パートの仕事帰りに、雨に降られました
職場を出る時、ポツリポツリだったんです
警備さんが、「ここの傘、持って行っていいよ・・・」って言ってくれたんですけど
大した事無いだろうと、甘く見ていたんですネ
その後、ちょっと強めになって・・・・濡れて帰った私です
いつもは、天気予報を見て、傘を準備するんですが・・・・
そう言えば、オリンピック番組をやっていて、いつもの天気予報を見れないんでした
ちょっと前の話しになるんですが、音楽ホールのレクチャー講座+演奏会に行ったんです
そのプログラムに作曲家の紹介文が載っていたんですが・・・・
間違っているんです
私、長いこと印刷会社で働いていたんです
私の、印刷会社最後の仕事は、協力会社への仕事手配と
事故・クレーム対処と事故再発防止の仕事をしていたんです
お客さまの修整指示を入れ、印刷~加工して納入するんです
たま~に、お客さまの修整指示通りでないものが、出版社などに納入されてしまう事があるんです
事故品です・・・もう大変な騒ぎになりまして・・・
どう対処するか・・・
間に合えば、全て作り直して再納入しながら、事故品の回収を行います
全作り直ししている時間が無ければ、
部分的に差し替えするとか、訂正表を挿入する事になったり・・・
印刷会社の中では、事故防止のために、何重ものチェックが入ります
印刷開始時の印刷物をお客さまに提出、チェックをしていただく事もしています
んまぁ~ いずれにせよ、大騒ぎでして・・・
当然、出版社の信用問題になりますし、対応する損金も生じますし・・・
ましてや印刷会社では、大きな大きな損金になるんですヨ
事故品が発生すると、大変な話しなんです
音楽ホール入口でプログラムをもらい、席に座り、目を通したんですが・・・
「あれ!? この紹介文は・・・」って、すぐに判った私です
講座は、作曲家ブラームスのレクチャーと、それに関係する演奏を聴かせるんです
作曲家ブラームスの紹介欄なんです
イラストはブラームスなんですが、
紹介文がブラームスではなく、リストの話しなんです
ちょっとクラシック音楽を聞く人だったら、すぐに判るような簡単な間違いなんです
クラシック初心者の私でも判るような間違いです
そのプログラムが、受講者に配られてしまうなんて・・・
普通ではありえません
音楽ホール主催ですが、どこかの音楽プロダクションが、受注しているんでしょうか?
私の推測なんですが・・・・
以前に使ったレイアウトデータを流用し
テキストデータだけを差し替えて使っているんでしょう
制作や印刷の担当やら何重なるチェックを通過しているんでしょうけど、
印刷直前のデータが、何かのミスで、間違ったテキストデータが入ってしまった・・・
刷り上がった印刷物は、
印刷会社担当~制作プロダクション担当~音楽ホール担当のチェックを
全て、通り抜けてしまい、折加工され・・・開催日当日に、受講者に配布してしまった
この事故品について、講座の終わり近くに、
レクチャーしていた女性講師から、
「間違ってますネ」「リストの紹介ですネ」と、サラァ~・・・っと流されただけでした
あ!!
この音楽ホールって、いつも私が褒(ほ)めている
横浜南西端にある音楽ホールではありませんヨ・・・名誉のために・・・
まぁ~ 私はすぐに間違いに気づいていたから・・・どうでもいいんですけど・・・
家に帰ってその日の夜、
クレーム処理係の責任者だった事を、思い出した私だったんです・・・・・・