Reflections

時のかけらたち

京都高瀬川あたり ・・・ around Takase river

2021-08-19 16:09:09 | wonderland

7月17日

貴船から京都の中心に戻る途中、出町柳で薬局を探して、娘は必要な薬を買いました。
私もいつも救急備品を持って行くのですが、期限切れになっていました。

薬が効いて、やっと楽になった娘と京阪本線で夕食を予約しているお店に近い三条まで行きました。
ずっと休憩したかったのですが出町柳にもそういうお店がなく以前みつけていた和菓子のお店は
下賀茂神社よりずっと先の方でした。

広々とした鴨川 ・・ 気持ちがいい大好きな風景

 

おなじみになったスタバ‥‥ でも入ったことはありません。

 

 

 

京都でも人気のキルフェボンは1時間待ちとか・・・

 

夕食を予約した「がんこ高瀬川二条苑」方面に行く道も少し歩きながらどこか休憩できないかと
お店を探しました。
若かりし頃、この高瀬川沿いにコーヒーが飲めるお店がいくつかあったように思いますが、
もう40年以上も前のことだから街も様変わりして当然ですよね。

一回りして、最初に見つけた小川珈琲に少しだけ待って入ることができました。
落ち着いたいいお店でした。

ここで前のカウンターに和服で入っていた女性がそれぞれ素敵でした。和服でふらっとコーヒーを
飲みに入るなんて京都らしいですね。最初にいたのは私よりずっと年配の女性がすごく美しい
花柄の手描きの帯に、友禅のような着物で明るくて素敵でした。 次に若い女性が、さらっと
藍色の更紗の着物に大きな格子の帯をして、それは楽そうに着ていました。
京都は本当に着物の似合う街です。すてきで後姿を撮らせてもらいたいくらいでした。
気持ちも楽に着る和服が今の目標です。

 

 

娘は右側のオラウータンコーヒー(自然保護のプロジェクト)、私はコーヒーフロートで涼みました。
やっと座れた! どうして和の店がないの?! 京都は意外と珈琲店とパン屋さんが多いですよね。

やっと再び落ち着いて高瀬川沿いを二条方面に向かって歩きます。

 

佐久間象山と大村益次郎の碑がありました。
最近見た「武士の家計簿」でも息子が大村益次郎と一緒にいて、災難に巻き込まれたのではと
家族が心配する場面がありました。

京都の町は本当に歴史があちこちに息づいています。

 

ここから少しのところに高瀬川二条苑はあったのに、又市役所の方に出て
ぐるぐる回ってしまいました。

 

 

島津製作所のビルが素敵でした。

高瀬川は角倉了以・素庵(1571-1632)親子によって開削された京と伏見を結ぶ全長約11キロの運河です。
素庵のことは俵屋宗達との友情で知りました。

角倉家は京都の医家4代目として生まれましたが、実業家の道へ進みました。
いろいろな事業のほかに、高瀬川の開削の時、三条河原で斬られた豊臣秀次と妻子30人以上を埋めて秀次の首を曝した
「悪逆塚」が荒れ果てていたのを憐れみ、「悪逆」の2文字を削って塚を修復し、供養のために瑞泉寺を建てたということ
を知り、そういう人がいたことにホッとします。何回かの最近の京都旅行で豊臣秀吉の気配も強く感じることが多かったです。

角倉了以については下記の記事が参考になりました。

高瀬川開削400年ー角倉了以と素庵

夕食は了以の屋敷でもあった「がんこ高瀬川二条苑」を勧めてもらって、お庭が見れることと、川床で食事ができるので
選びました。

July 17  2021   near Takase river,  Kyoto

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 貴船へ ・・・ to Kibune | トップ | 京都夕涼み ・・・ enjoying t... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

wonderland」カテゴリの最新記事