Reflections

時のかけらたち

恋しいペルシャ 美の源流 ・・・ Persia:the source of beauty

2020-08-27 23:55:15 | art


世界は欲しいモノにあふれている 「恋しいペルシャ 美の源流」 8月20日 on air

めくるめく美の世界、中東のペルシャ。人々は2500年を超える歴史の中で、砂漠に湧き出る泉のように美しいモノを生み出し、
暮らしを彩ってきた。

究極のアート「ペルシャじゅうたん」、遊牧民の「ラグ」、大切な人に贈る「ゴールドジュエリー」、そして気高く香る「バラ」。
今回は、ペルシャの人々が愛する美を、イラン出身の女優のサヘル・ローズとともに日本で探すことに。魅惑のペルシャワールドへ
いざなう。





















サヘルさんが何年もかけて義母から教わって織ったペルシャ絨毯



先日20日放送の「世界は欲しいモノにあふれている」の録画をやっと見ることができました。
この番組の大きさと深さを感じ、今回のゲストサヘル・ローズさんの人生と三浦春馬さんの人生がクロスして、何とも言えない
気持ちになりました。

平田オリザの憲法の講演でも紹介されたイランの文化の深さと世界からの注目が思い出されました。文化をずっと守り抜いて、
代々生活の中で伝えてきた人々。

サヘル・ローズさんのことは名前くらいは知っていましたが、戦災孤児でヴォランティアの学生に育てられたことなど初めて
知りました。義理の母親から深い愛情を得て育った彼女と、家族に恵まれなかった三浦春馬との対象が今になると酷いです。
親からの願いが込められたサヘルさんのクジャクのイアリング・・。三浦さんにもそういうものがありますか? という質問に
今は亡き、親のようにいつもそばにいてくれた付き人と考えたサインを大事にしているとの答えでした。この番組を見て
心が痛くなった人がたくさんいると思いました。



サヘルさんがバラに例えた春馬君はストロベリーアイス、JuJuはブラック・バッカラもぴったりでした。
ストロベリーアイスはやさしい笑顔の彼にぴったりと。花言葉 気品 輝かしい 温かい心
JuJuさんにもベルベットのような漆黒の中の赤いバラを選んでイメージによくあっていました。





今彼の魂が平安の中にありますように。





終戦の日に放送された「太陽の子」
いつも心の中に「死」の影があり、ギリギリのところで命を燃やしていたことがわかるような演技でした。
あれだけの才能があり惜しいとしか言いようが今でもありませんが、日本の職人さんたちを紹介した本の出版も
あり、やるだけのことを精いっぱいやった人生をほめてあげたいです。
時間が経つにつれて、軽くはならない彼の死です。

太陽の子では母親役の田中裕子が良かったですね。吉永小百合には出せない味です。
吉永小百合とか岸恵子は人間としてはとても魅力的なのですが、演技者としてはというと素の方が素敵なので
そちらのイメージの方が強くてどうなのかしらと思ってしまいます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 真夏の野草園  -3 (修正版)... | トップ | 真夏の日差しの中で揺れる蓮... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

art」カテゴリの最新記事