ありがとう、クリーム!
(Cream 再結成記念企画ライブ)
「日本における、最強のクリーム コピーバンド^^・・・たぶん」の解散ライブ^^
2005年11月22日(火)@名古屋ハートランドスタジオ
~ 出演 ~
河村"カースケ"智康(ジンジャー)
佐藤研二(ジャック)
斎藤 誠(エリック)
※表記の順番は本物に倣っております^^。
そしてスペシャルゲスト^^ 片山敦夫(key)
・・・この際、creamに鍵盤楽器があったけか、というツッコミはなしです(笑)
そして、こんなポスターがー。
※思いのたけを、どかーんとぶつけて書いたので、
勘違い思い違い、たくさんあると思いますが、、どうぞ大目に見てやって下さいませ!!
事の発端。
それは、夏、ネブラスカのためTOKUZO(名古屋)に行った時のこと。
いち早く、、、入場のときに配布された、、
アンケートやパンフの中に、それを発見してしまったのが、
今回の、、そもそもの事の始まりなのでした。
「あ゛ーーーっ!!!」
それが七夕の夜、原宿クロコダイルを揺るがした爆音の集い、、
クリームファンの集いとも言えるが、、
「ありがとう、クリーム!」
こちらが神戸と名古屋で再演、ツアーをする運びとなったという、、、
それを知らせるチラシだったのです!!
それは悲鳴あげるでしょ。
てなことで、、
即・カレンダーを思い浮かべ、、
神戸は、どう頑張っても無理っ。
じゃあ、名古屋を何とかしようか、、、
と、今年最後の遠征の計画がアタマの中で出来上がってしまったのでした。
もう、ただのバカです^^;
*****
今回の場所は名古屋駅から地下鉄で1駅。
伏見というところにあります。
ハートランドスタジオ。
確か、訊いたところによると、デビュー当時とかも出演されたことのある場所なんだとか。
伏見界隈は行くたびに迷子になりかける私^^;
ホテルもその近くにしたのに、
地下鉄から出た途端、一瞬にして方向感覚を失いました、、
電話してフロントの方にナビしてもらいました。
でも、わかればそんなに難しくないんだが。
でっかい建物たちに一瞬幻惑されるらしい(←田舎もん^^;;;)。
今日の会場は、細い道を挟んで、
目の前が真新しい、綺麗なヒルトンホテルが建っていたのでありました。
ちらっと会場の方を覗きに行ってみたら、、
あ、、こんなものがありました。
こんなものの正体はこれっ!!
いったいいつの間に、、
誰がこんな素晴らしいものを作っていたのでしょうか!!
素晴らしいぞ、名古屋!!
当然・・・さっそく写真を撮った次第^^。
======
そんなに早くもない、遅くもない整理番号でしたが、
急遽参戦を決めたお友達やら、、
かねてからご連絡をいただきながら、、
ご対面がなかなか叶わなかった方やら、、やっとこさ、お会いできたり♪
それも、ライブの楽しさでありますね。
整理番号に整列後、、
順次階段を降りて、会場内へ。
ん、、これがライブハウスよねって感じのとこに、、
ありがたいことにちゃんと椅子が並んでいます^^
いくら爆音でも、ずっと立ってるのはキツイので^^;
ホントにありがたいのでありますm(__)m
やや、ベース寄りの位置の前から二番目くらい。
・・・まともにくらいそうな、、^^;
・・・逃げ場がなさそうな、、^^;
そんなとこ。
ステージ上は、クロコと同じで、
向かって左から、ベース、ドラム、ギター。
そして、前の方にはおなじみ「お楽しみ座談会」用^^に、
椅子が3つとマイクが3つスタンバイ。
あ、因みにギターさんのボーカルマイクのとこには、
マコトマンピックが数枚ささっていたかと。
(遠目でも、そのマコトマンの姿はちゃんと確認できた、いぇいっ!!)
終了時に確認してみたらば、殆ど残っていなかった気がする、、)
==============
そしてライブがスタート、、、
てゆーか、座談会がスタート、、^^
まずは、誠さんとカースケさんがご登場♪
マ「どーも、こんばんはー!!」
カ「こんばんはー!!」
途端に「同じ芸風でどうすんだよ」とカースケさんに注意する誠さん。
(えっと、、芸風は違えた方がいいものなんですかっ?!)
マ「(カースケさんを紹介して)ドラムのジンジャーです」
カ「(誠さんを紹介して)ギターのエリックです・・・ていっても、司会のエリックじゃないよ」(笑)。
と、とりあえず紹介し合うお二人。
「まあ、座れよ」と、誠さんが言って2人とも椅子に座られる。
そこで、まずは今日のライブの主旨について誠さんから
(「最初は硬く行くよー」って^^)説明があり、、
今日は思う存分やるぞー、ちゃんと耳栓は持ってきた^^?って。
この座談会のメインゲスト(笑)サトケンさんを呼び込みー♪
もう既に手袋(何度かご覧になった方、お好きな方には説明するまでもないかもしれませんが、、
ベースを弾くとき左手に手袋をされるのがトレードマークなんです^^)なんざしてらして、、
両手を高々と掲げ、、こういう状態です。
Y(^-^)Y
・・・。
(この後、みんな節目節目で真似っこしてました^^;;;)
そこで「名古屋出身」と紹介されていたものの、、
自己申告をして、、、
「名古屋市内じゃなくて、正しくは豊明(とよあけ)なんです。
一緒にされたら(今日は名古屋の方たくさんいらっしゃるので)大変困るって言われますので^^;;」
堂々とこの土地で言い放ってしまったら、
「それはもう喧嘩を売ったも同然」とのことで^^;;いちおう、尾張の外れの外れっなんでてことで、、、^^;
こういうお話、、以前も某職場で聞いたことあるなあ、、、
なので注意しましょうって(え、そういう話じゃない?)
