ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

「みんなが好きです!」

2005年12月04日 | 2005年ライブ・イベント
12/4 「みんなが好きです!」@東京ドーム
&
12/30 「みんなが好きです」@横浜アリーナ 

by サザンオールスターズ。   

はじめに。

ライブの本筋についてのレポとか記事は、
サザンだけにファンの皆様の「星の数ほどある」と思われるものに譲ります。
たぶんその愛の深さには、かなわないと思うし・・・、
てか、書けませんのでまずは悪しからず^^;;
セットリストについても、公式ページで掲示されるかと思いますので
こちらでは敢えて取り上げません。

ごめんなさい、、、
私の雑感をずらずらっと並べてあるに過ぎません^^;

====

サザンは、99年にアリーナ&ドームツアーを、アルバムひっさげて行なって以来、
新しいアルバムを引っさげてというのは、今世紀初ですね^^
そもそも、私がサザンを「ちゃんと聴く」ようになったタイミングも、

●●周年の記念の年、、でもなく、
デビュー以来からのファンです、、でもない、

非常に不思議な時期から聴いているのですが、

(初めて行った年越しライブは、このツアーのセットと比較しても、
いわゆる、ウラというかウラの裏みたいな、、
ほんと、アルバムを隅々まで念入りに聴いているようなファンは大喜び、、
そうじゃないヒトには、、少しびっくりするか、、みたいなセットだったからね。
「希望の轍」なんて、ありません、、「勝手にシンドバッド」のカゲもカタチもありません(笑)みたいな。
それでも充分面白がってたのだから、私もよくわからんヒトなんでしょう^^;)

ほぼ同じようなタイミングで、
実は誠さんも見るようになっていたのでした。
別にアルバムをさがすーとか、ライブにいくーとか言うのではないけど、
存在をぼちぼちと知りかけていて、、

「この方はどなたなんでしょうか、、?」

と。そんな種まきが同時進行で行なわれていた感じ。

そんな私が久しぶり・・・約1年ぶりにサザン見に行きました。

みんなが炎天下の中、わーー!!っとひたちなか(RIJF)に押しかけてるとき、
あついしー、混むしー、遠いしーとかごねて、行かなかった奴なんです(笑)。
そのくせ、それより暑くて遠いとこに遠征に行ってたりするんだからね(笑)。
あたしって奴は確かにワカランです^^;;
要するに、想いがどっちを向いているかってことらしいですね。

誠さんでは可能な範囲で遠征しておりますが、、
それゆえといってもいいけど、サザンでは地元オンリー。
しかも単日のみの参加でした。
・・・ね、色々都合ってものがあるんです(笑)。

各地で先行して見たお友達も、
何とかネタバレすまい、ネットでも「これはネタバレしてますよ」
ということで、極力その点では配慮していたようなので、すごく助かりました。
まあ、多少知ったとしてもその音とか空気感まではわからないけどね。

最初にみた東京ドームでは、スタンド1階といっても、
わりと上の方にいたので、中二階って感じでしょうか。
でもそれが幸いして、障害になるものがなく、、
どの道遠いので、スクリーンと双眼鏡で見てしました。
幸い、マルチスクリーンで組んで下さっていたのでそちらもばっちり活用!

ステージセットの組み立ては、3日がかりだそうですね。
そのおおっきなステージ、、、というか左右に袖が長いんですね。

幸いにして、一塁側、、向かって右側、、、
つまり、ギターの立つ位置に近いってことで。
遠くてもちょっくら満足してたのでした。

思いのほか、あのメガな会場にして・・・前の方でなんかやってるけど、
置いていかれてるなあ、、という疎外感みたいなのはなかったですね。
あれは不思議だったな~。

あまりコアになり過ぎない昔の曲と、
新しいアルバムやシングルの曲を、わりとさらっと聴かせてくれる印象。
今回の印象はそのセットのバランスがすごくいいって感じがしましたよね。
新しいお客さんにも配慮し、かといって、、昔から応援してくれるファンのことも視野に入っている。
でも、さらっと言ったってそこはサザン。
私の周りのお客さんの盛り上がりったら凄かったですよ。
私と同世代、もしくはそれ以上って方がかなりいたんじゃないかな。
ファン歴=デビューしてからの年数みたいな。

