早くもGWがやってきました。
職場は受験生の学年担当以外は、飛び石ですが普通に休暇を過ごせるので、この機会に被災した実家に、帰省して手伝いに行く先生もいるようです。
しろねこはいよいよ通勤時間が半分に戻り、その分仕事時間が長くなります(要は元通りになります)。
GWが過ぎたら、間もなく検定まであと1ヶ月という段階に入るかと思うと、毎日帰宅後ほぼ無抵抗な状態で眠りの世界に引きずり込まれていくのが少々恨めしいです。上手く切り替えて復習していきたいです。
さて、昨年12月に初版が発行された、
『平成23年度 頻出度順漢字検定 合格!問題集1級』(新星出版社)
を、先日漸く購入しました。
頻度順なので、同じ分野毎に問題が纏めてあって、大量の問題を流して解きたいとき便利です。活字も見やすいです。分野別のほかに、模擬形式でも5回分付いています。
巻末に資料として、常用漢字の表外読み一覧や、1級配当漢字一覧、出題率の高い四字熟語と諺一覧があるのもよいです。
とりわけ過去問の蓄積が少ないビギナーの方には、成美堂の模擬問題集と併せて手頃かもしれません。
読み問題は①~⑬までありました。
見開き48問×13節、各音読み34問・訓読み14問です。とりあえずここ数日でバスの中で解いてみました。
以下、しろねこの誤答問題です。
苦手な問題・早合点する問題はいつまでも苦手な儘のような気がします…(泣)
読み①
●音読み
1.若水で【盥漱】し新年を迎えた。
《解答》
1.かんそう
●訓読み
誤答なし
読み②
●音読み
1.構造や機能の【弊竇】を指摘される。
《解答》
1.へいとう
●訓読み
誤答なし
読み③
●音読み
1.【杙】を以て楹となす。
2.礼物として【棗栗】を携えて行く。
《解答》
1.よく
2.そうりつ
●訓読み
1.年金政策の【轄】となる官庁。
《解答》
1.くさび
読み④
●音読み
1.都会の【諠鬧】を逃れて旅に出る。
《解答》
1.けんとう
●訓読み
1.周囲の期待に【忤】う。
《解答》
1.さから
読み⑤
●音読み
1.【酥油】は牛酪から精製する。
2.【糧餉】が尽き、兵が餓死した。
《解答》
1.そゆ
2.りょうしょう
●訓読み
1.古代史の【邃】い知識を持った人だ。
《解答》
1.おくぶか
読み⑥
●音読み
1.砂利道の【雨潦】を避けて歩く。
2.収穫を喜ぶ【碓[「春」の「日」の部分が「臼」になっている字]】の音が響く。
3.秋色深く【蔚藍】の天となる。
4.【奄忽】として効果が現れる。
5.新茶の【馨香】を味わう。
《解答》
1.うろう
2.たいしょう
3.うつらん
4.えんこつ
5.けいこう、けいきょう
●訓読み
1.残業続きで【瘁】れてしまった。
《解答》
1.つか
読み⑦
●音読み
1.自由と平等の【大旆】を掲げる。
2.英国【駐箚】の大使として赴任した。
《解答》
1.たいはい
2.ちゅうさつ
●訓読み
1.【[「荀」の「日」が「口」になっている字]】も人間ならば守るべき法がある。
《解答》
1.いやしく
読み⑧
●音読み
1.今日の【午餉】は蕎麦にした。
2.雉子の羽を飾った【大纛】を掲げる。
3.【杜鵑花】はサツキの別称である。
4.汚れた【溷厠】を掃除しておく。
5.大きな古墳に近接する【陪冢】。
6.小さなヨットで【瀛海】を渡る。
《解答》
1.ごじょう
2.たいとう
3.とけんか
4.こんし
5.ばいちょう
6.えいかい
●訓読み
1.人を【貶】むようなことはしない。
《解答》
1.さげす
読み⑨
●音読み
1.【[上が「辟」・下が「言」の字]類】を多用した文章を書く。
《解答》
1.ひるい
●訓読み
1.住民が協力し町の【[「瞞」の「目」を「虫」にした字]】を一掃した。
2.木製の【鷽】を替える神事。
《解答》
1.だに
2.うそ
読み⑩
●音読み
1.【阨狭】な渓谷に沿って走る森林鉄道。