今回も、RAH(ロイヤルアルバートホール)
もしくはMSG(マジソンスクエアガーデン・・・この場合マイケル・シェンカー・グループではありませんっ)まで、
クリームの再結成公演を見に行かれた人がいらっしゃるか、、質問されておられましたが。
おおっ。
クロコでは1人だったけど、、
5人(誠さんカウントによる)!!
しかも、そのうち1人はRAHを全日程行っているという!!
「じゃあ、彼に語ってもらった方がいいかも」
とか、、
「ちゃんと話さないと、オマエらうそつけって、言われちゃうね」
とか言いつつ。
実際にその時のチケットの半券を持ってらっしゃる方もいて、、
皆さんにお披露目もあったりして。
・・・誠さーん!!そのままポケットにしまわない、しまわない(笑)。
(因みに、その日付がサトケンさんが見た日と同じ^^喜んでらっしゃいました^^)
「オレたちだけで見ちゃいけないんだよ」
と、誠さんが言ってみんなにも見せてくれます^^
ただ、その全日程行った方は20代前半の男性で、
逆に、そういう若い方は珍しい、、、とのことで。
「・・・オジイサンが多い」
と彼が言ったとこのコトバを逃さないサトケンさん。
(自分が言われたんじゃないかっ!!、、と思うとピクッと反応するらしいです。)
このトーク、既にこの日で3回目。
でも、「どうだった?」と聞かれて次はちゃんと答えようと考えてらっしゃるのだけれど、
でも、毎回うまくいかない、、
今回もまた「胸がいっぱいで、コトバになりません」、、とのことで。
サトケンさんが見ていた場所は、ちょうどジャック・ブルースの右肩上くらいだったそうです。
で、今までさんざんレコード・CDで聴いてきたもの、、
その場のノリというか即興と思っていた部分が、
実はきちっと最初から構築されていたものらしい、、ことがわかったのだと。
そんなフレーズが次から次から出てくるものだから、、
「さんざん、誠さんが「レコードの溝を、顕微鏡で見てたようなフレーズ」
(笑・おわっ絶妙な言い回し。それをきちっと拾う誠さんもすごい^^)が、、
あらら、あららって言ってるうちに行列になってやってきて、2時間半経っちゃいました」(爆)
当時、仲が悪いって言われていたけれど、
「ぜっっっっっっっっっったい、
(思わず、息止めてしまいましたから、ワタシ^^;誠さんも、かくってコケてました^^;)
そんなことはない、もしそうだったとしら、あれだけのものが出来る訳がない」
(そのときに、あんなこと、、あんなことっってサトケンさんが言ったので、、
「二回同じ事言ったよね?」
と誠さんが言ったら、、
「・・・それは河村先輩に倣ってですね」^^;と言い訳(笑)。
「ねえねえ、ねえねえ」みたいな^^。
「あ、カースケさ、同じ事二回言うよね、、よく斎藤斎藤って呼ぶよね」、、って誠さんも同意。
ええ、今回は事務所のエライ方もいらしていないとかで、
ナニをやっても言っても怒る人がいないので、
「放し飼い」状態なんだそうで・・・(笑)。もう、好きなようにやってらさるとか^^;;)
とおっしゃいます。
むしろ、周囲の人の話に尾ひれがついていったんじゃなかろうかと、、、
とはいえ、当時ではありえない、、というふうに聞きますけど、
ジャックとジンジャーがハグしてたりとか、、そんなシーンもあったとか。
今回DVDが発売になったことで、
誠さんも改めて発見したこともあったようで。
そのいち ジンジャーがヘッドセットをしている!!
語りのうた「ねずみといのしし」をやってる!!
当時では絶対にありえない、、とのこと。
そのに ベードラのペダル、、でよいですか?
の関係だろうけれど、ズボンの裾をまくりあげている、、まあそれはいいとして。
(しかし、そのままステージ中央に出てきちゃうのはいかがなものか、、
と誠さんはおっさっています^^;)
しかも、ちゃんと黒のソックスに黒の革靴とは!!
踏みづらいでしょうに、、スニーカーとかにすればいいのに、、
あくまでも頑固に黒い革靴なんだよねえ、、
という誠さんに、、
「先輩に意見するようでナンですが、、、」と、サトケンさん。
「不覚ながら、、(その場で見ていて)あれっ!?」と思われたのだそうですが、、
いやいや
「アレ?って思ったオノレが悪い!!!
だいたい、ジンジャーが間違ってるわけがない!!」
(ここで笑いが雑じりつつも会場拍手。)
「だからね、ホントはカースケさんも黒い革靴履いて、裾まくり上げてやんなきゃだめです!!」(キッパリ!!)