なので、なかなか楽しかったです。
わりとここんとこ聴いていない曲もあったのだけど、
ある程度、すごく聴きこんだ時期もあったものの賜物か。
案外、平気で唄えちゃったりします。
昔の唄でも、今でもまだまだ響く曲が多く、、
一緒に唄いながら、、はっと胸をつかれるコトバに改めて気づいたり、励まされたり。
桑田さんの言語感覚の鋭さとか、センスそのものにも改めて深く感じ入りました。

演奏が始まると、曲のタイトルがスクリーンにテロップで出るので、
その瞬間にうわぁっと湧くんですね。
新しい曲については、歌詞も出る。
今までさすがに、そこまではなかったねえ。

大変申し訳ないと思いつつ、
時々、センターの方を差し置いて、、
自分の見たいとこ(要するに誠さんとこですよ^^;)を
双眼鏡で見ていたり(まさしく定点観測!!)もしました^^;
演奏のときより、MCとかメンバー紹介でだけど^^;

きゃー!!こけたーーー!!
きゃー!!まわったーー!!

たぶん、端から見たら、、、
ただのオバカだったと思うんだけど^^;;;;

大きなスクリーンを頼りに誠さん見てたことも多かったです^^;;
誰を見に来たんじゃいみたいな。

それにしても、誠さんはやはりリードを弾くことが多かったせいか、、
勿論、ここぞの場所では桑田さん自らソロを弾いておられましたが、、
(味のある音色だなあっていつも思う・・・わからない方は「今 僕」をじっくり聴いてみるべし!!)
可能な限り援護射撃をする、とでもいうのかな、、

ギターは「華のある」楽器だと思うのだけど、特にエレキで爆音ってことになると。
でも黒子に徹するところは、徹するところも強く感じました。
そして、その位置取りを実に完璧にされてたと思うのです。
それを感じて、涙出そうでした。

確かインタビューでおっしゃってましたが、
「唄のなかで、どうギターの音色が聴こえるか」みたいなこと、、
それを常に意識している、、というのはこういうことかな、、みたいな。。
自分で唄を唄われることもある、、
という誠さんならではのお仕事ぶりだったのだろう、、、と思うのです。
・・・まあ、私が勝手に思ったんだけど。違ってても仕方ないけど(笑・開き直り)。
そうそう、最近の新曲はともかく、昔の楽曲は徹底して「コピー」されているっていうお話もありました。
・・・その姿に某CMの「全力でサポートします!!」。
そのコトバがぴったりでした。

とにかく、、

メガな規模ではあるけれど、
とても親密でステキなライブだったと思う。
メンバーさんや、誠さん始めサポートの皆さんの笑顔が
なによりもそれを物語ってたよな気がします。
遠目のスクリーン越しの感想だけど^^;;

(・・・なんせ、このワンブロック分くらいの規模でライブを見ることに慣れた人間にとっては、
やっぱ、、、ほおおお!!って思いますって^^)

***

そして、ホール、アリーナ、ドームと回ってきて。
やはり締めはここということになるのでしょう。
横浜アリーナ。

私にしては珍しく、がちっとチケットを押えることが出来。
(FCに入った初年からして、既に自力でゲット出来なかったのです、、
唯一出来たのは3年前のソロ公演のとき。)
なんとか、参加することができました。
徹夜とかしてチケット取れる気力も、そこまでは残っていない^^;

2回めということもあって、展開は大方予想は出来たので
少しは落ち着いて見てたでしょうか?