2.大金持ちの【驕奢】な趣味だ。
3.【蒼朮】は解熱剤として使われる。
4.雨上がりの空に弧を描く【虹霓】。
《解答》
1.あいきょう
2.きょうしゃ
3.そうじゅつ
4.こうげい
●訓読み
1.【[草冠に「其」]】を竈に焼べる。
《解答》
2.まめがら
読み⑪
●音読み
1.【[(異体字ですが)「慈」の「心」が「子」になっている字]×2】として研究に勤しんでいる。
2.美麗にして【姚冶】な女優だ。
3.相手が倒れるまで【搏闘】した。
4.鳥の腹部は【毳毛】で覆われている。
5.下町に【肆廛】を構えた。
《解答》
1.しし・じじ
2.ようや
3.はくとう
4.ぜいもう
5.してん
●訓読み
1.役人を【揶揄】う戯画を描く。
《解答》
1.からか
読み⑫
●音読み
1.【廟謨】転倒して四海揺らぐ。
2.独酌を重ね【一甕】を尽くす。
《解答》
1.びょうぼ
2.いちおう
●訓読み
誤答なし
読み⑬
●音読み
1.峡谷鉄道で【岑壑】の景を楽しむ。
2.【旱天】を彩る納涼花火大会。
3.【冤家】の為に射らる。
4.ブナの原生林は自然の【宝匣】である。
《解答》
1.しんがく
2.こうてん
3.えんか
4.ほうこう
●訓読み
1.己をもって人を【揣】る。
《解答》
1.はか
以上です。分野によっては、過去問と異なる語の割合が少し多い場合もあるようです。
また解いたら挙げていこうと思います。
職場は受験生の学年担当以外は、飛び石ですが普通に休暇を過ごせるので、この機会に被災した実家に、帰省して手伝いに行く先生もいるようです。
しろねこはいよいよ通勤時間が半分に戻り、その分仕事時間が長くなります(要は元通りになります)。
GWが過ぎたら、間もなく検定まであと1ヶ月という段階に入るかと思うと、毎日帰宅後ほぼ無抵抗な状態で眠りの世界に引きずり込まれていくのが少々恨めしいです。上手く切り替えて復習していきたいです。
さて、昨年12月に初版が発行された、
『平成23年度 頻出度順漢字検定 合格!問題集1級』(新星出版社)
を、先日漸く購入しました。
頻度順なので、同じ分野毎に問題が纏めてあって、大量の問題を流して解きたいとき便利です。活字も見やすいです。分野別のほかに、模擬形式でも5回分付いています。
巻末に資料として、常用漢字の表外読み一覧や、1級配当漢字一覧、出題率の高い四字熟語と諺一覧があるのもよいです。
とりわけ過去問の蓄積が少ないビギナーの方には、成美堂の模擬問題集と併せて手頃かもしれません。
読み問題は①~⑬までありました。
見開き48問×13節、各音読み34問・訓読み14問です。とりあえずここ数日でバスの中で解いてみました。
以下、しろねこの誤答問題です。
苦手な問題・早合点する問題はいつまでも苦手な儘のような気がします…(泣)
読み①
●音読み
1.若水で【盥漱】し新年を迎えた。
《解答》
1.かんそう
●訓読み
誤答なし
読み②
●音読み
1.構造や機能の【弊竇】を指摘される。
《解答》
1.へいとう
●訓読み
誤答なし
読み③
●音読み
1.【杙】を以て楹となす。
2.礼物として【棗栗】を携えて行く。
《解答》
1.よく
2.そうりつ
●訓読み
1.年金政策の【轄】となる官庁。
《解答》
1.くさび
読み④
●音読み
1.都会の【諠鬧】を逃れて旅に出る。
《解答》
1.けんとう
●訓読み
1.周囲の期待に【忤】う。
《解答》
1.さから
読み⑤
●音読み
1.【酥油】は牛酪から精製する。
2.【糧餉】が尽き、兵が餓死した。
《解答》
1.そゆ
2.りょうしょう
●訓読み
1.古代史の【邃】い知識を持った人だ。
《解答》
1.おくぶか
読み⑥
●音読み
1.砂利道の【雨潦】を避けて歩く。
2.収穫を喜ぶ【碓[「春」の「日」の部分が「臼」になっている字]】の音が響く。
3.秋色深く【蔚藍】の天となる。