それを受けて、、「・・・、オレ、すね毛ないんだよなあ」・・カースケさんっ!ぼやくポイントが違っています^^;
それと同様、昔聴いたクリームで、、「んー、これは??」と思ってしまったとしても、
「・・・そう思ったオノレが悪い。いかんっ!!よくなるまで聴かないと!!」
の意気込みであったそうです、、皆さんそうみたいだね^^。
あ、今も私はそんなとこあるかも^^;
なので、あれが確立されたオーセンティックなスタイルだと^^
だからドラマーはみんな、黒の革靴でズボンの裾めくって・・・ってんなわきゃあない(笑)。
カースケさんが、ドラマガにも書いていらっしゃいましたが、
RAHのライブで使われた、ハイハットとライドシンバルは(現役)当時のものだったのだそうです。
「・・・モノもちいいんだね、アノヒト」・・・カースケさんアノヒト呼ばわりしちゃってます^^;
誠さんも思わず「なんでそんな冷静なんだよ^^;」。
それに、昔っから「オレはジャズだ!」と言っていた方で、、
「65過ぎで未だに、、「ジャズだ」って言ってんだよーあの頑固オヤジは、、カッコいいよねえ」とみんな感心しきり。
(私も見ました^^「オレとジャックはジャズ、エリックはブルースだから、そこらのバンドとは違うんだ」みたいな発言でした、確か)
それとね、誠さんが「泣く話」「泣いた話」があって、、
「今から泣くよー、すごいよー、オイオイ泣きますよ、、」(それはそれはしつこく言いまくられる^^;)
「だからさー、早くー」と、カースケさん、、、
・・・そうやってツッコんでくれるのを、わざわざ待ってたらしいです、、、誠さん。
いつもと逆をやりたかったらしい(笑)。
それは、クロコの時にも誠さんがお話していたのですが、
今回のライブのリユニオンにあたってのリハのお話、、、
(プレイヤーマガジンにも出ています。よかったらバックナンバーを探してみて下さい。)
いかに、このライブに向かう3人の気持ちが、真摯なものであったかがわかるお話なんです。
それを「うまく話せないけど」と、言いながら誠さんがお話をして下さるのですが、、
「60過ぎてのあのパッション、あれは何だろう・・・バタン(本を置く音)・・・おーいおいおいおい(泣)」
話しているその時、「オレやばい、今も泣きそうなんだけど・・・くーーっ」
あくまで冷静なカースケさん「あ、泣いてる泣いてる^^」・・・^^
そんなのだから「仲が悪いわけがない。悪ければあんなふうに出来る訳がない、周囲の人間がいろいろと話に尾ひれをつけたんだろう」
と、サトケンさんがおっしゃるわけなんです。
カースケさんも「愛があるよね」って。
そして、やはりDVDのインタビュー内でクラプトンが話していた、、
「この三人が集まったんだから、これからもどんどんやるよ」
(同時期に活躍したバンドは、メンバーが欠けたりして再結成が殆ど不可能。)
というコトバに、、またもやここで泣きそうな誠さんなのでした。
再びカースケさん「あ、泣いてる泣いてる!」
いや、ホンットに愛してらっしゃるのですね!
なんとなく、コマーシャルベースに乗っかったかに見えるフシもあったけど、
あのヒトは、根っこは変わってないよねって。
でも、それにしても「あんなにギター弾いているクラプトン、久しぶりに見たよね」
とカースケさんおっしゃってました。
「・・・伴奏までやるもんねえ」と誠さん。
今は、ライブツアーでもサポートのギタリストもいるし、唄も唄うので、
クリーム時代に比べれば、圧倒的に「弾いていない」ので、
その点を物足りないとも、勿体無いともいう声はよく聞きますよね。
本日再現するのは、66~68年のあれです。ということ、、
で、
やはりクロコの時も、持参しておられましたが、
カースケさんの思い出のアナログレコード。
(ドラマガにも載っていましたっけ)かの「パーフェクトシリーズ」。
貴重な品ではあるものの、
「・・・ええ、ドラマーは物持ちがイイってことですね」茶化すサトケンさん^^
今回も、みんなしてレコードのつくりそのものにツッコミまくってましたが^^;
その写真の、、、その扱いとか^^;
シリーズ収録のアーティストが、あまりにも広範囲にわたりすぎること^^;
シリーズもネタが尽きたのか「スクリーンミュージック」なんてのまで^^;
挙句の果てには、そのアーティストの大事なプロモーションと思われるスペースに、
広告みたいなのが入ってるとか。
でも、最大に受けまくってたのが、、クレジットかな。
「歌と演奏 クリーム」
凄い時代があったのね^^;
中に使われていた写真の一枚。
サトケンさんによると、「Wheels of fire」(素晴らしき世界)の頃のショットらしく。
その帽子とか、インディアンジュエリーがカッチョよく、、
「アメリカで思わず買いそうになった」
らしいです。
でもね、
「それをしてるのはエリックだから、ジャックじゃないから、やめた」^^;そうな。
・・・・すげえ、ファンの道、貫いてますね!!
サトケンさんは、ジャック本人に実際に会いに行ったこともあるそうです。雑誌の対談で。
うわーー、すごいなあ、、、!!!
で、その時に、
使っていたベースをレコーディングで折ってしまった。
探しているけれど、いいものがない、、と話したときに、
今、みんなヒトに上げてしまったから、同じモノが残念ながら手元にない、、
こういうのがあるが、代わりにどうか、、
といわれたものがあって、「それはイラナイ」と断ったそうなのですが、、
それがなんと、、!!
今回RAHで使われていたベースのうちの一本。
バイオリン型のアレだったのだそうで、、
会場一同大きくどよめく、、
えーーーーーっ!!!
「あーあ、もらっときゃよかったのに」
「・・・人生でそういうこと、何度もあるだろっ」
と、誠さんやカースケさんにさんざんっ言われておられましたが^^;
「いや、そのときに下衆な気持ちを出してもらってたら、
今回のライブで使われることはなかったんだから、、余計なことはしなくてよかったんですよ」
とおっさってました。
更に、せっかく遠くから来てもらったのにプレゼントできるものがない、、
じゃあ、レコードにサインをしよう、といわれ、、
今は亡き、ジミ・ヘンドリックスがジャックにプライベートで贈ったメッセージがあって・・・
それを君に書いてあげようと、おっしゃったのだそうで、
それを紹介して下さったんですね!!
