横浜公園を抜けてパートに行く私です
その公園横に、中華街の門があるんです
その近くで、妙なものがあるのを見つけました
普段は、こちら側は通らない私ですが、朝散歩のためにちょっと回り道したんです
玄武門(北門)という中華街入口のひとつで、そのすぐ際(きわ)にありました
いわゆる中華飯店や物産店がある中心街までは、ちょっと離れている場所です
狛犬(獅子)だそうで、各門にはそれぞれ異なる狛犬が守っています。台座に龍らしき彫刻、さらに下には何かの顔らしきものが・・・
車道側から見ていたんで判らなかったんですが
歩道側から見ると、中華街の昨今の地図があり、
地図的には、むかしも今も変わっていない・・・という紹介文がありました
ただ、地図のタイトルがよく判りません
「横浜外国人居留地火災保険地図」とあります
「火災保険」って・・・何なんでしょうか?
以前のアップでも触れていますけど、
江戸末期~大正にかけて、横浜には大きな火災がありました
横浜居留地が作られた7年後(1866年)の「豚屋火事」
1923年の関東大震災
古地図に描かれている年号「1895年」(明治28年)は、2つの大火の中頃で
日本国政府による居留地政策が撤廃(1899年)される少し前になります
居留地の復興も既に終わり、かなり賑わっていた頃・・・と、想像できます
その古地図に描かれた建物には、色分けがあります
赤色:石造り
青色:レンガ造り
黄色:漆喰(しっくい)造り
横浜居留地の山下エリア。地図右公園付近は関内エリアの一部になります。ほぼ方眼状に街は作られています(昔も今も)。斜め部分が中華街
(昔の南京町)で、ほぼ東西南北の方位に沿っています。地元人には見づらい地図で、右下方向が北です。写真の狛犬は古地図「1」にあります
そして、延焼防止の広い道路や避難所としての大きな公園を含め、
火事対策がしっかりされていた・・・・と想像できます
そんな意味で「火災保険地図」・・・・と表示された
・・・と言うのが私の推測なんですが・・・・いかがなもんでしょうか?
まぁ、それにしても、街中を歩いてみると、いろいろなものがあるんですネ
勝手な想像をしながら歩くのも、またいいもんです・・・・・