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Reflections

時のかけらたち

暮のお墓参り ・・・ visiting my husband's grave at the end of the year

2018-12-19 23:27:08 | a day in the life



関西にいる義理の姉が主人のお墓参りに行かれると言うので
ご一緒しました。昨年亡くなった主人の兄のお墓参りが
目的でしたが、両親や兄弟のお墓参りをしてくださっていました。
もう70歳代の後半ですが、とてもしっかりしています。
いつも主人の面倒を見たことで感謝してもらっていて、私も楽しかったと
話しました。つらいこともいっぱいあったけどね。
結婚するとは思われなかった主人だったので、兄弟の方たちからは
とてもよくしてもらいました。娘にだけはちょっと申し訳なかったかなと
いつまでも思いが尾を引きますが。




私は主人はお墓にいると思わないので、あまり行かないのですが、少し気になって
いました。私もここに入るんだなと思いながら、いつも鳥が鳴いて気持ちがいい樹林墓地です。





いいお天気で気持ちが良かったです。
彼女とも久しぶりにお話して楽しかったです。離婚したご主人の介護をして肩を痛めて
仕事はやめたと話していました。元のご主人もやっと施設に入れてホッとして、
自分自身の3年先の居場所も確保したと話して、ものすごく晴れやかなすっきりした
顔をされていました。ひとり身だと賃貸は年齢制限があるのでそれ以上住めないとのことでした。
年金内で住める場所を施設の理事長さんが約束して下さったとのこと。元のご主人に
尽くしているのを知って、その道が開けたようです。ずっと経理処理とか頭を使う仕事を
していたので、退職後はお掃除をして楽しかったと話していました。体を使う仕事で
自分のペースでできるし、事務所の人にはすごく感謝されたということです。
そういう考え方もあるのね。年取るともうお掃除しか仕事はないとよく言われるけど・・




彼女は相変わらず1万歩毎日歩いて、図書館に行って新聞を読んでいるとのこと。10人育てた両親の
話をまた聞かせてもらいました。大草原の小さな家みたいに、満州のリンゴ畑(馬車に乗って出かけたとか)
やヤギを飼っていたこと、お母さんがケーキをたくさん焼いて、みんなで手伝ったこと、お母さんが
家族中のセーターを手編みにして作っていたこと、お父さんが家族全員を泳ぎに連れて
行ってくれたこと・・なんだかサウンド・オブ・ミュージックみたい。旅館のお嬢さんだった祖母が
10人育てるために頑張って、素晴らしい人だったのだなと思いました。祖父の家も市長さんをやったような
家柄だったけれど、決められたいいなずけを断って、祖母と駆け落ちしたというドラマティックな展開。
生活が大変だったうえに10番目の子ども(主人)が難病だったので半端でない苦労だったと思います。
主人はまだ生まれたいないときの話もまるで見たかのように話していたのが楽しかったです。








お墓の樹木や芝生の手入れをしてくれている職人さんが数名入っていました。お墓は手入れが
大変だけど、きれいにしてれていて気持ちがいいです。
お花もたくさん入っていて、暮れ近くにも来ている人が結構いるのですね。

Dec.18  2018   Kodaira

コメント (2)
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