Stay beautiful
Stay yourself
(いつまでも美しく、いつまでもあなたらしく)
という非常に美しくも力強いメッセージ、、
「ききました?、ききました?、きました?、ききました?」4回もサトケンさん問いかけ^^
これをみんなでシェアしましょう、、
「ジミ・ヘン知ってる知ってる!」みたいな^^
ここで、みんなジミと繋がったという、ホントにホントに粋なお話なのでした。素敵でしょ、、
いいなあ、、このコトバ、、私の座右の銘にしようか、、(←勝手にもらお^^;;;。)
この時点で、あと残り5分。
座談会の最後に、「今回こだわったこと」ということで、お話があったのが、
楽器のセッティング位置のこと。
これ、クロコでもお話されていましたが、、、
ドラムが、現在のライブに比べて、(現在は、アンプより後ろにセッティングされている)
ものすごーーく前にセッティングされている、、ということです。
まあ、音響の問題などがあったとしても、、、3人横一線に並んでいるのがスゴクカッコいい^^!!
ベース・ドラム・ギター、3人がイーブン、、
誠さんの言い方をいただくと「誰がえらいじゃなくて、みんなえらい!!」
それでアイコンタクトを取りながら、プレイしていくというスタイルであったと。
今回は、それに倣います^^
カ「じゃ、今度斎藤のライブのとき、オレ前に出ようか?」
マ「(間髪入れず、ソッコーで抗議^^;;)やだやだ、それはやめてっ!うるさくてしょうがない!!」(爆爆爆^^)「、、オレはAORなんだからな。「歌手」だからな」
カ「そか。オレ、バックバンドだし」
「歌と演奏の「演奏」の方ね」とサトケンさん(笑)。
そういえば。
同じタイミングで、ボズ・スキャッグスが訪名されているそうな。(最もこのステージとは関係ない話^^)
それを楽屋で聞いて、なんか皆さんで俄かに盛り上がられたらしく。
「おい、今日の1曲目知ってるかー、We are all aloneだぞ、、嘘です^^;」
「今日はクリームやるぞ、っていいながら1曲めがそれだったら凄いだろうなって・・・くだらないよっ!」・・・誠さん^^;
(それは、ありえナイナイナイナイナイっ^^;、が、この後ライブ中にたびたび登場しちゃうのであります^^;)
てなことをしている間に、時間になりました。
(タイムキーパーは、今回も誠さん~♪)
マ「じゃあ、これから僕ら「クリーム」になってきます。そのための時間を2分下さい。」
サ「カースケさんは、革靴に履き替えてきます」(笑・まだ言うか^^;)。
マ「血も変えてきます」
といって、お三方退場。
すると、上からするするするっと白い幕が下りて来るではないか!!まあ、画期的^^
その後ろで、こそこそっとセットを整えるのですね^^(椅子を片付けるとか。多分。)
=========
1セット。
幕の向こう側でスタンバイの気配。
1曲目の「Deserted cities of the heart」が始まると、
するするするっと幕が上がります。
おおーーーっ。
誠さんは、、お色直しを済ませていた^^早っ。
(あ、座談会ではですね、、あの去年のAAAでのBohemiansのあのTシャツと同じ絵。
山高帽に、ハートのあのかわいいやつ。あれだったのだ^^♪
あれ、かわいいよねえ、、、すごく。あれに、ニット帽をギュッと被っているのだ^^)
クロコのときの1セットと同じでございます^^
すんごく、かっこええ、、(←よだれを垂らしてはいけません。)
ギター持って構える立ち姿が、、、(←ほらほら、よだれが流れてるぞ。)
勿論ギターは、ギブソンSG。だって、ほら。エリックだから^^
あ、唯一ちゃんと誠さんは革靴でしたから。ジーンズに革靴^^
気合い入りまくり、なりきり^^
覚悟はそれなりにしておりましたが、、ダイレクトに身体に響く響く。
重低音だから、腹に来るものだと思ってたら、、もっと身体の上に来るのですよ、、
肺のあたりが、ほんとにびりびりびりびり言うのです。嘘じゃないよ。
これは、ライブ中続きましたよ。
多分、、座った位置にも関係がありなのかもだけど、
カースケさんの、超キョーリョクなツーバスだとすぐに思い当たりました。
ひえー。クロコの時はあんましそれはなかったんだけど、、ほんとに、、ものすごく響いてるんだから!!
まあ、そうでなくても今回誠さんも予め宣言したとおり、三段積みなのでパワーアップしてることは間違いない。
こういうのを体験出来るのは、ライブに参加したある種の特権だよね。
・・・まあ、かなりカラダはってることになるけどね^^;
前回もすんごくいいなあ、すんごい好きだなあと思ったのでありますが。
「We're going wrong」
今回もまたよかったなあ!!と。
誠さんの唄がとても艶を帯びた感じなのと、そのサウンドと。
何と言っても、カースケさんの渾身のドラムでしょう。
先にまあるいのがついたヤツ(正式な名前のわかる方、教えて下さい。木琴とかマリンバ叩く時のやつみたいなの)
で、まさしく「ドコドコ」と響くのであります。
そのドコドコがすごくいいんだなあ、、、誠さんのギターと絡む感じがすごくいい。
ああいうのを聴いてしまうと、惚れ惚れしてしまうんだなあ、、うっとり(爆音だけど^^)。
しまいには、まあるいのについているカバーが外れるくらいでしたよ。
その2へ続く
(Cream 再結成記念企画ライブ)
「日本における、最強のクリーム コピーバンド^^・・・たぶん」の解散ライブ^^
2005年11月22日(火)@名古屋ハートランドスタジオ
~ 出演 ~
河村"カースケ"智康(ジンジャー)
佐藤研二(ジャック)
斎藤 誠(エリック)
※表記の順番は本物に倣っております^^。
そしてスペシャルゲスト^^ 片山敦夫(key)
・・・この際、creamに鍵盤楽器があったけか、というツッコミはなしです(笑)
そして、こんなポスターがー。
※思いのたけを、どかーんとぶつけて書いたので、
勘違い思い違い、たくさんあると思いますが、、どうぞ大目に見てやって下さいませ!!
