Reflections

時のかけらたち

軽井沢の夏 -5 cafe「涼の音」と室生犀星記念館・・・summer in Karuizawa -5 Cafe Suzunone & Saisei Muro Memorial 

2023-09-28 17:59:29 | wonderland

昔行って、引き返したことのある軽井沢で一番古い別荘の一つをカフェにした涼の音と近くの
室生犀星記念館を見た娘と過ごした夏の軽井沢最終日です。

今年の軽井沢の夏は避けたいお盆に娘の仕事の都合上行ったのですが、近くのいとこたちや
その家族で集まることができた楽しい夏でした。また最後の2日間はボビンレースの合宿が
近くで開催されたので一人残って濃密な時間を過ごすことができました。

室生犀星記念館の苔が見事でした。何年もかけて修復した室生犀星記念館に初めて入りました。
涼の音も昔来たことがありましたが、その時はすごく古そうで入る気がしませんでした。入って
みたら素晴らしかったです。

 

国の登録有形文化財 建造物

 この建物は宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーが明治二十一年軽井沢に最初に建てた別荘、ショーハウス
と同じ間取りであることや、 改修工事の時に壁紙やふすまの下地に明治時代の新聞が使われていたことなどから
ショーハウスと同じ昭和初期に宿場町として栄えた現旧軽井沢銀座から移築された建物である可能性が高く明治時代
の旅籠を再利用した別荘である 「前期軽井沢バンガロー」であったと思われます。
 明治時代薩摩出身の総理大臣松方正義の孫、松方春子「エドウィン・ライシャワー駐日大使夫人」の所有であった
ことから、松方家ゆかりの別荘であったと思われます。
西暦70年代には作家の森瑤子もこの別荘で避暑や執筆活動を行いました。
 その事から、とても貴重な歴史的建造物として平成二十五年七月、国の登録有形文化財に認定されました。

                                            Cafe 涼の音 のHPより

 

 

 

 

 

 

 

snowで撮ってもらったらプリクラみたいになっちゃった。

 

 

 

向かい側にある室生犀星記念館です。今まで修復などで入れなかった期間もかなりあったようです。

 

 

ほんとうに美しい苔です。庭には手入れされている方がいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半世紀以上も、子供のころからある榮林近くの雑貨屋さんのマリリン・モンローらしき像。
これも売っていたのかしら(笑)

多分、翌日かボビンレースの合宿に歩いて行く途中に見た落ちていた栗。
昔は集めて栗ご飯も作ったけど・・・

秋を感じさせるかわいい栗です。

そういえば今年はリスを見ていない。なんだか近くに大きなへんてこりんな別荘が建ち
木が倒されるとリスが伝ってくる枝も無くなるんだよね。

 

Aug. 15  2023    Karuizawa

 

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軽井沢の夏 -4 今年初めて行ったお店など ・・・summer in Karuizawa -4  new places in Karuizawa, etc.

2023-09-28 09:47:00 | wonderland

夏の軽井沢、着いて比較的すぐにいとこたちと行ったのが信濃追分の地元のごはん処「鶴の恩返し」。
夜だったこともあり、写真はありませんが、ビールも飲んで中華もたくさん取って一人2000円くらいという
超お得でおいしいお店でした。軽井沢といえば、超高い有名店ばかりですが、こういうほっとする
お店もあります。

 

さらにいとこのロシア人の義理の娘も来ることになり、どこか食事に行ける場所はないかと探検したり、今年初めて行く
エリアにも探検に連れて行ってもらいました。結局お盆の時はお店は電話しまくってもお盆どころか8月中はすでに予約済み
のお店まで。やっと気が付いたのが軽井沢にもあったドミノピザでの宅配。サイドメニューもあり、結構楽しめました。

 

「TENKU TERRACE軽井沢」
オーナーズヒル軽井沢のクラブハウスだったところがカフェになったそうです。
従弟は以前お風呂に入りに来たことがあるとか・・

眺めはいいけど、陽が当たって暑そう。

夕食はやっていないとのこと。リサーチだけして戻りました。

 

 

LIAEU
テイクアウトの森のピザ屋さんは探すのが全く大変なお店でした。道なき道を行く線路際。

ここに車を停めて・・・


この奥にお店かな やっているみたいでよかった。

 

 

 

ここから3枚の写真は下記リンクを張ったサイトよりお借りしました。



eat in はここだけ。この日はすでに一組が食事を楽しんでいました。

どれもおいしそうなの。

 

