3か月ぶりに中小企業診断士のマスターコース、プロ講師養成講座に出席した。まずこの日は、いつもと場所が違う。晴海だ。高層ビルの間にある区民館が会場。
午前は職場の運営、職場の課題解決等の講義。かなりの資料を戴くが、これは自分の企画する研修に使うことができる。便利で先生に感謝している。午後はムダ、ムラ、ムリのグループ演習。個人ワーク・グループワークは、一枚の絵を見て感想を列記する。杭を打っている一枚のマンガだが、振り上げるハンマーがマンガの主人公ほどの大きさで、しかも飛び上がって打っている。
私らの感想はこうだ。ハンマ―が大きすぎる、飛び上がるほどの力が必要なのは行き過ぎで、安全上は問題、ハンマーの位置が高過ぎて省エネにならない、ヘルメットや軍手などをしていない、そもそもなぜ人力で杭を打つのか、くい打ち機械を使わないのか、杭は正しく打たれているのか、杭の材質はこれでいいのか、杭打ち作業はばらつくから、作業標準が必要ではないか、腰痛にならないか、音が大きくて、苦情が来ないか、作業者は杭打ちの目的を知っているのか・・まあ多くの感想が出て来る。これらが作業改善のタネとなる。いっぱい課題があるもんだ。
最後は、受講生が一人ずつ、自分の作る研修商品の説明。私はアスベスト除去作業の特別教育の内容を説明した。そして今日は知らないキーワードが聞けた。「ペップトーク」。これは、短くモチベーションを上げる言葉を発することだ。スポーツの現場などでよく用いられる。最近聞かれるようになった言葉だ。今日は一つ、新しいキーワードを知りました。