事の発端。
それは、夏、ネブラスカのためTOKUZO(名古屋)に行った時のこと。
いち早く、、、入場のときに配布された、、
アンケートやパンフの中に、それを発見してしまったのが、
今回の、、そもそもの事の始まりなのでした。
「あ゛ーーーっ!!!」
それが七夕の夜、原宿クロコダイルを揺るがした爆音の集い、、
クリームファンの集いとも言えるが、、
「ありがとう、クリーム!」
こちらが神戸と名古屋で再演、ツアーをする運びとなったという、、、
それを知らせるチラシだったのです!!
それは悲鳴あげるでしょ。
てなことで、、
即・カレンダーを思い浮かべ、、
神戸は、どう頑張っても無理っ。
じゃあ、名古屋を何とかしようか、、、
と、今年最後の遠征の計画がアタマの中で出来上がってしまったのでした。
もう、ただのバカです^^;
*****
今回の場所は名古屋駅から地下鉄で1駅。
伏見というところにあります。
ハートランドスタジオ。
確か、訊いたところによると、デビュー当時とかも出演されたことのある場所なんだとか。
伏見界隈は行くたびに迷子になりかける私^^;
ホテルもその近くにしたのに、
地下鉄から出た途端、一瞬にして方向感覚を失いました、、
電話してフロントの方にナビしてもらいました。
でも、わかればそんなに難しくないんだが。
でっかい建物たちに一瞬幻惑されるらしい(←田舎もん^^;;;)。
今日の会場は、細い道を挟んで、
目の前が真新しい、綺麗なヒルトンホテルが建っていたのでありました。
ちらっと会場の方を覗きに行ってみたら、、
あ、、こんなものがありました。
こんなものの正体はこれっ!!
いったいいつの間に、、
誰がこんな素晴らしいものを作っていたのでしょうか!!
素晴らしいぞ、名古屋!!
当然・・・さっそく写真を撮った次第^^。
======
そんなに早くもない、遅くもない整理番号でしたが、
急遽参戦を決めたお友達やら、、
かねてからご連絡をいただきながら、、
ご対面がなかなか叶わなかった方やら、、やっとこさ、お会いできたり♪
それも、ライブの楽しさでありますね。
整理番号に整列後、、
順次階段を降りて、会場内へ。
ん、、これがライブハウスよねって感じのとこに、、
ありがたいことにちゃんと椅子が並んでいます^^
いくら爆音でも、ずっと立ってるのはキツイので^^;
ホントにありがたいのでありますm(__)m
やや、ベース寄りの位置の前から二番目くらい。
・・・まともにくらいそうな、、^^;
・・・逃げ場がなさそうな、、^^;
そんなとこ。
ステージ上は、クロコと同じで、
向かって左から、ベース、ドラム、ギター。
そして、前の方にはおなじみ「お楽しみ座談会」用^^に、
椅子が3つとマイクが3つスタンバイ。
あ、因みにギターさんのボーカルマイクのとこには、
マコトマンピックが数枚ささっていたかと。
(遠目でも、そのマコトマンの姿はちゃんと確認できた、いぇいっ!!)
終了時に確認してみたらば、殆ど残っていなかった気がする、、)
==============
そしてライブがスタート、、、
てゆーか、座談会がスタート、、^^
まずは、誠さんとカースケさんがご登場♪
マ「どーも、こんばんはー!!」
カ「こんばんはー!!」
途端に「同じ芸風でどうすんだよ」とカースケさんに注意する誠さん。
(えっと、、芸風は違えた方がいいものなんですかっ?!)
マ「(カースケさんを紹介して)ドラムのジンジャーです」
カ「(誠さんを紹介して)ギターのエリックです・・・ていっても、司会のエリックじゃないよ」(笑)。
と、とりあえず紹介し合うお二人。
「まあ、座れよ」と、誠さんが言って2人とも椅子に座られる。
そこで、まずは今日のライブの主旨について誠さんから
(「最初は硬く行くよー」って^^)説明があり、、
今日は思う存分やるぞー、ちゃんと耳栓は持ってきた^^?って。
この座談会のメインゲスト(笑)サトケンさんを呼び込みー♪
もう既に手袋(何度かご覧になった方、お好きな方には説明するまでもないかもしれませんが、、
ベースを弾くとき左手に手袋をされるのがトレードマークなんです^^)なんざしてらして、、
両手を高々と掲げ、、こういう状態です。
Y(^-^)Y
・・・。
(この後、みんな節目節目で真似っこしてました^^;;;)
そこで「名古屋出身」と紹介されていたものの、、
自己申告をして、、、
「名古屋市内じゃなくて、正しくは豊明(とよあけ)なんです。
一緒にされたら(今日は名古屋の方たくさんいらっしゃるので)大変困るって言われますので^^;;」
堂々とこの土地で言い放ってしまったら、
「それはもう喧嘩を売ったも同然」とのことで^^;;いちおう、尾張の外れの外れっなんでてことで、、、^^;
こういうお話、、以前も某職場で聞いたことあるなあ、、、
なので注意しましょうって(え、そういう話じゃない?)