いいえ(笑)。

実に、サザンのライブに色んな意味で適したサイズであったので、
またまた、面白かったのです。
アリーナ最前、ほぼセンター最後部という非常に面白い場所ということも幸いしたかも。
盛り上がりましたよ。何であんなに騒げるのよ、、ていうくらいに(笑)。
スクリーンの使い方も、同じかな。
久しぶりにおっきなとこで見たけど、、今はこんなふうに出来るのね、、とか。
アンタは浦島太郎かって^^;

目の前にいた、おもちゃのギターをちゃんとストラップ付きで持っていた小さな男の子。
ステージに向かって一生懸命まねっこして、かっこつけて^^ギターを弾いていましたっけ。
がんばれよー、立派なギタリストになってね^^
それとか、小さなキッズたちが通路にはみ出しながら、一生懸命ダンシングもしてました^^
音楽のDNAは着実に引き継がれているのを目の当りにした瞬間。

それからそれから、友達との約束を忠実に守り、、

「サイトーっっ!!」

を、間隙を縫って連呼してまいりました。

(サザンの中心でサイトーを叫ぶキャンペーン敢行^^!!席もホントに真ん中であった^^;)

もう、なんというんでしょうか、、援軍があまりいないときのほうが、燃えてやってるようです。
私の性格なのか、誰かいると「任せたっ」と追っかける方に専念しちゃうのよね、、^^;

しかし、、誠さん、紹介のときに、
満面の笑みで前に進み出ていってわざわざ帽子を取る・・・って^^;

「●ゲー!!」

と言う声がスタンド方面から聴こえたので、きっ!とそっちを睨んでしまった私です^^;

「なにぃー。おいこらぁ!!
もっぺんいってみんかいっ!!
これは剃っとるんじゃあー!」(怒)

もう猛烈に説教しに行きたいくらいでした、、

て、燃えるポイントが間違ってますか^^;

実は、何本ギターを持ち替えておられたのだろうか、、
と、途中まで数えてたのだけど、わかんなくなってしまいました。ああ残念。
勿論、1番の相棒の赤のテレキャスとクリームで活躍したSGと、
ハイドパークフェスでのギブソンのと、、アコースティック(キラーストリートで・・・かな。)と、、
あと、2、3本変えていた気もするんだけど、、?
それから衣装は、ドームのときと同じlove&hatのシャツにスーツ♪
あれ、ほんとにかわいいよねーー^^

遠めでも分かる微妙な動き方とか、、
きゅいーんってキメるとことか、、いちいちあげてたらキリがないですって^^

でも、今回本当に印象的だったのは、
誠さんはじめ、サポートのみんなの「ライブを一丸となって盛り上げていこう」っていう、
がっちりとしたタッグ、心意気と笑顔というのか。
あれを見て、心動かされないわけがないです。
あれだけで、もうライブの大方は私にとってはOKでした。

勿論普段私が見ることが多いライブに比べれば、メガであるし、演出のスケールも違います。
時として、そちらの効果に目がいきがちになり、
1点を集中するのは、とても難しい局面もあるけど、
これは、この場のこの空気を思いっきり楽しんで爆発させる場所、、
そう考える方がいいのかもしれません、、
ていうかそういうことが一年に何回かはあってもいいんじゃないかな。
と、思えた数時間でした。
(・・・ただし。3時間みっちりライブやられますよ、未だに。こっちも体力が必要です^^)

最初の方にも書きましたが、

サザン、桑田さんに出会ったからこそ、
誠さんの存在を知ることが出来た、会うことが出来た。

そういう意味でも、実に実に大事なバンドなのです。

メンバー紹介でも「出会ってから30年にはなる」と言われたほどに、サザンとも縁が深い誠さん。
(というか、サザンファン第一号に限りなく近いのかもね^^)
その絆みたいなものも、強く強く感じさせてくれたライブの時間でした。
きっと、また声がかかれば間違いなく全力でサポートされる誠さんでしょう。
それが誠さんにとって、どんなにか大事な想いでいらっしゃるのか、
ほんの僅かだけど私にも感じとれた気がする、そんな意味でも素敵なツアーでしたよ^^。
たくさんは見られなかったけれど、見られてよかったあ^^って思いました。

ええ、勿論これからのご自身の活動も一生懸命応援させていただきます。
新年の決意表明、、、に強引に変えさせていただきますぞ^^

※こんな風船を拾っちゃいました^^♪

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