 

残りを買って帰り、家で大人4人でシェア。子供たちは街に出かけてお蕎麦を食べて帰ってきました。

【長野県軽井沢町】森の中の隠れ家ピッツエリア。セルフビルドの小屋に本格ピザ窯「リアエウ」

 

 

Karuizawa Common Ground

 

 

選んである本が他にはあまりない宇宙や自然科学の本やら、お料理の本などたくさんありました。
「自分時間を生きる」はパラパラと見て買いたくなりそうでした。

 

 

TSUTAYA系なので周りにはいろいろなお店が点在しています。
お蕎麦やお茶とクッキーを楽しみました。

 

最後はいとこたちが集まった従妹の家のお気に入りたちを

羊ちゃんのお着物とテーブルクロスのテープの模様がマッチしています。

娘のはとこのCちゃんが作った編み物。

鳥さんのカップ。片田さんのカップも愛用しています。

 

娘が帰る前に一緒に行ったカフェ「涼の音」と室生犀星記念は続けてアップします。

 

Aug. 12, 14   2023     Karuizawa 

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こころの時代 医師と禅僧 ・・・ dialogue on life and death between a doctor and a zen priest 

2023-09-28 06:27:28 | thoughts
友人が座禅について、目的をもってするものではないと「こころの時代で」やっていたと
教えてくれ、NHK+でギリギリ配信を見ることができました。
 
こころの時代 医師と禅僧 生と死をめぐる対話
 
9/17(日) 午前5:00-午前6:00
配信期限 :9/24(日) 午前6:00 まで
 
 
元国立がんセンターの総長で、現在は日本対がん協会会長を務める垣添忠生さん。がんで苦しむ人を
無くしたいと活動する一方、妻をがんで亡くし、深い喪失感を味わった。長い間、宗教者との対話を
望んでいた垣添さんが、母をがんで亡くし、禅の道に入った禅僧、ネルケ無方さんと語り合う。
生とは何か、死とは何か。人はいかにすれば喪失を超えて生きられるのか。山深くにある修行道場、
安泰寺を舞台に交わされる医師と禅僧との対話。
 
人生の悲しみの中、人は生きる意味があるのかを問い続けたお二人が行きついた場所とは。
力強く感動的な対話でした。
 
禅-生命をみつめる、仏教は死と生を深く見据えたところがキリスト教とは違う哲学的な
宗教だと思います。
 
ネルケさんの座禅は本来、何かのためにするものではない。何かのためにすると心は満たされない。
ただするからこそ満たされる。悟りのためでも苦しみから逃れるためのものでなく、瞑想の中に
手に入れたものを手放していくうちに、最後に呼吸だけが残り、生きている自分にぶつかるという言葉
に納得。
 
「放てば手に満てり」 道元

人間は一番大事な宝物に気が付かないもの。一番大事なものは今ここにある、呼吸している自分が
この世にいること。

人生とは一枚ずつもらうカード。あと何枚残っているのではなく、毎朝いただく一枚のカードを大切に使う。
 
 
鳥の声、雨の音、呼吸している自分 ・・・安泰寺での自給自足の暮らしの中から体を使うこと、機械
に頼らないことから得るものの大切さを教えていただきました。頭だけで考えない。
 
軽井沢で感じる自然はいつも私をリフレッシュさせてくれます。鳥の声で目覚め、雨や風の音を聞いて暮らす。
またヨガのシャヴァーサナ(屍)は全く座禅と一緒の考え。すべてを手放す。
今私は無心になれる茶の湯が似ていると思ってその時間がとても貴重になってきています。
 
 
 
 
NHK+を見た後、NHKのYouTubeチャンネルを知り、抜粋版にリンクを貼りました。
夏に聴きに行ったN響夏のコンサート、北村朋季のモーツアルトもYouTubeにアップは
アナウンスがあったのですが、検索してもさっぱり上がってこなかったのですが
やっと見つかりました。藤田真央のキラキラのモーツァルトと比較しても面白いもの
かと思いました。光と陰のある北村朋季のモーツァルトです。
 
 
 
[こころの時代] 医師と禅僧「生と死をめぐる対話」医師 垣添忠生・禅僧 ネルケ無方 | NHK
 
 
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第24番|北村朋幹 - 熊倉優 - NHK交響楽団
 
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