今回も、RAH(ロイヤルアルバートホール)
もしくはMSG(マジソンスクエアガーデン・・・この場合マイケル・シェンカー・グループではありませんっ)まで、
クリームの再結成公演を見に行かれた人がいらっしゃるか、、質問されておられましたが。
おおっ。
クロコでは1人だったけど、、
5人(誠さんカウントによる)!!
しかも、そのうち1人はRAHを全日程行っているという!!
「じゃあ、彼に語ってもらった方がいいかも」
とか、、
「ちゃんと話さないと、オマエらうそつけって、言われちゃうね」
とか言いつつ。
実際にその時のチケットの半券を持ってらっしゃる方もいて、、
皆さんにお披露目もあったりして。
・・・誠さーん!!そのままポケットにしまわない、しまわない(笑)。
(因みに、その日付がサトケンさんが見た日と同じ^^喜んでらっしゃいました^^)
「オレたちだけで見ちゃいけないんだよ」
と、誠さんが言ってみんなにも見せてくれます^^
ただ、その全日程行った方は20代前半の男性で、
逆に、そういう若い方は珍しい、、、とのことで。
「・・・オジイサンが多い」
と彼が言ったとこのコトバを逃さないサトケンさん。
(自分が言われたんじゃないかっ!!、、と思うとピクッと反応するらしいです。)
このトーク、既にこの日で3回目。
でも、「どうだった?」と聞かれて次はちゃんと答えようと考えてらっしゃるのだけれど、
でも、毎回うまくいかない、、
今回もまた「胸がいっぱいで、コトバになりません」、、とのことで。
サトケンさんが見ていた場所は、ちょうどジャック・ブルースの右肩上くらいだったそうです。
で、今までさんざんレコード・CDで聴いてきたもの、、
その場のノリというか即興と思っていた部分が、
実はきちっと最初から構築されていたものらしい、、ことがわかったのだと。
そんなフレーズが次から次から出てくるものだから、、
「さんざん、誠さんが「レコードの溝を、顕微鏡で見てたようなフレーズ」
(笑・おわっ絶妙な言い回し。それをきちっと拾う誠さんもすごい^^)が、、
あらら、あららって言ってるうちに行列になってやってきて、2時間半経っちゃいました」(爆)
当時、仲が悪いって言われていたけれど、
「ぜっっっっっっっっっったい、
(思わず、息止めてしまいましたから、ワタシ^^;誠さんも、かくってコケてました^^;)
そんなことはない、もしそうだったとしら、あれだけのものが出来る訳がない」
(そのときに、あんなこと、、あんなことっってサトケンさんが言ったので、、
「二回同じ事言ったよね?」
と誠さんが言ったら、、
「・・・それは河村先輩に倣ってですね」^^;と言い訳(笑)。
「ねえねえ、ねえねえ」みたいな^^。
「あ、カースケさ、同じ事二回言うよね、、よく斎藤斎藤って呼ぶよね」、、って誠さんも同意。
ええ、今回は事務所のエライ方もいらしていないとかで、
ナニをやっても言っても怒る人がいないので、
「放し飼い」状態なんだそうで・・・(笑)。もう、好きなようにやってらさるとか^^;;)
とおっしゃいます。
むしろ、周囲の人の話に尾ひれがついていったんじゃなかろうかと、、、
とはいえ、当時ではありえない、、というふうに聞きますけど、
ジャックとジンジャーがハグしてたりとか、、そんなシーンもあったとか。
今回DVDが発売になったことで、
誠さんも改めて発見したこともあったようで。
そのいち ジンジャーがヘッドセットをしている!!
語りのうた「ねずみといのしし」をやってる!!
当時では絶対にありえない、、とのこと。
そのに ベードラのペダル、、でよいですか?
の関係だろうけれど、ズボンの裾をまくりあげている、、まあそれはいいとして。
(しかし、そのままステージ中央に出てきちゃうのはいかがなものか、、
と誠さんはおっさっています^^;)
しかも、ちゃんと黒のソックスに黒の革靴とは!!
踏みづらいでしょうに、、スニーカーとかにすればいいのに、、
あくまでも頑固に黒い革靴なんだよねえ、、
という誠さんに、、
「先輩に意見するようでナンですが、、、」と、サトケンさん。
「不覚ながら、、(その場で見ていて)あれっ!?」と思われたのだそうですが、、
いやいや
「アレ?って思ったオノレが悪い!!!
だいたい、ジンジャーが間違ってるわけがない!!」
(ここで笑いが雑じりつつも会場拍手。)
「だからね、ホントはカースケさんも黒い革靴履いて、裾まくり上げてやんなきゃだめです!!」(キッパリ!!)
