“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

待ち望んでいた……

2016-03-04 17:06:15 | 日記
こんばんは。

27-3合否結果通知サービスは本日10:00でしたが、見たところ合格していました。因みに自己採点は168点。多少なりとも仕事を言い訳にせず真面目に対策できて、ギリギリでも一応の記憶の持続も確認できて、ひと安心です。全国のリピーターの方々の存在が、やはりどこかで支えになっていますし、自分の受検地の合格人数は関東圏に比べて著しく少ないので、なんとか頑張りたいという思いもあります。とにかく、これまでの過去問の理解をより丁寧に深めつつ、手つかずの漢検漢字辞典・要覧の読み込みも何とか行っていきたいです。

他方、昨年11月から継続していた『部首ときあかし辞典』読み込み1回目が漸く終わり、今後は心に留まったところを付箋を頼りにおさらいしつつ、『漢字ときあかし辞典』にかかりたいと思います。そしてなんと、昨日の円満字さんのブログの更新記事で、この3月18日に『漢字の使い分けときあかし辞典』なるものが発売されるというではありませんか! これは、書店で目にし手に取るのが楽しみなことこの上なしです。とはいえ、まずはもともと心に決めていた『漢字ときあかし辞典』と、その後に読むつもりでいる残り1冊を拝読することにします。ほかの著者の方のご本も同時進行で読んでゆくことを考えると、それらだけで秋か冬までかかりますかね…。
来年度の仕事はおそらく今の学年のまま上がるので、各業務の密度も一層濃くなり、学年行事特有の煩雑さも増します。足をとられないよう仕事そのものにも気をつけながら、ざまざまな角度からの学習時間を意識的に確保していきたいです。

では、終わったばかりの定期考査国語総合の採点にかかることにします! 昨夜までは作問・印刷の連続でした。
今回古典の漢文では、陶潜『桃花源記』を出題できました。思い返してみると、非常用漢字の魅力が自分に無意識に植え付けられたのは、やはり『桃花源記』を高校生の自分が習ったときのように思います。その時もテストのために本文を暗唱しましたが、今現在も複数クラスで繰り返した授業のため、変わらず暗唱できていることがうれしく、懐かしいです。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
U+3297合格 (ひでまろ)
2016-03-04 18:16:39
「横濱漢字の会」のMです。このたびは合格おめでとうございます。しろねこさんの自己採点が公開されていなかったので、少々心配でしたが杞憂?に終わって良かったです。次回も頑張りましょう。
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有難うございます。 (しろねこ)
2016-03-04 18:58:47
ひでまろ様

その節は大変お世話になりました!! この度はお祝いのコメント有難うございます。自分でもギリギリの状況のなか不確かな感覚だったので公開は控えていたのですが、合格できていて安心しました。6月は今以上に怒濤の日々になるので、今から対応力を蓄積していこうと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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おめでとうございます (凜太郎)
2016-03-04 22:11:30
しろねこ 様

この度の合格、おめでとうございます。しろねこ様も私と同じく10回目の合格ですね。また次回に向けて、と、終わりのない日々が続きますが、頑張ってまいりましょう。私も頑張ります。

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有難うございます。 (しろねこ)
2016-03-05 06:37:23
凛太郎さま おはようございます。お祝いのコメントを有難うございます。
凛太郎さまの10回目の合格こそ、まことにおめでとうございます。
こちらは同じ10回でも打率は17-3から受検を始めて3割程度、不安定極まりないまま10年来たかと考えると、自分のどうしようもなさを目の当たりにした印象しかないですが、どうにかします。
お互いに励んでまいりましょう!
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合格おめでとうございます (Yuki)
2016-03-05 21:12:28
こんばんは。

1級合格おめでとうございます。
私は1級目指してちまちま勉強をしていますが、なかなか覚えられません(汗)。

6月の日本語検定1級受検を迷っています。
昨年11月の検定では2級に合格しましたが、1級は手ごわそうですね。
しろねこさんの文章を拝見すると「さすが1級!」といった文章ですよね。私の拙い文章と比べると敬語もきちんと使われていますし、何か違います。
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有難うございます。 (しろねこ)
2016-03-06 16:04:17
Yuki様 こんにちは。