4.【奄忽】として効果が現れる。
5.新茶の【馨香】を味わう。
《解答》
1.うろう
2.たいしょう
3.うつらん
4.えんこつ
5.けいこう、けいきょう
●訓読み
1.残業続きで【瘁】れてしまった。
《解答》
1.つか
読み⑦
●音読み
1.自由と平等の【大旆】を掲げる。
2.英国【駐箚】の大使として赴任した。
《解答》
1.たいはい
2.ちゅうさつ
●訓読み
1.【[「荀」の「日」が「口」になっている字]】も人間ならば守るべき法がある。
《解答》
1.いやしく
読み⑧
●音読み
1.今日の【午餉】は蕎麦にした。
2.雉子の羽を飾った【大纛】を掲げる。
3.【杜鵑花】はサツキの別称である。
4.汚れた【溷厠】を掃除しておく。
5.大きな古墳に近接する【陪冢】。
6.小さなヨットで【瀛海】を渡る。
《解答》
1.ごじょう
2.たいとう
3.とけんか
4.こんし
5.ばいちょう
6.えいかい
●訓読み
1.人を【貶】むようなことはしない。
《解答》
1.さげす
読み⑨
●音読み
1.【[上が「辟」・下が「言」の字]類】を多用した文章を書く。
《解答》
1.ひるい
●訓読み
1.住民が協力し町の【[「瞞」の「目」を「虫」にした字]】を一掃した。
2.木製の【鷽】を替える神事。
《解答》
1.だに
2.うそ
読み⑩
●音読み
1.【阨狭】な渓谷に沿って走る森林鉄道。
2.大金持ちの【驕奢】な趣味だ。
3.【蒼朮】は解熱剤として使われる。
4.雨上がりの空に弧を描く【虹霓】。
《解答》
1.あいきょう
2.きょうしゃ
3.そうじゅつ
4.こうげい
●訓読み
1.【[草冠に「其」]】を竈に焼べる。
《解答》
2.まめがら
読み⑪
●音読み
1.【[(異体字ですが)「慈」の「心」が「子」になっている字]×2】として研究に勤しんでいる。
2.美麗にして【姚冶】な女優だ。
3.相手が倒れるまで【搏闘】した。
4.鳥の腹部は【毳毛】で覆われている。
5.下町に【肆廛】を構えた。
《解答》
1.しし・じじ
2.ようや
3.はくとう
4.ぜいもう
5.してん
●訓読み
1.役人を【揶揄】う戯画を描く。
《解答》
1.からか
読み⑫
●音読み
1.【廟謨】転倒して四海揺らぐ。
2.独酌を重ね【一甕】を尽くす。
《解答》
1.びょうぼ
2.いちおう
●訓読み
誤答なし
読み⑬
●音読み
1.峡谷鉄道で【岑壑】の景を楽しむ。
2.【旱天】を彩る納涼花火大会。
3.【冤家】の為に射らる。
4.ブナの原生林は自然の【宝匣】である。
《解答》
1.しんがく
2.こうてん
3.えんか
4.ほうこう
●訓読み
1.己をもって人を【揣】る。
《解答》
1.はか
以上です。分野によっては、過去問と異なる語の割合が少し多い場合もあるようです。
また解いたら挙げていこうと思います。
バイタリティ溢れる文章と行動力に感心させられながら読ませていただいています。
わたしは昨年7月に準1級に合格し、1級の勉強もだらだらとやっていたのですが、
4月の転勤を機に今一度気合を入れ直し頑張っているところです。
わたしも最近、「新星出版」の問題集を購入しました。
あの問題量でこれだけの間違いで済むのですから、しろねこさんは尋常ではありません。
わたしは半分くらいしか解けなかったのですから。(笑)
答えを見てもその意味がわからず、電子辞書にお世話になる回数が半端ではありません。
今、完全征服を二周し新星出版に取り組んでいるところですが、
どういう勉強方法が効果的なのか悩んでいるところです。
10月の受検に間に合うように努力していますが、今後問題集に取り組んで行ったら
凹んでしまうのは目に見えているような気がします。
はじめまして。
コメント有難うございます。まだまだ未熟者・修行中の拙ブログを読んでいただき、感謝申し上げます。
昨年7月の準1級合格、おめでとうございました!