それを受けて、、「・・・、オレ、すね毛ないんだよなあ」・・カースケさんっ!ぼやくポイントが違っています^^;
それと同様、昔聴いたクリームで、、「んー、これは??」と思ってしまったとしても、
「・・・そう思ったオノレが悪い。いかんっ!!よくなるまで聴かないと!!」
の意気込みであったそうです、、皆さんそうみたいだね^^。
あ、今も私はそんなとこあるかも^^;
なので、あれが確立されたオーセンティックなスタイルだと^^
だからドラマーはみんな、黒の革靴でズボンの裾めくって・・・ってんなわきゃあない(笑)。
カースケさんが、ドラマガにも書いていらっしゃいましたが、
RAHのライブで使われた、ハイハットとライドシンバルは(現役)当時のものだったのだそうです。
「・・・モノもちいいんだね、アノヒト」・・・カースケさんアノヒト呼ばわりしちゃってます^^;
誠さんも思わず「なんでそんな冷静なんだよ^^;」。
それに、昔っから「オレはジャズだ!」と言っていた方で、、
「65過ぎで未だに、、「ジャズだ」って言ってんだよーあの頑固オヤジは、、カッコいいよねえ」とみんな感心しきり。
(私も見ました^^「オレとジャックはジャズ、エリックはブルースだから、そこらのバンドとは違うんだ」みたいな発言でした、確か)
それとね、誠さんが「泣く話」「泣いた話」があって、、
「今から泣くよー、すごいよー、オイオイ泣きますよ、、」(それはそれはしつこく言いまくられる^^;)
「だからさー、早くー」と、カースケさん、、、
・・・そうやってツッコんでくれるのを、わざわざ待ってたらしいです、、、誠さん。
いつもと逆をやりたかったらしい(笑)。
それは、クロコの時にも誠さんがお話していたのですが、
今回のライブのリユニオンにあたってのリハのお話、、、
(プレイヤーマガジンにも出ています。よかったらバックナンバーを探してみて下さい。)
いかに、このライブに向かう3人の気持ちが、真摯なものであったかがわかるお話なんです。
それを「うまく話せないけど」と、言いながら誠さんがお話をして下さるのですが、、
「60過ぎてのあのパッション、あれは何だろう・・・バタン(本を置く音)・・・おーいおいおいおい(泣)」
話しているその時、「オレやばい、今も泣きそうなんだけど・・・くーーっ」
あくまで冷静なカースケさん「あ、泣いてる泣いてる^^」・・・^^
そんなのだから「仲が悪いわけがない。悪ければあんなふうに出来る訳がない、周囲の人間がいろいろと話に尾ひれをつけたんだろう」
と、サトケンさんがおっしゃるわけなんです。
カースケさんも「愛があるよね」って。
そして、やはりDVDのインタビュー内でクラプトンが話していた、、
「この三人が集まったんだから、これからもどんどんやるよ」
(同時期に活躍したバンドは、メンバーが欠けたりして再結成が殆ど不可能。)
というコトバに、、またもやここで泣きそうな誠さんなのでした。
再びカースケさん「あ、泣いてる泣いてる!」
いや、ホンットに愛してらっしゃるのですね!
なんとなく、コマーシャルベースに乗っかったかに見えるフシもあったけど、
あのヒトは、根っこは変わってないよねって。
でも、それにしても「あんなにギター弾いているクラプトン、久しぶりに見たよね」
とカースケさんおっしゃってました。
「・・・伴奏までやるもんねえ」と誠さん。
今は、ライブツアーでもサポートのギタリストもいるし、唄も唄うので、
クリーム時代に比べれば、圧倒的に「弾いていない」ので、
その点を物足りないとも、勿体無いともいう声はよく聞きますよね。
本日再現するのは、66~68年のあれです。ということ、、
で、
やはりクロコの時も、持参しておられましたが、
カースケさんの思い出のアナログレコード。
(ドラマガにも載っていましたっけ)かの「パーフェクトシリーズ」。
貴重な品ではあるものの、
「・・・ええ、ドラマーは物持ちがイイってことですね」茶化すサトケンさん^^
今回も、みんなしてレコードのつくりそのものにツッコミまくってましたが^^;
その写真の、、、その扱いとか^^;
シリーズ収録のアーティストが、あまりにも広範囲にわたりすぎること^^;
シリーズもネタが尽きたのか「スクリーンミュージック」なんてのまで^^;
挙句の果てには、そのアーティストの大事なプロモーションと思われるスペースに、
広告みたいなのが入ってるとか。
でも、最大に受けまくってたのが、、クレジットかな。
「歌と演奏 クリーム」
凄い時代があったのね^^;
中に使われていた写真の一枚。
サトケンさんによると、「Wheels of fire」(素晴らしき世界)の頃のショットらしく。
その帽子とか、インディアンジュエリーがカッチョよく、、
「アメリカで思わず買いそうになった」
らしいです。
でもね、
「それをしてるのはエリックだから、ジャックじゃないから、やめた」^^;そうな。
・・・・すげえ、ファンの道、貫いてますね!!
サトケンさんは、ジャック本人に実際に会いに行ったこともあるそうです。雑誌の対談で。
うわーー、すごいなあ、、、!!!
で、その時に、
使っていたベースをレコーディングで折ってしまった。
探しているけれど、いいものがない、、と話したときに、
今、みんなヒトに上げてしまったから、同じモノが残念ながら手元にない、、
こういうのがあるが、代わりにどうか、、
といわれたものがあって、「それはイラナイ」と断ったそうなのですが、、
それがなんと、、!!
今回RAHで使われていたベースのうちの一本。
バイオリン型のアレだったのだそうで、、
会場一同大きくどよめく、、
えーーーーーっ!!!
「あーあ、もらっときゃよかったのに」
「・・・人生でそういうこと、何度もあるだろっ」
と、誠さんやカースケさんにさんざんっ言われておられましたが^^;
「いや、そのときに下衆な気持ちを出してもらってたら、
今回のライブで使われることはなかったんだから、、余計なことはしなくてよかったんですよ」
とおっさってました。
更に、せっかく遠くから来てもらったのにプレゼントできるものがない、、
じゃあ、レコードにサインをしよう、といわれ、、
今は亡き、ジミ・ヘンドリックスがジャックにプライベートで贈ったメッセージがあって・・・
それを君に書いてあげようと、おっしゃったのだそうで、
それを紹介して下さったんですね!!