お祝いのコメント有難うございます。
「ちまちま」と仰いますが、じっくりと自分の中で感覚がこなれるまで個々の言葉と向き合うのは大切なことですし、他方で飛躍的な力をつけるには、やはり合格レベルの難易度をもつ同じ分野の問題を、ある纏まった時間をかけて大量に解いて復習することに尽きるのかな、と思います。その方が、漢字の中にある公式めいた法則というかリズムみたいなものを掴みやすいから、覚えやすくもなりますよ。そのために過去問やそれに準ずる資料は集められるだけ集めて、そのうち自分でも作れればよいという感じで。あとはそれらを長い目で実行する気力と、いい意味で他人と自分を比較しないマイペースさでしょうか…。
6月の語検も、悩んでいらっしゃるのであれば経験値として受検してみるのも手ですし、期が熟すまで不言実行で自分の締め切りを決めて、兀兀熟すでもよいですし。でも気にかかるくらいなら、いっそのこと今がどうであれ受けてみたほうがスッキリするのでは? 受けることに決めたほうが、馬力がかかってよいかもしれません。(勝手なこと言ってすみません。)
文章に関しては、あまり1級自体は関係ないと思いますが、嫌でも仕事で人さまのいろいろな文章を拝読するので、言葉や文章のバリエーションには多少は強いかもしれません。なにはともあれ、自分が精進します。これからもよろしくお願い申し上げます。
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Unknown (むー)
2016-03-10 12:33:52
しろねこさん、こんにちは!
お久しぶりです。
最難関の「漢字検定1級」に複数回合格されて、素晴らしいですね!
今後のしろねこさんの更なるご活躍を期待しております。

本日、しろねこさんにご報告したいことがございます。
今日、日本漢字能力検定協会から、速達で「受賞のお知らせ」が届きました。
今回の準1級の受検者中、「全国1位」になり、「日本漢字能力検定協会賞」を受賞することとなりました。
なお、私の得点ですが、自己採点で「191点/200点」でした。

いつも大変お世話になっております。
今後とも宜しくお願い致します。
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まことにおめでとうございます。 (しろねこ)
2016-03-12 07:02:40
むー様、おはようございます。

この度の準1級の全国1位、日本漢字能力検定協会賞受賞、まことにおめでとうございます。うれしい朗報ですね! 念願どおり、見事果たされたのは、なかなか出来ることではないでしょう。むー様を日頃から応援なさっているご家族の皆様やお友達なども、嘸や喜んでおいでなのでは。益々、次のチャレンジに力が入ることと思います。

ところで、むー様の仰る「期待しております」、応援いただくお気持ちは大変有難いのですが、老婆心ながらこの言い回しには多少グレーなところがあって、構わないという説もある一方で、上から目線ではないかと避ける人もいるようです。それで、「お祈り申し上げます」など「お祈り」という言い回しにすることも多いみたいです。
かくいう自分は語検の演習で大抵敬語分野を何かしら落としてしまい、敬語の奥深さに唸るばかりですが、敬語は単に文法的な正しさだけでなく、奥ゆかしさについても捉え直すことができて、思いを言葉にのせて相手に伝えるには、やはり磨かざるを得ない領域だと痛感しております。

今後とも、宜しくお願い申し上げます。
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Unknown (むー)
2016-03-12 09:20:59
しろねこさん、こんにちは!

ご指摘いただきまして、どうもありがとうございます。
勿論、上から目線の気持ちなど毛頭ございませんが、「日本語検定1級」で、「文法」だけ得点率の悪い理由が分かった気がします。(笑)

言い忘れたことがありまして、「日本語検定1級」の最新の過去問が発売されましたので、機会がありましたら、しろねこさんもご覧になってみてはいかがでしょうか。
宜しくお願い致します。
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ご返信有難うございます。 (しろねこ)
2016-03-13 10:22:56
むー様

敬語の件、快くお返事くださり、有難うございます。

漢検と語検の過去問は、年度更新する度に職場でも個人でも購入していますが、特に語検のほうは自分が受検するまで貯めておき、本番シミュレーション用として申し込んだときに解くようにしています。ですからすぐには見ようとしないのが現状です。対策の意識を早めにもつという意味では、手をつけておくほうがよいのかもしれません。
漢検28-2が11月になるから、来年度の語検とは接近する形になるのでしょうかね。
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