やはり2級迄とは受検者層の雰囲気も異なり、狭き門へ足を踏み入れたという感じですよね。
S@toshi様も、お仕事なさりながら1級の挑戦に向けて日々頑張っていらっしゃるのですね!社会人ですと子供の場合より生活との両立が大変ですが、人生の楽しみの時間を捻出するのだと思ってまずは焦らず気長な気持ち(あくまで作業のほうではなく「気持ち」は、です)で取り組むのがよいと思います。
とはいえ、実際は期日がありますので、具体的な対策が必要ですよね。
S@toshi様は、10月の受検目指して対策を練っていらっしゃるので、まだ約半年ありますから、考えようによってはどのような方面からでもひととおりは取り組めると思います。
>今、完全征服を二周し新星出版に取り組んでいるところですが、どういう勉強方法が効果的なのか悩んでいるところです。
しろねこが1級ビギナーであった当時心掛けたことは3つです。
①(効率のよい)一般問題集および本試過去問の大量収集
②一般問題集はさておき、本試過去問の分析をブログなどでしてくださっている方の文章読破
③自分の肉筆での徹底暗記
しろねこが本気で1級を受けようとして初めに手を付けたのは、成美堂の本試験型問題集です。
素で解くと平均70点程度でした。そこでまず各ページのコピーをとり、赤シートで隠せるように赤ペンで答えを書いて手と目を慣らしました。
そのうち模擬形式になっている15回分?だかの模擬問題をバラして、分野別に書き写して整理しました。写すのは右に問題(例文なら例文)、左に赤で解答、が基本です。
問題の行間は空けておいて、分からない単語の意味は下に書き込むようにします(しろねこは横書でノートを作っています)。
…そうこうしている傍らで、BOOKOFF等で過去問を買い漁り、平成8年からの問題をほぼカバーし、分野別に書き替えました。
因みに1級漢字が含まれた四字熟語だけは、漢検四字熟語辞典を全てさらい、ノートに書き写しました。
あと、引き易さからいけば、漢検漢字辞典なしではしろねこは生きていけませんでした(現在も)。
>答えを見てもその意味がわからず、電子辞書にお世話になる回数が半端ではありません。
知らない・見たことないは大歓迎で、どんどん書きためて手書きの問題集を作るつもりでいくとよいと思います。
為せば成る、です。
S@toshi様のご健闘をお祈り申し上げます。
「右に問題、左に赤で解答」と書きましたが、後々はしろねこの場合、左右その逆が一般的な形式になりました。
最近は解答の下に、自分のおかしやすいミスもメモしています。
では。
初対面であるにも関わらず、懇切丁寧にご指導してくださり感謝の気持ちで一杯です。
ここは是非とも期待に応えたいと思います。(気持ちは。)
しかし凄い学習量です。。一級合格への捷径なんかやっぱり存在しないのですね。
書いて覚えるのが一番確実なのでしょうか。
それにしても四字熟語辞典を全て書き写すなどという発想はびっくりです。
合格期限の10月については、だらだらと勉強するのが嫌だったので何となく設定しました。
しろねこ様と同じような方法で実施すると、今年度は無理かもしれません。
①成美堂の本試験型問題集を分野別に全て書き写す。
②過去問も分野別に全て書き写す。
③漢検四字熟語辞典を全て書き写す。
この方法で実施したいと思います。
過去問は、平成19年からの問題しかないので今後揃えていきます。
鉄は熱いうちに打ちたいと思います。
本当にありがとうございました。
S@toshi.