡本先生の鎌倉のお宅にもよく遊びに行かれたとのことで
私も個展の時だったかとご一緒して岡本先生とお話した記憶があります。
今日初めて知ったのはNさんは理系の大学なのに、彫刻やデッサン、日本の美術や西洋音楽史とかで素晴らしい先生に
教えてもらったとのことで、仕事でもかなり関連の深い大学だったので、一面を知ったような感じがしました。
今はどうかはわかりませんが。彼は学生時代にお父様が病気で仕事ができなくなり、お母様が代りに仕事を
始め、浪人時代もアルバイトをして、予備校にも通わずに勉強したと初めてお聞きする苦労話でした。アトリエに
通っていた頃帰りには必ずと言いほど飲みに行っていたのにそういう話は聞いたことがありませんでした。
でも半生を振り返って幸せだったと思うと話していました。周りに助けられて、チャンスをいただいていたと。
知り会った女性のおかげで英語の本を原文で読破できるようになったし、スペイン語もできるようになったという
話にそういうことって私にもあったと思いました。人のおかげでチャレンジするということがありますね。
昔お礼にネクタイを織ってほしいと言われたのがきっかけでネクタイが織れるようになったことがありました。
高齢になったNさんに30年ぶりに会って、今までの生きて来たことが垣間見ることができて、なんだか少し心配に
なってきます。最後に握手した手が少し冷たかったです。

古茂田先生、入江先生、岡本先生(今日自由が丘の古本屋に画集を探しに行ったけれどネットで案内しているものは
置いてなくて残念)、Nさん・・ 懐かしい人たちがまた私に近づいてきました。

古茂田先生の絵をネットから探しました。




静物









サーカス




下の右から二人目が先生の自画像です。


世間に媚びない生き方をした画家たち と言うブログに現代画廊の洲之内徹さんの本が紹介されていて
最後に少しだけ古茂田美津子さんのことが書かれていました。

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リンパマッサージ ・・・ to learn lymphatic massage

2019-07-04 23:52:54 | a day in the life


5月30日

やっとこれで5月分のできごとが終了します。1か月以上の遅れです。
5月30日は生協の企画に申し込んで当たったので、大井町まで出かけて、せっかくそこまで行ったので
午後東京湾野鳥公園まで足を延ばして海鳥を見ました。

大井町の駅に降りるのは視覚障がい者のガイドヘルパーの資格を取る時に1週間くらいだったか
毎日来て講習を受けて、町に出て実地の訓練もしたところです。事務所にも登録したけれど
とうとう一度も仕事の連絡が来たことがありません。

今回の会場の品川区立中小企業センターに行く途中には、劇団四季のシアターがありました。






高校からも鑑賞に来ているようでした。


今回の先生、何処かでお会いしたことがあると思ったら、前回地域の生協の活動で同じリンパマッサージを
教えて下さった松谷佳子先生でした。ヨガから気功を中心に教えていらっしゃいます。ご自身介護生活で
自分の体の健康を保つために追及されてきたようなことを話されていたと思います。

自分の体をいたわり、感謝して過ごすことが大切です。

朝起きた時にすぐ活動するのではなくウォーミングアップをしてから動き出してほしいということですが
時間に追われる生活をしているとなかなか難しいです。一応娘を仕事に送り出すのに、慌てて朝食を作る日々です。

リンパマッサージは寝たきりの人にもしてあげることができる有効なマッサージですが、動ける間は
マッサージではなくエクササイズで体を動かして、老廃物を流して行きましょうとのことでした。

リンパマッサージはリンパの流れをよくすることで体内にたまった老廃物の排泄を促進してくれますから
むくみも解消して脂肪が蓄積することが減って、血行もよくなって太りにくくなりますし、お肌の調子も
よくなるので美肌とダイエットにはぴったりなマッサージです。


朝寝た状態で心臓からおなかなどマッサージして、起きてから手、足、背中などをたたきます。
次に体を振ります。(気功でスワイショウと呼んでいます。)
次に体を揺らす。揺らすことが体のリセットに役に立つとのことです。
(先生は冷蔵庫を開ける時には体を揺らすといいと話していました。)

ヨガでも骨盤リセットはやっていますが、横になって壁を両足裏で押すだけで骨盤調整に
なるとのことでした。

リンパマッサージは鎖骨、首、顔などを行いました。
力を入れないで柔らかくさするような感じでします。

足を鍛えるためには足首を曲げたり、ねじったりすることが大切。

レジュメも何もないので、なかなか覚えていられません。動画もあまりありません。
ヨガのレッスンでもよく取り入れられています。

最近のヨガで火の呼吸と言うのを教わって、最初はゆっくりでいいから鼻呼吸で
おなかを動かしてはくのが腹筋にとてもいいようです。姿勢をちゃんと保って
居なかったので腹筋と背筋がすごく弱い私です。姿勢を良くすれば呼吸も
入りやすくなるので健康的です。

健康のことなど顧みない暮らしがずっと続いていましたが、主人が亡くなった時、
自分の体は最悪で、職場でも上司や同僚からも心配されて、その時以来血圧の薬を
始め、体のメンテナンスのためにヨガをはじめました。
習い事も和服もすべてその時から始まりました。和服は母の死とも重なります。
定年退職や娘の就職とも重なり、大きな展開があった日々でした。



May 30  2019  Ōimachi



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松原染織工房の作品展へ ・・・ Matsubara Textile Workshop

2019-07-02 23:34:42 | art
5月12日




GWも終わって、どうしようかと思っていた松原工房の作品展の最終日に駆け込みました。
着付け教室で知り合った人が毎年作品を出していて、案内が送られてきます。
最終日でしたが、午後はヨガを取っていたのであまり遅くまでいることができず、彼女には
お会いすることができませんでした。
今年は着尺でした。1年をかけて製作するという素晴らしいものです。



写真はNGなので、外から撮ったものだけです。
会場はいつもタワーホール船堀と言うところです。







少しだけ雰囲気がわかります。


ここに出ていたものではありませんが、呉服屋さんのブログから松原工房の作品を借りてきました。

今私は特にこの明るい藍色に魅かれています。目が洗われます。
高価で買えませんが、ここで習えば自分で作ることができます。







与七作



忠作




忠作


松原染織工房は定吉氏を祖父(父?)に持つ「與七」氏を中心に故 福与さんの次男「孝司」氏、
故 八光さんの長男「忠」氏の3人が江戸の藍染・長板中形の技を守り続け、日々製作と継承に励み
それぞれの技を芸術の域まで高めています。

松原伸生 人間国宝・松原定吉の孫 父松原利男に長板中形・藍形染を師事千葉県君津市に拠点を置く。

このまえ「もとじ」で見たのは伸生さんで船堀の作品展のことを話してしまいました。
家系図が良くわかっていません。

参考)
  灯屋さんのブログです。
とある染工房へ



朝は珍しくフレンチトーストを作りました。




May 12  2019  Funahori
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