6月12日
一年の半分が瞬く間に過ぎて行ってしまいました。昨年もそうだったのですが、
この速さに驚いていたら、後半の方がもっと速く過ぎて秋がすぐ来てしまっていました。
これからのことを思うと貴重な一日、時に立ち止り、自分を見つめながら、今の環境について
思いを巡らして生きて行けたらと思います。
四季折々の日本を感じる星岡の日本料理講習会、7月の席も終わっているのですが、
6月のから載せて行きます。夏の風情がまたいいのです。
6月の献立
前 菜 鯵博多押し
甲いかくわ焼き
うどくるみ和え
椀 水無月胡麻豆腐
焼 物 鮎笹巻き焼き
煮 物 魚の松かさ揚げ
しばあんかけ
小 鉢 焼茄子わさび浸し
酢 肴 切干大根はりはり漬
ご 飯 青しそご飯
袖が写真に入ってしまいました。
今回覚えたいのは胡麻豆腐。一度も作ったことがありません。
水無月にするのはハードルが高いので、シンプルなものを作ってみたいです。
ガーゼをボールの上に敷いて、材料を揉みだします。(医療用のガーゼは使わない)
なべに入れて中火以下で10分間くらい練ります。粘りが出たら塩、酒を加えてさらに練り、流し缶に入れます。
7~8分蒸します。
割り箸をはさんで、蒸気を抜きます。
水無月にするには蒸し終わってから小豆を乗せてならします。
風の当たるのを防ぐために巻き簾を上にかけて冷まします。
鯵の博多押しは皮の方をべた塩でしめる。身の方は軽く塩。
これは最初からギヴアップ。笹で巻くのも難しそう。練り味噌をはさんでオーブンで焼きます。
鮎は塩焼きが一番おいしい。家で今では作ることはないけれど。
魚の松かさ揚げしばあんの材料です。こんなに繊細に野菜を切れないわ。
イサキに打ち粉をして今回は素揚げにするとのこと。古くなった茶筅を使うといい。
片づま折にしてかっこつけてます。
茄子は皮をらせん状に残すといい。今回出されたのは普通に切ってしまったとのこと。
お料理の仕方は
あるばとろすさんのブログにもっと詳しく載っています。いつもありがとうございます。
だいぶ時間が経ってしまったので忘れかけているものもありました。
前菜 鯵博多押し
甲いか桑焼き
うどのくるみ和え
水無月胡麻豆腐
鮎笹巻き焼
魚の松かさ揚げ しばあんかけ
焼き茄子わさび浸し
切干大根ハリハリ漬
青じそご飯
装い
あるばとろすさんはシャリ感のある本塩沢
触らせていただいたけど軽くていい感じです。色もとても上品なグレー系です。
京都でまさか買いものをするとは思わなかったけれどこの時にあるばとろすさんに見せていただかなかったら
気が付かなかったかもしれません。あの風合いは素晴らしいです。単衣で仕立ててもらいました。
雨が降りそうだったので、久留米絣にしました。帯はツグミさんのお母様のものです。
灯台と舟。このシーズンに大好きな帯です。久留米も着付け仲間の方からたくさん持っているからと
反物でいただきました。
雨が降りそうだったので、すぐ家に帰り、着替えて上野の文化会館までコンサートに行きました。
June 12 2019 Asagaya