Stay beautiful
Stay yourself
(いつまでも美しく、いつまでもあなたらしく)
という非常に美しくも力強いメッセージ、、
「ききました?、ききました?、きました?、ききました?」4回もサトケンさん問いかけ^^
これをみんなでシェアしましょう、、
「ジミ・ヘン知ってる知ってる!」みたいな^^
ここで、みんなジミと繋がったという、ホントにホントに粋なお話なのでした。素敵でしょ、、
いいなあ、、このコトバ、、私の座右の銘にしようか、、(←勝手にもらお^^;;;。)
この時点で、あと残り5分。
座談会の最後に、「今回こだわったこと」ということで、お話があったのが、
楽器のセッティング位置のこと。
これ、クロコでもお話されていましたが、、、
ドラムが、現在のライブに比べて、(現在は、アンプより後ろにセッティングされている)
ものすごーーく前にセッティングされている、、ということです。
まあ、音響の問題などがあったとしても、、、3人横一線に並んでいるのがスゴクカッコいい^^!!
ベース・ドラム・ギター、3人がイーブン、、
誠さんの言い方をいただくと「誰がえらいじゃなくて、みんなえらい!!」
それでアイコンタクトを取りながら、プレイしていくというスタイルであったと。
今回は、それに倣います^^
カ「じゃ、今度斎藤のライブのとき、オレ前に出ようか?」
マ「(間髪入れず、ソッコーで抗議^^;;)やだやだ、それはやめてっ!うるさくてしょうがない!!」(爆爆爆^^)「、、オレはAORなんだからな。「歌手」だからな」
カ「そか。オレ、バックバンドだし」
「歌と演奏の「演奏」の方ね」とサトケンさん(笑)。
そういえば。
同じタイミングで、ボズ・スキャッグスが訪名されているそうな。(最もこのステージとは関係ない話^^)
それを楽屋で聞いて、なんか皆さんで俄かに盛り上がられたらしく。
「おい、今日の1曲目知ってるかー、We are all aloneだぞ、、嘘です^^;」
「今日はクリームやるぞ、っていいながら1曲めがそれだったら凄いだろうなって・・・くだらないよっ!」・・・誠さん^^;
(それは、ありえナイナイナイナイナイっ^^;、が、この後ライブ中にたびたび登場しちゃうのであります^^;)
てなことをしている間に、時間になりました。
(タイムキーパーは、今回も誠さん~♪)
マ「じゃあ、これから僕ら「クリーム」になってきます。そのための時間を2分下さい。」
サ「カースケさんは、革靴に履き替えてきます」(笑・まだ言うか^^;)。
マ「血も変えてきます」
といって、お三方退場。
すると、上からするするするっと白い幕が下りて来るではないか!!まあ、画期的^^
その後ろで、こそこそっとセットを整えるのですね^^(椅子を片付けるとか。多分。)
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1セット。
幕の向こう側でスタンバイの気配。
1曲目の「Deserted cities of the heart」が始まると、
するするするっと幕が上がります。
おおーーーっ。
誠さんは、、お色直しを済ませていた^^早っ。
(あ、座談会ではですね、、あの去年のAAAでのBohemiansのあのTシャツと同じ絵。
山高帽に、ハートのあのかわいいやつ。あれだったのだ^^♪
あれ、かわいいよねえ、、、すごく。あれに、ニット帽をギュッと被っているのだ^^)
クロコのときの1セットと同じでございます^^
すんごく、かっこええ、、(←よだれを垂らしてはいけません。)
ギター持って構える立ち姿が、、、(←ほらほら、よだれが流れてるぞ。)
勿論ギターは、ギブソンSG。だって、ほら。エリックだから^^
あ、唯一ちゃんと誠さんは革靴でしたから。ジーンズに革靴^^
気合い入りまくり、なりきり^^
覚悟はそれなりにしておりましたが、、ダイレクトに身体に響く響く。
重低音だから、腹に来るものだと思ってたら、、もっと身体の上に来るのですよ、、
肺のあたりが、ほんとにびりびりびりびり言うのです。嘘じゃないよ。
これは、ライブ中続きましたよ。
多分、、座った位置にも関係がありなのかもだけど、
カースケさんの、超キョーリョクなツーバスだとすぐに思い当たりました。
ひえー。クロコの時はあんましそれはなかったんだけど、、ほんとに、、ものすごく響いてるんだから!!
まあ、そうでなくても今回誠さんも予め宣言したとおり、三段積みなのでパワーアップしてることは間違いない。
こういうのを体験出来るのは、ライブに参加したある種の特権だよね。
・・・まあ、かなりカラダはってることになるけどね^^;
前回もすんごくいいなあ、すんごい好きだなあと思ったのでありますが。
「We're going wrong」
今回もまたよかったなあ!!と。
誠さんの唄がとても艶を帯びた感じなのと、そのサウンドと。
何と言っても、カースケさんの渾身のドラムでしょう。
先にまあるいのがついたヤツ(正式な名前のわかる方、教えて下さい。木琴とかマリンバ叩く時のやつみたいなの)
で、まさしく「ドコドコ」と響くのであります。
そのドコドコがすごくいいんだなあ、、、誠さんのギターと絡む感じがすごくいい。
ああいうのを聴いてしまうと、惚れ惚れしてしまうんだなあ、、うっとり(爆音だけど^^)。
しまいには、まあるいのについているカバーが外れるくらいでしたよ。
その2へ続く